キャリコン学科試験対策問題[キャリコンアレンジ総合2]

キャリアコンサルタント【学科】試験対策ヒント集

明けましておめでどうございます。

エレナです。

2017年、いよいよスタートしましたね!

前回第2回キャリアコンサルタント国家試験」よりエッセンスを、今回は第1回のキャリコン学科試験よりエッセンスを抜き出して問題作成してみました♪

これまで広く浅く取り上げてきたスタイルでしたが、次回より各理論家に焦点をあてた出題もいきますね。

お楽しみに!

キャリコン学科試験対策[総合問題]
エレナです。 いよいよ今週末は、「キャリアコンサルティング技能検定 筆記・論述試験」ですね。 そこで、今回は総合問題にトライです。 試験同様、いろんな分野からランダムに出題しています。 すべて(試験問題)をノックアウ...

キャリコン学科試験 キャリコン試験アレンジ総合2 [問題]

問1:

ホールらが示した「プロティアン・キャリア」の特徴は、キャリアは生涯を通じた経験・スキル・学習・転機・アイデンティティの変化の連続であり、2つの能力を持っているだけで可能である。ひとつは「適応能力」、もうひとつは「アイデンティティ能力」であるとされる。

問2:

シュロスバーグの理論における転機とは、「予測していた転機(Anticipated Transitions)」、「予測していなかった転機(Unanticipated Transitions)」、「期待していたものが起こらなかった転機(Non-Event Transitions)」の3種類である。

問3:

キャリア形成促進助成金の助成対象となる事業主には、一般社団法人、一般財団法人、医療法人、学校法人、社会福祉法人、各種組合などは含まれない。

問4

日本の女性の就業率は「M字型カーブ」状態が今なお続いているが、育児休業制度の利用は拡大しており、出産前に就業していた女性のうち、第1子出産前後で継続して就業している女性の割合は、2015年で60%まで上昇している。

問5:

日本の社会保険制度の「介護保険制度」で受けられる介護保険サービスは、65歳未満の者は受けられない。65歳以上の場合には、原因を問わす要支援・要介護状態となった場合にのみ受けることができる。

問6:

労働基準法では、原則としてすべての事業所に適用されるが、従業員が5人以下の事業所の場合は適用が除外される。

問7:

オペラント条件付けとは道具的条件付けとも呼ばれ、行動を起こしたことにより起こった結果(刺激)に応じて、その自発的行動の頻度が変化する学習の仕組みである。

問8:

アイビーらによって示されたマイクロカウンセリングにおける「積極技法」とは、能動的にかかわりながら相談者の問題解決を促す技法である。技法には、指示・論理的帰結・解釈・自己開示・情報提供・説明が含まれる。

問9:

新ジョブ・カード(平成27年10月以降)は、「生涯を通じたキャリア・カウンセリング」および「職業能力証明」の機能を担うツールである。

問10:

自己理解に関して、スーパーが示した職業適合性(Vocational Fitness)の内容には、能力(Ability)とパーソナリティ(Personality)という2つの側面があり、能力は適正(Aptitude)と技量(Proficiency)で構成されている。

キャリコン学科試験 キャリコン試験アレンジ総合2【解答】

問1:

プロティアン・キャリアの「プロティアン」とは「変幻自在」という意味で、ギリシア神話に出てくるプロティウスという神様に由来しているといわれている。

問2:

エレナのワンポイント解説 !

予期していた異動が予測していたタイミングで起こらなかった場合は、Non-Event Transitionsにあたる。

問3:

×

含まれない。→ 含まれる。

エレナのワンポイント解説 !

ただし、キャリア形成促進助成金の対象となる雇用者とは、原則として、雇用保険被保険者のうち、有期契約労働者・短時間労働者・派遣労働者を除いた者である。

問4:

×

60% → 40%弱

40%弱で長期的にあまり変化していない。

問5:

×

65歳未満の者も対象となる場合がある。

エレナのワンポイント解説 !

65歳以上の第1号被保険者のほかに、第2号被保険者として「40歳から64歳までの医療保険加入者」が介護保険制の対象となる。ただし、要介護・要支援状態が末期がん・関節リウマチ等の加齢に起因する疾病(特定疾病)による場合に限定される。

問6:

×

労働者をひとりでも雇用する場合、すべての事業者に労働基準法は適用される。

エレナのワンポイント解説 !

ただし、同居の親族のみを使用する会社・家事使用人・公務員・船員については例外とされている。

問7:

行動そのものを何かの結果を得るために利用した「道具」と考えることから「道具的条件付け」と呼ばれ、行動主義や行動分析の基礎となっている。

問8:

「積極技法」には、他にも、教示・フィードバック・カウンセラーの発言の要約・焦点のあてかた・対決(矛盾、不一致)も含まれる。

問9:

エレナのワンポイント解説 !

個人の履歴・職業経験の棚卸し・職業生活設計等の情報蓄積・訓練の受講・キャリア選択等の場面での活用から、免許・資格、教育(学習)・訓練歴、職務経験などの情報の蓄積・抽出などによる求職活動の支援に至るまで、「新ジョブ・カード」による幅広い活用が期待されている。

問10:

エレナのワンポイント解説 !

スーパーは「人と職業との関係のふさわしさを規定する条件」として「職業的適合性」という概念を示しその構造を提起した。今日においても自己理解の内容はこれが基本になっており、各項目にそれを調べるテスト・評価の視点・評価法などの手法が開発され現在に至っている。

エレナの編集後記

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2017年、新しい年を迎えてどんな夢や誓いを立てましたか?

最近、世界で注目をあびている「Grit(グリット)=やり抜く力」。

やり抜く力があれば、必ずやどんなことも達成できると信じています。

やり抜くために何が大切でしょう?

日付や数字で達成目標を具体的に見える化と、そのためのタイムマネジメントを、エレナは大切にしています。

みなさんもそれぞれの方法で、しっかりと歩みを進めておられると思います。

でも、一番大切なのは、いかに楽しく取り組めるかですよね!

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