キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

《国家資格第18回》学科試験 過去問解説〔問題41~50〕

 
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(株)TADAJUKU代表。キャリアコンサルタント&心理カウンセラー。キャリコン試験対策全般、スーパービジョン、起業支援。著書4冊。奈良県出身、大阪府在住【好き】ブログ、読書、猫、散歩、カフェなど^^

問題41 難易度:中

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職務情報の分析手法には、①職務分析②職務調査③職業調査がある。過去に第4回問44、第10回問46、第14回問45において出題されている。参考:木村先生/職業理解への支援(その1)

1)設問のとおり。職務分析仕事像を調査するが、職務調査はあるべき人材像(能力像を調査する。
2)設問のとおり。職務分析職務評価を行うための分析作業であるが、職務調査職務遂行能力の調査で、能力の洗い出し調査主体の粗調査である。
3)職務分析は職務記述書を作成し職務等級制度を策定するが、職務調査職能資格制度を策定する。説明が逆であり誤り。
4)設問のとおり。職務分析採用、配置、賃金決定を主体とするが、職務調査は、能力開発、能力評価、育成を主体に基準づくりをする。

問題42 難易度:易

×
インターンシップの推進に当たっての基本的考え方からの出題。過去に第9回問37、第10回問37、第15回問26で出題されている。本問は常識的に選択肢2を×肢と判断できる。

1)設問のとおり。インターンシップは、大学での教育と、社会での実地体験を結びつけることが可能になり、大学などにおける教育内容・方法の改善充実につながる。第9回問37-4、第15回問26-4と同じ内容。
2)大学等における正規の教育課程として位置付け、現場実習などの授業科目とする場合もあるが、大学等の授業科目ではなくて学校行事や課外活動等大学等における活動の一環として位置付ける場合や、大学等と無関係に企業等が実施するインターンシップのプログラムに学生が個人的に参加する場合もある 。よって誤り。第9回問37-2、第15回問26-2と同じ内容。
3)設問のとおり。インターンシップによって学生が得る成果は、就職後の企業等において実践的な能力として発揮されるものであり、インターンシップの普及は実社会への適応能力のより高い実践的な人材の育成につながる。
4)設問のとおり。大学等と企業等の接点が増えることにより、相互の情報の発信・受信の促進につながり、企業等の実態について学生の理解を促す一つの契機になる。これについては、特に中小企業やベンチャー企業等にとって意義が大きいものと思われ、中小企業等の魅力発信としてもインターンシップは有益な取組である。

問題43 難易度:易

×
意思決定プロセスからの出題。選択肢の内容も基本的だが、さらに選択肢3は「のみ」という限定語句になり、正誤の判断は容易である。

1)設問のとおり。達成すべき目標と、それを選択したことでもたらされる利点を確認する。
2)設問のとおり。行動をとった場合の各ステップごとのメリット、デメリット、必要な経費、実現可能性を検討する。
3)自分の欲求、希望などに沿ったものだけを取捨選択することは、良い意思決定になりづらい。よって誤り。
4)設問のとおり。最終決定の前に、各選択肢のメリット、デメリットを比較検討する。意思決定をするときには、メリットとデメリットをよく考えることが大事。

問題44 難易度:易

×
頻出システマティック・アプローチからの出題。常識的な範囲で楽々正解できる。

1)設問のとおり。相談者自身で自己管理できるような支援を心がける。
2)設問のとおり。相談者自身で、問題発見、目標設定、方策の選定および実行できるような支援を心がける。
3)周囲の期待に応えて変化できるように支援するのではなく、まずは周囲は関係なく、主体的、自律的に考え行動できるような支援を心がける。よって誤り。
4)設問のとおり。相談者が適切な行動ができ、その行動が真に自分のものになるまで繰り返し学習できるような支援を心がける。

問題45 難易度:易

1 2 3 4
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方策の実行支援に関する基本的事項を問う問題(システマティック・アプローチ関連)。目標設定、実行に関する一般的に言われている範疇(自己啓発的なものも含む)から容易に正当に辿りつけるはず。

1)設問のとおり。小さな成功を大事にして、短期、長期の目標を設定することが大切である。
2)設問のとおり。目標や行動計画がやらされ感だとうまくいかない。自分事として捉えることが大切である。
3)設問のとおり。大目標だけ掲げるのではなく、そこに向かっていくためのプロセス、期限などを具体的に考えてもらうことが大切である。
4)行動計画を立てるときに、予期しない出来事が起こることはある程度考えて置く必要もある。そういった事態をまったく考えずに、行動計画の詳細を具体化しても絵に描いた餅になってしまう怖れがある。よって誤り。

問題46 難易度:易

× × ×
相談の終結からの出題。基本的な支援アプローチから容易に判断できる。

1)自信がないからといって直ちに面談を終結するのはよくない。その旨を相談者に伝え、場合によってはリファーする。よって誤り。
2)目標達成前に相談者が面談終結を希望された場合は、気持ちや考えなどをしっかりとお聴きしたうえで判断する。よって、直ちに終結は誤り。
3)設問のとおり。相談者が目標達成できた旨を伝えてきた場合は、実際に行動がどう変わったのかなど、どのような行動変容があったのかについてよく確認したうえで終結を判断する。
4)支援者の勝手な判断で、目標達成はそこそこにとどめて終結を早めることは疑問。目標達成前に終結をする場合は、しっかりと両者で話し合うことが必要。よって誤り。

問題47 難易度:易

× × ×
相談過程の評価に関する出題。基本的な支援アプローチから容易に判断できる。

1)設問のとおり。木村先生の本に「カウンセラーは、クライエントの成果を監査(モニタリング)する。」という記述があるが、監査というよりは、観察というニュアンスのほうが好ましいように思う。
2)クライエントとキャリアコンサルタントの両者で成果の評価をすることが大事。キャリアコンサルタントの自己評価を優先するのは、誤り。
3)相談の終結は、クライエントの意向も踏まえて話し合って決める。よって誤り。
4)守秘義務に留意しつつ、第3者であるスーパーバイザーの評価(スーパービジョン)を受けることもある。よって誤り。

問題48 難易度:易

× × ×
キャリア形成及びキャリアコンサルティングに関する教育並びに普及活動からの出題。昨今の日本経済についての知識や各種施策なども参考にして解答していきましょう。なお、本問は第8回問47、第12回問48とまったく同じ問題。

1)職業能力開発促進法では、職業生活設計に即して自発的な職業能力の開発及び向上に努めるものとしている。(職業能力開発促進法 第三条の三)組織主体のキャリア形成ではなく、個人主体のキャリア形成を重んじる。よって誤り。
2)大学でのキャリア教育は、単に卒業時点の就職を目指すものではなく、生涯を通じた持続的な就業力の育成を目指し、豊かな人間形成と人生設計に資することを目的として行われる。(今後の学校教育におけるキャリア教育・職業教育の在り方についてP71)就職活動を支援することを主たる目的としている、は誤り。
3)キャリアの方向性を決めるにあたり、あえて社会的ニーズを考慮せず、夢を実現する方向で考えるように指導することは望ましくない。よって誤り。
4)設問のとおり。企業におけるキャリア形成では、自己ニーズと企業組織ニーズをうまく統合させたキャリア目標の設定は重要である。

問題49 難易度:易

×
キャリアコンサルタントは、守秘義務の徹底に留意しながらも、日頃から必要なネットワーク構築を意識する必要がある。各選択肢の判断は易しい。

1)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、専門機関や専門家と協働(コラボレーション/複数の主体が、何らかの目標を共有し、ともに力を合わせて活動すること)して支援することができる能力が求められる。
2)設問のとおり。キャリアコンサルタントの任務の範囲や能力の範囲を超えるときは、相談者の了解を得て、紹介あっせん(リファー)することができる。
3)日頃から関係機関や関係者に、相談内容の詳細を開示することは守秘義務の観点から許されない。よって誤り。
4)設問のとおり。キャリアコンサルタントは必要に応じて、異なる分野の専門家への照会(コンサルテーション)を実施することができる。

問題50 難易度:易

×
キャリアコンサルタント倫理綱領から、キャリアコンサルタントとしての倫理と姿勢と問う基本問題。絶対に間違えられない。

1)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、相談者の利益をあくまでも第一義とし、研究目的や興味を優先してキャリアコンサルティングを行ってはならない[第3条3] 2)キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行うにあたり、自己の専門性の範囲を自覚し、専門性の範囲を超える業務の依頼を引き受けてはならない[第8条]。よって誤り。
3)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行うにあたり、相談者との多重関係を避けるよう努めなければならない[第10条2] 4)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを実施するにあたり、相談者の自己決定権を尊重しなければならない[第9条]

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