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《国家資格第14回》学科試験 過去問解説〔問題41~50〕

 
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(株)TADAJUKU
(株)TADAJUKU代表。キャリアコンサルタント&心理カウンセラー。キャリコン試験対策全般、スーパービジョン、起業支援。著書4冊。奈良県出身、大阪府在住【好き】ブログ、読書、猫、散歩、カフェなど^^

問題41 難易度:易

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頻出システマティック・アプローチ(木村先生の著書)からの出題。速攻で選択肢1が×肢と判断できる。過去問は必ずすべてチェックしておくこと。

1)目標は、ある程度実現できる可能性があるものを設定するのがよい。あまりにも高い理想を掲げてしまうとモチベーションの持続が難しくなる傾向がある。
2)設問のとおり。目標設定のステップの中で、カウンセラーは、自分がこのクライエントを援助できるかどうか、自分の経験や技量は十分か、自問しなければならない。
3)設問のとおり。目標達成に向けて行動する時にはメリット、デメリットが存在する。両側面を把握理解したうえで、クライエントが目標の達成をどれくらい望んでいるのか意思を確認する。
4)設問のとおり。必要に応じて、目標達成のための契約(いわゆる行動契約)を結ぶ。
【類似過去問】第2回問26、第3回問26-4と43、第6回問44、第7回問42、第8回問35と39、第10回問42、第11回問40と42、第12回問34と41、第13回問41

問題42 難易度:易

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対人支援の基本的態度や自己理解の必要性を理解していれば、容易に正解できる。

1)自己理解の第一歩は、まずは現在の自分をありのまま捉えることが大切。いきなり、自分の欠点、短所に注目して反省を促してしまうと、自己理解に繋がらない。よって誤り。
2)設問のとおり。自己理解の支援については、決して支援者側が押し付けることをせずに、相談者自身が自律的、客観的に自己理解を深められるサポートをすることが大切。
3)他者評価を気にし過ぎることはよくないが、他者から見えている自分を知ることは、自己理解を深めることに繋がる。よって誤り。
4)ジョブ・カードは、キャリアコンサルティング等の支援の前提となる個人の履歴や、支援を通じた職業経験の棚卸し、職業生活設計等の情報を蓄積し、訓練の受講、キャリア選択等の生涯のキャリア形成の場面において活用する「生涯を通じたキャリア・プランニング」のツールとして活用することができる。自己理解の促進のためには、ジョブ・カードよりも、履歴書の方が効果的であるとは言えない。よって誤り。

問題43 難易度:中

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アセスメントツールの中でも頻出の厚生労働省編一般職業適性検査(GATB)から、第13回に引き続き大問で出題。過去問を中心としつつも、【労働政策研究・研修機構】【雇用問題研究会】この2つをざっとチェックすることもおススメ。なお、本問はやや変化球的な出題である。

1)GATBは、適性のうち「能力に関する特徴」を把握可能。なお、9種の適性能とは、「知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ」を測定できる。これらの内容を、知能、情動、価値観の3つに大別することには無理がある。よって誤り。
2)設問のとおり。1つひとつの検査結果を標準的な数値に換算して、適性能を把握する。
3)設問のとおり。回答後直ちに採点盤、換算表を用いて手作業で採点・整理し、結果を得ることもできますが、便利なコンピュータによる判定処理サービスもある。
4)設問のとおり。対象年齢は、中学生~成人(45歳程度)。学歴は関係ない。
【類似過去問】第2回問37-2、第3回問39-1、第5回問41-4、第6回問39-1、第7回問41-4、第8回問41-1,2、問45-4、第9回問44-3、第10回問44-3、第13回問43

問題44 難易度:易

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VRTカードOHBYカードの基本的な設問で、労働政策研究・研修機構の文章がそのまま引用されています。カードの枚数や概要などは覚えておきましょう。

1)VRTカードは、中学生、高校生、大学生、成人などを対象としている。(工夫次第では小学生にも利用できなくはない)よって誤り。
2)VRTカードは、職業レディネステスト(VRT)の職業志向性を54枚のカードにしたカード版。職業興味や自信の程度をカード分類で測定する。再就職後のライフ・プランを具体化するためのカードゲームではない。
よって誤り。
【VRTカード類似過去問】第3回問41-1、第6回問42-3,4、第7回問41-1、第9回問41-1、第12回問46-3,4
3)OHBYカードは表面に絵と写真、裏面に文字情報等の詳しい情報が掲載。よって誤り。
4)設問のとおり。OHBYカードを使って作業を行う中で、自分の興味や関心を知り、同時に、知っておくべき必要最小限の職業情報も得ることができる。
【OHBYカード類似過去問】第3回問41-2、第5回問46-3、第6回問42-1,2、第7回問41-3、第9回問41-2、第11回問45-2、第12回問46-1,2、第13回問42-2

問題45 難易度:易

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職業についての情報分析手法である、「職務分析」「職務調査」「職業調査」「企業分析」の意味を問う問題。頻出ではないが、過去問をやっていれば正解できる。

1)設問のとおり。職務分析では、特定の職務について、仕事の内容と責任(職務の作業内容)と、職務を実施するに当たって要求される能力(職務遂行要件)を調査・分析する。職務分析の方法は、作業中の職務在籍者を観察し、その労働者、監督者、その職務に詳しい関係者に面接して、それを一定の法則に従って記述すること。記述は5W1H+S(技術度)の法則によって行われる。
2)職務調査は、企業の中での「期待される人間像」を把握することに重点を置いた職務の把握の仕方である。設問内容は「職務分析」の説明。よって誤り。
3)設問のとおり。「職業調査」は仕事の内容ばかりでなく入離職の状況、労働条件など広く「職業」全体を調べる。なお、「職業ハンドブック」作成のために実施された職業調査が典型的な職業調査と言える。
4)設問のとおり。「企業分析」は「経営分析」とも言い、一般に企業の決算書、財務諸表などを対象とする。
【類似過去問】過去問4回問44、第10回問46

問題46 難易度:易

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就職活動における企業研究からの出題。キャリコンの勉強云々とは関係なく、ビジネスパーソンとしての感覚で正解したい。

1)ビジネスモデルとは、利益を生み出す製品やサービスに関する事業戦略と収益構造を示す。これを知ったとしても、その企業の人事制度や処遇を知れるわけではない。よって誤り。
2)設問のとおり。企業理念とは、企業の創業者が起業する際に、企業に込めた創業者の想いを綴ったもの。企業にとって不変の価値観や存在理由などを示すためのもの。なお、経営理念は経営者が変わると変化する場合もある。
3)設問のとおり。ネット情報だけでなく、先輩社員の体験談を直接聞くことで企業風土や実際の働き方など具体的なイメージが持ちやすくなる。
4)設問のとおり。簡単に言うと、財務諸表とは、企業の財産状況や利益やキャッシュフローなどを表したもの。企業の安定性、将来性を把握するための1つの材料となる。

問題47 難易度:易

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キャリアコンサルタントを目指す者として、絶対に落とせない問題。

1)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、常に自己研鑽が必要である。
2)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、自分の価値観や強み・弱みなど自らのことをよく理解しておくべきである。
3)キャリアコンサルタントは、対人支援をするにあたり理論的根拠も意識すべきである。よって誤り。
4)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、自らの指導・助言などが相談者に大きな影響を及ぼしうることを肝に銘じておくべきである。

問題48 難易度:易

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キャリアコンサルタントは、常に自己研鑽をしなければならない。問題47に続き、キャリアコンサルタントを目指す者として、絶対に落とせない問題。

1)設問のとおり。リレーション作り(ラポール形成)、問題の把握能力、方策の提案など各カウンセリング・プロセスを構成する能力を1つひとつ向上させることも有効。
2)3)スーパービジョンなど他者からアドバイスをもらうことで成長に繋がる。よって、選択肢2は誤り。選択肢3は正しい。
4)設問のとおり。すべてを自分だけで支援することができない場合も出てくるので、他の専門家とのネットワーク構築に努めなければならない。

問題49 難易度:難

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初めて「地域障害者職業センター」からの出題。常識問題として対応するのも難しく正解にするのは困難であるため、捨て問。参照:高齢・障害・求職者雇用支援機構(職場復帰支援)

1)リワークとは、主に精神疾患などの精神面の不調から休職をした人に対して行われる、職場復帰を目指したリハビリプログラム。精神障害者保健福祉手帳の取得は必要ないが、主治医から診断書等により、うつ病等の精神疾患を有していることを確認できる方を対象。よって誤り。
2)設問のとおり。作業課題やグループミーティング、ストレス対処のための講習等、様々なプログラムは、支援対象者の状況に応じて柔軟に対応する。
3)設問のとおり。地域障害者職業センターは、すべての都道府県に50 ヶ所以上に設置されている。
4)設問のとおり。企業への支援としては①職場復帰に係る労働条件、職務内容の設定方法等に関する助言・援助、②職場の上司、同僚等に対してご本人の病気の状況、職場復帰に当たっての留意事項等の理解の促進に関する助言・援助、③職場復帰後のご本人の状況把握のポイント、状況に応じた対応方法等の雇用管理に関する助言・援助などを行っている。

問題50 難易度:易

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「健康づくりのための睡眠指針 2014」からの出題。各選択肢とも過去問の寄せ集め。

1)設問のとおり。午後の早い時間の30分以内の昼寝は作業効率改善に効果がある。過去問6回問49-1
2)睡眠時間は、成人してから加齢により徐々に短くなることが、多くの研究で示されている。よって誤り。過去問8回問49-4
3)設問のとおり。アルコールは入眠を一時的に促進するが、中途覚醒が増えて熟睡感が得られにくくなる。過去問5回問49-3
4)設問のとおり。日中の適度な運動は、睡眠と覚醒のリズムにメリハリをつけることに役立つ。過去問6回問49-2

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