キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

《国家資格第11回》学科試験 過去問解説〔問題21~30〕

TADAJUKU
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
TADAJUKU
TADAJUKU

問題21 難易度:難

×

【一言】

続いて初見の論点、「雇用調整」「雇用調整助成金」について。こちらも個人的には捨て問です。

【解説】

1)「雇用調整助成金」は設問のような状況の際、雇用する労働者の雇用維持を図る事業主に対して助成するもの。(雇用調整助成金P1 厚生労働省) 2)設問のとおり。所定労働日の全一日にわたって実施され、教育訓練の内容が職業に関する知識・技能・技術の習得や向上を目的とするもので、当該受講日において業務(本助成金の対象となる教育訓練を除く)に就かないものである。(雇用調整助成金 厚生労働省HP) 3)1年の期間内に実施した一時的な雇用調整(休業・教育訓練・出向)が支給対象となる。(雇用調整助成金 厚生労働省HP) 4)受給要件として、過去に雇用調整助成金の支給を受けたことがある事業主が新たに対象期間を設定する場合、直前の対象期間の満了の日の翌日から起算して1年を超えていること。(雇用調整助成金 厚生労働省HP)

問題22 難易度:中

×

【一言】

統計資料で細かい数字を問われると難易度が上がりますね。迷ってしまい2を選ぶのは難しいと思います。

【解説】

1)新規求人数は全体的に増加。「医療、福祉」「宿泊業、飲食サービス業」は伸びが大きい。(H29労働経済の分析P24) 2)一般職業紹介状況(平成30年9月分)によると、富山県、福井県、岐阜県は有効求人倍率(就業地別・季節調整値)2倍を超えている。東京都は1.61倍。(一般職業紹介状況(平成30年9月分)P10) 3)設問のとおり1倍を超え続け、正社員の有効求人倍率(季節調整値)は4月は1.48倍、9月は1.53倍でこの間を推移している。 (一般職業紹介状況(パート除く)) 4)新規求職申込件数は減少傾向で推移している。(H29労働経済の分析P22)

問題23 難易度:中

× × ×

【一言】

用語の問題ですが捻った問題もありこちらも難しいですね。消去法でなんとかアプローチを。

【解説】

1)完全失業率は労働力人口(15歳以上の人口のうち「就業者」と「完全失業者」を合わせたもの)に占める、完全失業者の割合。(用語の解説 総務省統計局) 2)有効求人倍率とは、公共職業安定所で取り扱う求職者数に対する求人数の割合のこと。(総務省統計局) 3)設問のとおり「新規求人数」は先行系列に採用されている。(景気動向指数の利用の手引き 内閣府) 4)アルバイトをしている学生も労働力人口に含まれる。(用語の解説 総務省統計局)

【類似過去問】第1回問20、第8回問23

問題24 難易度:中

×

【一言】

1)2)は切れると思うのであとは消去法で正答をとりたいですね。

【解説】

1)男女の賃金格差は男性を100とした場合、過去最小の73.4。(H29賃金構造基本統計調査 報道発表資料) 2)雇用形態別でみて、正社員・正職員以外は男女とも年齢階級が高くなっても賃金の上昇があまり見られない。(雇用形態別) 3)短時間労働者の賃金は男女とも1,000円を超え、過去最高。(H29賃金構造基本統計調査 報道発表資料) 4)男性は、大企業 383,300 円(前年比0.4%減)、中企業318,300 円(同0.6%減)、小企業293,600 円(同0.9%増)、女性は大企業270,800 円(同0.8増)、中企業241,400 円(同0.4%減)、小企業223,000 円(同1.8%増)。男性は小企業だけが増加、女性は大企業と小企業において増加している。(企業規模別1ページ目)

問題25 難易度:難

× × ×

【一言】

賃金に関する問いですが、感覚的に1を〇肢と選びたいですね。

【解説】

1)設問のとおり。原則は通貨(現金)で直接労働者本人に支払わなければならないが、労働組合か労働者の過半数を代表する者と書面で協定を結び、個々の労働者との同意を得れば給料の銀行振込は可能。(賃金関係 厚生労働省HP) 2)原則は通貨であるが、法令若しくは労働協約に別段の定めがある場合などであれば、通貨以外のもので支払いも可能。(労働基準法 第二十四条) 3)未成年者は、独立して賃金を請求することができる。親権者又は後見人は、未成年者の賃金を代わって受け取ってはならない。(労働基準法 第五十九条) 4)労働組合との書面による協定がある場合においては、賃金の一部を控除して支払うことができる。(労働基準法 第二十四条)

問題26 難易度:中

×

【一言】

働き方改革の関連で2019年4月1日より年5日の年次有給休暇を労働者に取得させることが使用者の義務になりました。本設問の解き方のヒントにもなる「年5日の年次有給休暇の確実な取得/わかりやすい解説」の参照ページを掲載しています。

【解説】

1)所定労働日数が少ないパートタイマーも6カ月勤務後には所定労働日数に応じて年次有給休暇が比例付与される。(P3) 2)労使協定のもと、計画的に取得日を定めて年次有給休暇を与えることは可能。(計画年休)ただし、労働者が自ら請求・取得できる年次有給休暇を最低5日残す必要がある。(P4) 3)残日数に応じて調整的に手当てを支払うことは、必ずしも禁止されていない。 4)有効期間は付与された日から2年間。(労働基準法 時効 百十五条)

問題27 難易度:易

A B C D
× ×

【一言】

労働関係法令の基本の問いです。しっかりと正答をとりましょう。(正答は1)

【解説】

A)労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。(男女雇用機会均等法 性別を理由とする差別の禁止 第五条) B)育児休業期間中に支給される「育児休業給付金」は雇用保険から支給される。(育児休業給付金 ハローワークインターネットサービス)(【類似過去問】第4回問26) C)民間企業の法定雇用率は2.2%。(障害者雇用率制度 厚生労働省HP) (【類似過去問】第1回問22) D)特別加入制度にて中小事業主等・一人親方等・特定作業従事者・海外派遣者は加入できる。(特別加入制度  厚生労働省HP)

問題28 難易度:易

× × ×

【一言】

こちらも基礎的な問題ですね。消去法でもいいので確実に正答をとりましょう。

【解説】

1)グループ・アプローチは教育、医療福祉、地域、産業など広い分野で使われている。(木村先著P318-4、P312-5) 2)構成的グループ・エンカウンターは國分康孝が創始し発展させた。(木村先著P318-4、P312-5) 3)ソーシャルスキル・トレーニングは学習理論に基づく認知行動療法の1つ。 JILPT資料P132 (職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献) 4)グループ・アプローチは、各自の問題解決に資することを目的にするグループ活動である。(木村先生著P316-4、P310-5)

問題29 難易度:易

× × ×

【一言】

過去にも出題されている論点。限定ワード「どのような~であっても」には留意して。

【解説】

1)応募書類は本人が記入する。 2)適切に相手にアピールするような履歴書を、正確、丁寧かつ積極的、個性的に書けるように。(木村先生著P247-4、P248-5) 3)「どのような相談者であっても」は相応しくない。逆編年型は逆時系列で書くこと。直近の職務経歴をアピールする場合に使う。4)職務と関連する地域活動、余暇活動、趣味とも書く。(木村先生著P248-4、P250-5)

問題30 難易度:易

× × ×

【一言】

戸惑うかもしれませんが落ち着いて読めば正答に近づけますね。消去法で2を選べたと思います。

【解説】

1)「協働」の漢字をみて役割分担するのではないと判断したいですね。2)異なる分野の専門家への照会のことを「コンサルテーション」という。設問のとおり。 3)リファーは適切な専門的の機関や専門家を紹介すること。医師(特に精神科医)に紹介するだけではない。 4)インテーク面談は初回面談のことで、信頼関係づくりを主に行う。必要な検査を主に行うことではない。

問題21~30ネットで確認できる参考資料

 平成29年労働経済の分析(資料CHECK優先度:高/ボリューム多)

 平成29年賃金構造基本統計調査 (報道発表資料)(資料CHECK優先度:中/ボリューム少)

 平成29年賃金構造基本統計調査 (概況)(資料CHECK優先度:中/ボリューム中)

 JILPT資料(職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献)(資料CHECK優先度:中/ボリューム多)

労働基準法

男女雇用機会均等法

ハローワーク・インターネットサービス

ジョブ・カード制度総合サイト

>>問題31~40へ

⇒⇒第11回解説目次ページはこちら

キャリコン、技能士2級、産カラ試験対策
「傾聴の部屋&キャリコンで食べる方法」
無料ですべてご提供!

「傾聴の部屋」各種試験の面接(ロープレ)対策のヒント

絶対に押さえないといけない「傾聴力」。特別限定無料サイトにて、基本中の基本を徹底的にお伝えしています!必ず確認してくださいね。

「キャリコンで食べていく方法!」(無料メルマガ7通)

「傾聴の部屋」とは別に『対人支援のスペシャリスト』になるための本質やコツ、資格活用法について7通かけてヒントをお伝えしています!

その他お役立ち情報を無料メルマガで提供!

最新の労働市場、法律、統計、白書など不定期にお届けします!

この記事を書いている人 - WRITER -
TADAJUKU
TADAJUKU

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です