キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

《国家資格第16回》学科試験 過去問解説〔問題41~50〕

 
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(株)TADAJUKU代表。キャリアコンサルタント&心理カウンセラー。キャリコン試験対策全般、スーパービジョン、起業支援。著書4冊。奈良県出身、大阪府在住【好き】ブログ、読書、猫、散歩、カフェなど^^

問題41 難易度:易

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自己理解・仕事理解のためのアセスメントツールの横断問題。選択肢1と2が同じ意味合いということを考えるとどちらが正解になる可能性が高いと推測できる。キャリアインサイトはこれまでにも何度も出題されており、基本的内容を押さえていれば、すぐに選択肢2が正解と判断できる。

1)TEG(Tokyo University Egogram; 東大式エゴグラム)は、交流分析理論に基づいて東京大学医学部心療内科TEG研究会が開発した性格検査。5つの自我状態のバランスから、性格特性と行動パターンを把握する。対象者がバージョンアップにより、16歳以上に変更されている(以前は15歳以上)。よって誤り。
2)設問のとおり。キャリア・インサイトの中心機能は「適性診断コーナー」であり、①「能力」②「職業興味」③「価値観」④「行動特性」という4つの適性評価ツールが組み込まれている。
3)設問のとおり。内田クレペリン検査は、心理検査のなかでも「作業検査法」と呼ばれるジャンルの検査。簡単な一桁の足し算を1分毎に行を変えながら、休憩をはさみ前半と後半で各15分間ずつ合計30分間行う。全体の計算量(作業量)、1分毎の計算量の変化の仕方(作業曲線)と誤答から、受検者の能力面と性格や行動面の特徴を総合的に測定する。
4)設問のとおり。YG性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)は、受検者に対して幾つかの質問を「はい」「いいえ」「分からない」で回答してもらい、その結果から性格特徴を捉えようという質問紙法型式の性格検査。回答から得られた12の尺度を複合的に見て、「情緒特性」「人間関係特性」「行動特性」「知覚特性」の4つの特性について、受検者の特徴を判断する。

問題42 難易度:易

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2020年1月に大幅リニューアルされた、ハローワークインターネットサービスからの出題。多田塾16回公開模試で更新頻度や求人検索などズバリ的中!

1)ハローワークインターネットサービスでは、受理された最新の求人情報を、概ね30分毎に更新している。よって誤り。
2)ハローワークインターネットサービスにおける求人の検索区分は、「一般」「新卒・既卒」「季節」「出稼ぎ」「障害者」がある。よって誤り。
3)設問のとおり。ハローワークへの求職登録に当たっては、事前にインターネットから仮登録することができる。
4)ハローワークインターネットサービスは、基本的に24時間利用ができる。よって誤り。

問題43 難易度:中

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インターンシップに係わる文科省の見解から出題。インターンシップの目的や内容から選択肢を絞っていきたい。参考:インターンシップの更なる充実に向けて議論のとりまとめ

1)2)インターンシップとは、基本的考え方において、「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」と定義されている。よって、就業体験を伴わないセミナーや説明会はインターンシップとは捉えられない。よって、選択肢1は誤り。選択肢2は正しい。
3)設問のとおり。インターンシップは学生にとって次のような意義がある。
・業種理解・仕事理解の促進
・職業意識の育成・向上
・学習意欲の喚起
・専門性の深化・向上
・自身のスキル(社会人基礎力・基礎的汎用的能力等)の見極め・向上
・企業の事業内容の理解促進
・就職後の定着率の向上 等
4)設問のとおり。インターンシップが、大学等の教育プログラムとして単位認定を行うものであることに鑑みれば、やはり5日間以上の実習期間を担保することが望ましい。

問題44 難易度:易

× × ×
問題34と類似の問題で、試験問題を数名で分担して作問していて調整がされていないのではないかと感じた。問題文にシスティマティックアプローチと記載はないが、木村先生の目標設定からの出題。

1)必要に応じて、カウンセラーとクライエントが契約書を取り交わすこともある。よって誤り。
2)設問のとおり。カウンセラーは、クライエントが自分と一緒に、目標に到達しようしているかを確認する。
3)目標は様子を見ながら随時必要があれば修正、変更する。よって誤り。
4)目標が高すぎると達成感を得られにくく傾向がある。一般的に、到達できるか到達できないか位に目標を設定すると達成感を得られやすいとされる。よって誤り。

問題45 難易度:易

× × ×
基本的な支援スタンスと選択肢4の「できることもある」という文言も加味すると、正誤判断は難しくない。

1)キャリアコンサルタントが問題解決に向けて、行動計画を立てるのではない。あくまでも相談者が中心となって、行動計画を考えるべきである。よって誤り。
2)確かに解決策を1つに絞ることによって実行しやすいというメリットはあるが、そのぶん選択肢が狭まってしまうというデメリットがある。よって誤り。
3)目標達成にむけて、別の専門家や機関の助けを借りることが相談者にとって望ましいのであれば、当然サポートをしてもらうことが望ましい。よって誤り。
4)設問のとおり。自己理解が深まるごとに、自分にとって1番望ましい方策を選択できることはある。これを×肢として判断するということは、「絶対にない」と断定しなければいけないことになる。

問題46 難易度:易

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新たな仕事への適応支援で求められることを問う問題。基本的な支援アプローチから容易に判断できる。

1)設問のとおり。これまでの面談で評価したことを利用しながら、相談者の適応の援助を行う。
2)設問のとおり。就職が決まった後も、その後相談を受けた場合は、アドバイスやフォローを行う。
3)設問のとおり。新しい仕事に就くにあたり、想定される問題については事前に準備できるように支援する。
4)新しい仕事に対する不安について関わらないということは、支援者としてあり得ない。よって誤り。

問題47 難易度:易

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第9回問43と全く同じ問題。基本的な支援スタンスから正答できる。

1)やや悩むところはあるものの、「双方の合意ができた」ので、消去法から本設問は適切であると判断。
2)相談者が分離不安を示しているにもかかわらず、「問題ないと思えた」ことで終結するのは適切な対応ではない。よって誤り。
3)理由を聞くことなく継続することは適切な対応とは言えない。よって誤り。
4)「もう相談に来ることが無いように」と伝えるのは、適切な対応ではない。相談後にフォローが必要な場合は適宜対応をする。よって誤り。

問題48 難易度:易

× ×
常識、支援の基本スタンスから冷静に判断し落とさず正答を取りましょう。正解は1。

A)設問のとおり。職場の人間関係はストレスに影響を与えるとされているので、従業員のつながりをつくる活動を提案することも有効である。
B)設問のとおり。生徒・学生を社会・職業に円滑に移行させ、移行後も生涯にわたりキャリア形成を支援していくことが重要である。
C)キャリア形成は中高年齢者にも適用される。よって誤り。
D)経営者のコミットメントも必要である。よって誤り。

問題49 難易度:易

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環境への働きかけからの出題。キャリアコンサルタントの役割、基本姿勢から簡単に正答できる。

1)設問のとおり。職場、仕事上での不安・不満が多いと、メンタル不調に繋がりやすい。キャリアコンサルタントは、従業員から聞き取った内容を、本人の了解をとったうえで、責任者等へ働きかけることは有効。
2)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、学校、企業、NPO、行政機関などの多様な組織と交流することも有効。
3)以下、キャリアコンサルタント倫理綱領第5条より。
「キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを通じて、職務上知り得た事実、資料、情報について守秘義務を負う。但し、身体・生命の危険が察知される場合、又は法律に定めのある場合等は、この限りではない。」
よって誤り。
4)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、障害者の採用、雇用などについてポイントを知っていることは期待されている。また、職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業の施策を企業に提案することも望まれる。

問題50 難易度:易

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キャリアコンサルタントに求められていることを常識的な理解で判断できる。参考:キャリアコンサルタントの継続的な学びの促進に関する報告書(平成31年1月)

1)設問のとおり。支援者と支援を受ける者という対等な立場とは言いにくい状況にあることも考えれば、自らの助言・指導等がクライアントに大きな影響を及ぼしうるということを常に心に留め、また、一つ一つの面談が極めて個別性の高いものであることを自覚して、面談に臨む必要がある。
2)設問のとおり。効果的、適切な支援をするためには、まずは自らの自己理解を深めることは必須である。
3)専門領域を持つことは必要だが、特段2つ以上の専門領域をもつことは求められていない。よって誤り。
4)設問のとおり。キャリアコンサルタントの指導的立場を担っていく者については、簡単にいうと、専門性、マインドなど、高い人間力が求められる。
なお、最新版はキャリアコンサルタントの継続的な学びの促進に関する報告書(令和2年4月)

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