キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

《国家資格第10回》学科試験 過去問解説〔問題1~10〕

 
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藤原あきこ
藤原あきこ
国家資格キャリアコンサルタント。秘書検定準1級。企業の人事で人材育成を担当し、人の成長をサポートすることに大きな魅力を感じる。モットーは、MY造語”日々三転進化”(毎日ほんの1mmでもいいので成長していきたい)【好き】旅行、車の運転、花を愛でる、あとネコや犬など動物大好き!

問題1:能力開発基本調査〔難易度:易〕

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【一言】

頻発の調査関連の1つである「能力開発基本調査」(H29年版P21~24参照)から。消去法でもいいので正答しておきたい設問です。データは古くなるのでトレンドとして掴む程度で。

【解説】

1)しくみを導入している企業は正社員で38.1%、正社員以外は26.6%であり7割には達していない。全体としては企業規模が大きいほど導入割合が高い。2)産業別でみると正社員は金融業、保険業がトップで80.3%。次いで複合サービス事業と続き、正社員以外では複合サービス事業がトップ。4)問題点は正社員、正社員以外ともに「労働者からのキャリアに関する相談件数が少ない」がトップ。

問題2:社会、経済の動向とキャリア形成支援〔難易度:易〕

×

【一言】

常識的な観点から解ける設問です。落とさず正答しましょう。

【解説】

1)職業能力開発促進法においても、労働者自身も自発的にキャリア開発やキャリアデザインに取り組むことを求めている。設問のとおり。  3)「第10次職業能力開発基本計画」(P16)「非正規雇用労働者の職業能力開発」に記載のとおり、非正規雇用労働者に対して企業が主体となった人材育成を促進することは必要とし、キャリアコンサルティングの機会確保、キャリアアップへの支援の在り方は検討を行う。

問題3:キャリアコンサルタントの役割〔難易度:易〕

1つ目 2つ目 3つ目 4つ目
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【一言】

キャリアコンサルタントの役割について、基本的な考え方で解答できますね。○肢は3つ。

【解説】

3)電子メール、SNS、非対面型の相談も対応可。またテクノロジー活用(スカイプやZoomなど)でのコミュニケーションも場合によってはあり得ます。

問題4:キャリアコンサルティングの活用〔難易度:易〕

×

【一言】

キャリアコンサルティングの活用として、積極的に3が誤りだと選択しましょう。「描いていた通りの」のようなワードにも注意して。全体として基本の考え方で判断できますが、木村先生の「キャリアコンサルティング理論と実際」でも確認できます。尚、木村先生の書籍参照ページはページ数の後に4訂版は“P〇〇‐4”、5訂版は“P〇〇-5”と表示しています。

【解説】

1)「キャリアコンサルティングの第1歩は自己理解である」としている。(木村先生著P229-4、P233-5) 3)キャリアコンサルティングを受けることで、異動、昇進、転職が思い描いていた通りになり希望が叶うとは限らない。

問題5:倫理・行動規範〔難易度:易〕

A B C D
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【一言】

頻発のキャリアコンサルタント倫理綱領より。常識的にも判断できるので落とさないように。

【解説】

A) 「人間尊重を基本理念とし、個の尊厳を侵してはならない。(基本的理念 第1条)」とあるが、尊敬の確保は特に不要である。(【類似過去問】第4回問3) B)任務の範囲(倫理綱領第8条(類似過去問】第2回問5、第3回問4・5、第6回問35) C)相談者との関係(倫理綱領第10条2) D)組織との関係(倫理綱領第11条2)「組織の意向を優先」ではなく「相談者の了解のもとに」である。(【類似過去問題】第6回問2)

問題6:キャリア理論横断〔難易度:易〕

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【一言】

横断問題です。2)のホランドが職業興味検査(VPI)の開発を手掛けたことを知っていれば、他の選択肢がわらかなくても正答できました。覚えておきましょう。

【解説】

1)パーソンズは職業指導の創始者と言われ、「特性因子論(マッチング理論)」を提唱。(木村先生著P23-4、P23-5) 「個人(性格)と環境との相互作用」はホランド。  2)(【類似過去問】第7回問9)  3)キャリア・アンカーは職業における自己概念/セルフイメージのことで8つある。(渡辺先生著P118-1、P160-2/【類似過去問】第5回問9) 「データ、アイディア、人間、もの」はプレディガーの「ワークタスク」のこと。  4)「統合的人生設計」はハンセン。(渡辺先生著P164-1、P208-2/【類似過去問】第2回問9、第3回問6、第4回問6、第5回問10) スーパーは自己概念を中心とした発達理論。

問題7:マズローの動機づけ理論〔難易度:易〕

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【一言】

マズローの動機づけ理論は、「欲求階層(段階)説」とも言い、こちらの方が聞き馴染みがあるかもしれません。人間の欲求は低次から①生理的欲求②安全の欲求③所属と愛情の欲求④自尊と承認の欲求⑤自己実現の欲求 となり下位の欲求が満たされてから上位の欲求が発生するとした。(岡田先生著P23~24)

【解説】

2)は【一言】の①~⑤のとおり。(【類似過去問】第8回問8)   3)①~④は欠乏欲求で自分に足らないものを外から補おうとする、⑤は成長欲求で自分のなかにあるものを外に出そうとする欲求。4)【一言】の記述のとおり。

問題8:クランボルツ〔難易度:中〕

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【一言】

クランボルツについて、やや難しい設問。4)のライフテーマがサビカスのキャリア構築理論の要素だと気がつけば正答できますね。

【解説】

1)バンデューラの社会的学習理論を基礎にしてキャリア意思決定に応用。(キャリア意思決定における社会的学習理論)(渡辺先生著P72-1、P130-2/【類似過去問】第6回問11) 2)キャリアの意思決定における社会的学習理論(渡辺先生著P78-1、P136-2) 3)CBIはクランボルツが作成した。(渡辺先生著P89-1、P148-2) 4)「ライフテーマ」はサビカスのキャリア構築理論の主要概念の1つ。(渡辺先生著P192-1、P104-2/【類似過去問】第4回問10)

問題9:シャイン/キャリア・アンカー〔難易度:易〕

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【一言】

キャリア・アンカーの問いで、問6の第3肢に続いての出題。

【解説】

1)キャリア・アンカーは例えば「~が得意である」「~によって動機づけられる」「仕事を進める上で何に価値を置いているか」など職務遂行にあたっての自分自身の認識のこと。キャリア初期ではこれらを知ることは未だ難しいと思われる。(渡辺先生著P117-1、P159-2) 2)キャリア・アンカーは「個人の自己像の中心を示すもの」とも言われ「最も放棄したがらない欲求、価値観、能力(才能)など」のこと。(木村先生著P66-4、P66-5/【類似過去問】第2回問8) 3)(【類似過去問】第5回問40、第9回問8) 4)キャリア・アンカーは8つ。(渡辺先生著P118-1、P160-2/【類似過去問】第5回問9、第6回問38、第10回問6)

問題10:スーパー〔難易度:易〕

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【一言】

スーパーのキャリア発達の段階。他の理論家の発達段階と迷わないように。

【解説】

1)設問はエリクソンの個体発達分化。8段階に分けて発達課題を説明している。(漸成的発達理論)(岡田先生著P80) 2)(【類似過去問】第6回問7) 3)スーパーの発達段階とは関係はない。 4)シャインのキャリア・サイクルの各段階である。(木村先生著P64~65-4、P64~65-5)

問題1~10ネットで確認できる参考資料

平成29年版能力開発基本調査(資料CHECK優先度:高/ボリューム中)

第10次職業能力開発基本計画(資料CHECK優先度:高/ボリューム中)

キャリアコンサルタント倫理綱領(資料CHECK優先度:高/ボリューム少)

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