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《国家資格第10回》キャリアコンサルタント 学科試験の振り返り

 
  2019/01/11
 
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藤原あきこ
国家資格キャリアコンサルタント。秘書検定準1級。企業の人事で人材育成を担当し、人の成長をサポートすることに大きな魅力を感じる。モットーは、MY造語”日々三転進化”(毎日ほんの1mmでもいいので成長していきたい)【好き】旅行、車の運転、花を愛でる、あとネコや犬など動物大好き!

第10回 キャリコン学科試験 難易度について

受験生のみなさま、国家資格キャリアコンサルタント第10回学科試験、たいへんお疲れ様でした。

ドキドキの1月8日の合格発表が終わり、郵送の結果通知がお手元に届いたと思います。

TADAJUKUでも嬉しいお知らせが続々届きうれしい限りです!

次回のリベンジ組、諦めずに頑張りましょう!このサイトでヒントをいっぱい掴んで欲しいですし、TADAJUKUではチャレンジする人を応援し続けていますので。

さて、第10回の解説に入りたいと思います。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが前回の第9回は第4回に続き難易度が高くて。

個人的には第9回受験生は気の毒だったなと思っています。

少し気になってはいましたが、今回の難易度はこれまでの平均的なところに戻っていて、いつものようにふたりに1人は大丈夫ではないかと予想しています。

各問題を独自で3段階「易・中・難」に分けてみると、易は32問、中が15問、難が3問。

折に触れお話ししていますが、難易度”易”は確実に正答を取って、残りの問題で合格ラインの35問までどう正答を積み重ねるか?でいくと、今回はあと数問を何とかすれば合格ラインに到達できる状況でした。

〔第10回 難易度別の問題数〕

第10回 32問 15問 3問

※難易度は独自判断

第10回 キャリコン学科試験 難易度分析

次は、難易度の”中&難”の出題範囲について。

分析すると次のようになりました。

出題範囲 難易度”中” 難易度”難”
キャリアに関する理論 2問 0問
個人の特性の知識 0問 1問
カウンセリングの技能・知識 2問 0問
労働関係法令及び社会保障制度の知識 2問 0問
職業能力の開発の知識 3問 0問
労働市場の知識 3問 1問
学校教育制度及びキャリア教育の知識 0問 1問
自己理解の支援 1問 0問
仕事理解の支援 1問 0問
メンタルヘルスの知識 1問 0問
合計 15問 3問

受験生が苦手意識を持っている理論関係や法令、調査結果に関しての設問は難易度が高くなる傾向ですね。

でも、ここは何とか乗り切ってほしいところ。

TADAJUKUでは合格をサポートする、さまざまな学科試験対策を取り揃えています。

まずは、「キャリア&カウンセリング理論家などの重要テキスト」で繰り返し読み込みをしましょう!

また同サイトに載っている解説付きの過去問を繰返し解くことで、知識量はかなり増えます。

最初に、徹底した過去問対策をこちらのサイトでしてくださいね。

無料でご覧いただけますので、どんどんと活用してください。

第10回キャリコン学科試験 難易度”中”&”難”のポイント解説

では、難易度の高かった設問をどう攻略していくのかを解説していきます。

ネットでチェックしてほしい資料やその優先度、また過去に出た類似設問を紹介していますので参考にしてくださいね。

<問題11 難易度:中>

毎回、6問目からの7、8問は「キャリアに関する理論」が出題されています。

なかでも発達課題や理論家・理論の横断問題は、それぞれの特徴や考え方が整理できていないと難しいと思います。

ただ、4肢のうちポイントとなるキーワードを知っていると解答がスムーズにいく場合があります。

たとえばこの設問は、1肢目のレビンソンについて「中年期への移行期が人生半ばの過渡期」と分かっていれば、他の設問に自信がなくてもすんなりと1肢目を〇肢と選ぶことができます。

第9回の振り返り問題10でも同じようなことをお話ししましたが、過去問題でのレビンソンの過渡期(トランジション)は、「人生半ばの過渡期」に加え「成人への過渡期」「老年への過渡期」が取り上げられています

しっかりと押さえておきたいポイントですね。

中年期の発達課題

【類似過去問】

第9回問11

<問題14 難易度:難>

平成29年度版働く女性の実情からの出題。

数字面の出題であり、頻発ではない「働く女性の実情」のような調査問題は難易度が上がります。

なので対策を打ちにくいということもあり、個人的には捨て問と思っています。

ただ今回の設問のなかで押さえておきたいのは「男女間賃金格差」が男性を100とした場合、女性は73.4で過去最小だったということ。

ここはサクッと覚えてしまいましょう。

参考資料

平成29年版 働く女性の実情(Ⅰ 働く女性の状況 第1章)*P28参照 (資料CHECK優先度:低/ボリューム:中)

<問題17 難易度:中>

「第10次職業能力開発基本計画」の今後の方向性についての設問。

第10次は2016年~5年間の取組み。

5年ごとに職業能力開発に関しての基本計画として策定することが、職業能力開発促進法で定められています。

そして今回の出題は「第3部 職業能力開発の方向性」の4つの見出しがそのまま設問に。

TADAJUKUが出していた第10回の出題予想に「第10次職業能力開発基本計画」が、そして第10回対策の模擬試験にほぼ同じ問いを出題していました!

尚、厚生労働省の報道発表資料ページには「第10次職業能力開発基本計画のポイント」として今回出題された「職業能力開発の今後の方向性」が掲載されています。

まず、こういうまとめ的な文章などがあれば、先にチェックしておくとボリューム的にも時間的にも楽なのでおススメです。

国策・調査・分析の勉強方法

大量の資料を読む前に、

  • リリース資料などに「ポイント」が掲載されていればまずはそれを読む
  • 本編の資料以外に「骨子」「概要」の資料があればそれからチェックする
参考資料

第10次職業能力開発基本計画*P8~10参照 (資料CHECK優先度:高/ボリューム:中)

第10次職業能力開発基本計画

【類似過去問】

第8回問2

<問題18 難易度:中>

ハロートレーニングは、

  • 主に雇用保険を受給している求職者対象の「公共職業訓練(離職者訓練)」
  • 主に雇用保険を受給できない求職者対象の「求職支援訓練」

再就職の実現に向けて知識や技能を学ぶ為の訓練になります。

再就職の支援としてハロートレーニングの公共職業訓練や求職者支援訓練は無料

ただし、在職者や学卒者向けの訓練は有料になりますので迷わないようにしましょう。

<問題24 難易度:中>

頻発の労働経済の分析から。

年1回のペースで分析結果が出ます。

なのでデータは古くなるのでトレンドとして掴む程度で。

毎年、第Ⅱ部のテーマが変わり平成29年度は「イノベーションの促進とワーク・ライフ・バランスの実現に向けた課題」です。

第9回はこのテーマの前半「イノベーションの促進」について出題されていたので、第10回は後半部分の「ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた課題」を出題予想。

見事に的中でした。

勉強方法は問題17と同じで、労働経済の分析は要約版で35ページほどの資料が出ています。

本編は200ページ超ですからまずは要約版を見ることをおススメします。

実際の設問では要約版に記載がある内容から2肢が判断できたので、残り2肢どちらかが正答となり要約版を見ていれば5割まで正答確率をあげることができました。

参考資料

平成29年度版 労働経済の分析(要約版)(資料CHECK優先度:高/ボリューム:中)

平成29年度版 労働経済の分析(資料CHECK優先度:高/ボリューム:多)

<問題25 難易度:中>

労働基準法は100を超える条からなる法律です。

勉強方法としては過去にでた内容をしっかりと覚えておくことで乗り切りましょう。

労働時間、休憩時間、休日、割増賃金、産前産後休業などは覚えておきたいところです。

あとは今回の設問では「すべての有期労働契約は・・・・」のようなワードがあれば、一度疑ってみることも忘れないように。

参考サイト

労働基準法

<問題27 難易度:中>

健康保険に関する問題は、しっかりと出題されたのははじめて。

まず「健康保険」と設問を読んで勉強していない・・・と思っても焦らず設問をしっかり読めば正答できる場合もあります。

今回の設問では1~3肢の「資格喪失」「高額療養費制度」「傷病手当」について自信がなくても、4肢目の「負担割合が一律3割」は誤りというのが分かっていれば正答できました。

自分と家族の負担割合を思い出した人もいたかもしれませんね。

それでOKだと思います。

こんな感じで仮に知識が薄くても正答できる場合があります

落ち着いて設問を読んで正答を積み重ねることが大事なので焦らず諦めずです。

健康保険は全国健康保険協会のHP「協会けんぽ」が分かりやすくておススメです。

参考サイト

協会けんぽ

<問題36 難易度:難>

「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」から。

この資料からははじめての出題で、個人的には捨て問でいいと思っています。

毎回、学校教育制度やキャリア教育は2問出題されていて難問が多い傾向。

この答申の本編は200ページを超えますので読み込む必要はなく、出題された内容をまずは押さえておくことで良しとしましょう。

尚、概要版もあり問題36についてはこちらでも確認できるのでURLを参照できるようにしておきますね。

幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)(資料CHECK優先度:低/ボリューム:多)

幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)【概要】*P6参照(資料CHECK優先度:低/ボリューム中)

<問題46 難易度:中>

職業情報の分析方法について。

久しぶりの出題だったことと、「職務分析」「職務調査」「職業調査」「企業分析」とよく似た単語が並ぶのでややこしいと思います。

木村先生の「キャリアコンサルティング理論と実際」が手元にあれば、参照すると分かりやすいですね。(4訂版はP102・P109、5訂はP103・P108を参照)

出題頻度は低いですが、本設問と過去の類似問題については覚えるようにしましょう。

職業情報の分析

【類似過去問】

第4回問44

<問題15 難易度:易>

難易度は易ですが、番外編として。

設問は「リハビリテーションカウンセリングの理念」に関すること。

第8回から連続して今回まで3回出題されています。

内容は、過去に出題されたものを含めて常識や支援の基本姿勢にもとづけば解けるもの。

第10回では「障害者自身が主体的に」「自らが主張」というように、「主体的」や「主張」がキーワードに。

リハビリテーションカウンセリングの定義
「リハビリテーションカウンセリングとは、身体障害、知的障害、発達障害、認知障害、情緒障害のある人の個人的な目標や、職業及び自立生活における目標を、最も統合化された場で達成するために体系化された支援過程のことである。このカウンセリング過程とは、本人自身による権利擁護の促進や、心理学的・職業的・行動学的な介入を通じて、コミュニケーション、目標設定、望ましい発達や変化を促すものである。」
(2003年Commission for Rehailitation Counselor Certification 全米リハビリテーションカウンセラー認定委員会による定義:八重田訳2008.05.31)

引用:リハビリテーションカウンセリング研究会

今後、毎回出題になるとは思いにくいのですが、1度上記の定義やサイトに目を通しておくと安心ですね。

キャリコン学科試験 頻発ポイント、出題傾向と第11回出題予想は?

なんとか正答を1問でも積み上げるためにも、理論家に紐づく問題、法制度や調査・分析結果などは効率的に勉強をしていきたいですよね。

また、ある程度範囲を絞れるなら、精神的にも少しラクになりますし勉強も取組みやすくなると思います。

この観点から、過去問分析をした結果の頻発論点と、第11回の出題予想をお伝えしますね。

「キャリアに関する理論」や「カウンセリングに関する理論」の頻発ポイントや出題傾向

過去10回ぶんの問題を分析してみると、傾向が見えてくるような気がしています。

作問者とすれば、ある程度のサイクルで同じような設問をちょっと変更して使うのはあり得ることなので。

実際、過去に出た設問と全く同じ、またかなり似た設問がちらほら出ています。

ではまず、理論系の頻発の順位から。

カウント方法:ひとつの設問について4肢ともすべて同じ理論家の設問は”1問カウント”、ひとつの設問について4肢のうち1肢だけ出題の場合は”0.25問カウント”としています
理論系ベスト3

キャリアに関する理論(毎回7~8問出題)

1.スーパー   : 9.5問

1.シャイン   : 9.5問

3.シュロスバーグ: 8.25問

カウンセリングに関する理論(毎回2問程度出題)

1.ロジャーズ: 6.0問

2.國分康孝 : 3.5問

3.フロイト : 3.0問

前回と同じ顔触れで、順位がスーパーとシャインが同位になったくらいで変わり映えはしていません。

キャリアに関する理論は、「スーパー」「シャイン」「シュロスバーグ」はほぼ毎回出ていますので超重要。

次にカウンセリングに関する理論は出題数が少ないので毎回必ず出題される論点はありませんが、「ロジャーズ」は要チェックです。

施策や調査・分析、法律などの頻発ポイントや出題傾向

ほぼ毎回出題されている、頻発ベスト3は次のとおり。

これらも、必ず出題されていますのでしっかりと勉強しておきましょう。

尚、次回第11回のタイミングは「能力開発基本調査」や「労働経済の分析」は未だ平成29年度版の出題が予想されます。

そういう意味では、第9回、第10回で出題された平成29年度版「能力開発基本調査」や「労働経済の分析」については、トレンドを掴むことを含めて復習しましょう。

1位  平成29年度能力開発基本調査(資料CHECK優先度:高/ボリューム中)12.25問

1位 ジョブカード関連12.25問

3位  キャリアコンサルタント倫理綱領(資料CHECK優先度:高/ボリューム中)11.75問

3位  平成29年度版 労働経済の分析(要約版)(資料CHECK優先度:高/ボリューム:中)11.75問

   平成29年度版 労働経済の分析(資料CHECK優先度:高/ボリューム:多)

勉強方法のポイント
  • 「能力開発基本調査」は表紙ぺージ下半分の「調査結果のポイント」をまず読む。
  • 「労働経済の分析」は要約版(35ページ)で概要を掴む

資料全部を読もうと思うと時間ばかりがかかって、記憶に残らないものです。

時短の勉強方法は、ポイントや要約を読んで内容をざっと理解!です。

時間に余裕があれば本編を読む感じで。

国家資格 キャリアコンサルタント 第11回出題予想

頻発ものはレギュラーとして押さえることを前提に、他の理論家や国の資料について今までの傾向を踏まえて第11回の出題予想を。

その前に、前回の予想結果はどうだったのか?

超頻発以外の論点を予想したんですがこんな感じで結構当たっていました(^.^)

加えてTADAJUKUの模擬試験で出題したのと合わせるとこんな感じ。

<第10回出題的中(超頻発以外)>

・理論家丸ごと1問として「ジェラット」

・理論家1肢のみ「パーソンズ」

・平成29年度版労働経済の分析の”ワーク・ライフ・バランス”(講座でお伝え)

・第10次職業能力開発基本計画

<第10回向け 模擬試験で出題>

・アイビイ

・ジョブカード(設問が類似)

・第10次職業能力開発基本計画(設問が類似)

・人事考課

これらと合わせて、超頻発の論点をケアできていれば、解答がある程度スムーズに進みラクに取組めたのではないかなと思っています。

では第11回の予想を。まずは理論家関係。

  • ロー(第9回から注目しています)
  • バンデューラ
  • ハンセン

が、そろそろ1問丸ごと出題されてもいいタイミング。

出題予想として挙げておきます!

次に国の施策については「働き方改革」。

これは前回10回の時に「第10次職業能力開発基本計画」とともに予想していたテーマになります。

引き続き旬なので注目したいですね。

働き方改革実行計画(資料CHECK優先度:高/ボリューム中) 

最後に、メンタルヘルス関係では最近ご無沙汰の次の資料は一読と過去問などでポイントを押さえましょう。

心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き

(資料CHECK優先度:中/ボリューム中)

⇒過去出題は、第3回問50、第5回問50、第6回問50

第10回キャリアコンサルタント学科試験振り返りまとめ

第10回の振り返りと、第11回に向けた勉強方法、頻発論点、第11回出題予測などをお伝えしました。

出題範囲が広くて勉強もなかなか手につかない・・・

勉強方法がいまひとつ分からない。

過去問を解いてるけどどうしても合格が遠い・・・

思いあたる方はこちらの記事からも勉強方法を確認してくださいね。

あとは、勉強時間を上手に作りましょう。

通勤時間や、お昼休憩時間などはもちろん、私はバスタイムも使って覚えていました。

スキマ時間の活用と集中して取組むこと、そして正しい勉強方法で必ず合格できます!

TADAJUKUでは受験生の皆さんを、キャリコン学科試験対策研究室(本サイト)にてサポートしています!

無料なのでドンドンと活用して頑張ってくださいね!

最後にスキマ時間にサクッと見れるアメブロのワンポイントも更新中!

合わせてどうぞ。

 キャリコン合格対策講座&キャリコンで食べていく方法!

みなさんの合格を心より応援し祈っています。

頑張って(^^)/

⇒⇒第10回解説目次ページはこちら

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