キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

《国家資格第22回》学科試験 過去問解説〔問題41~50〕

 
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(株)TADAJUKU代表。キャリアコンサルタント&心理カウンセラー。キャリコン試験対策全般、スーパービジョン、起業支援。著書4冊。奈良県出身、大阪府在住【好き】ブログ、読書、猫、散歩、カフェなど^^

問題41 難易度:易

×
日本版O-NET(jobtag)から出題。速攻で選択肢1を×肢と判断できる。一度は必ずサイトを確認しておきましょう。

1)もちろん企業での利用も想定されている。よって誤り。
2)設問のとおり。
3)設問のとおり。
4)設問のとおり。

問題42 難易度:易

× × ×
インターンシップからの出題。本問は資料を見ていなくても積極的に選択肢1を〇肢と判断できる。参考:インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方

1)設問のとおり。実施中の学生の事故等への対応については、大学等、企業等の双方において十分に留意する必要があるが、現場における安全の確保やハラスメントへの対応に関しては、企業等において責任をもった対応が必要である。また、万一の災害補償の確保に関しても、大学等と事前に十分協議し、責任範囲を明確にした上で、それぞれの責任範囲における補償の確保を図ることが重要である。
2)学生を受け入れる企業等におけるインターンシップを始めとするキャリア形成支援に係る取組は、社会・地域・産業界等の要請を踏まえ、将来の社会・地域・産業界等を支える人材を産学連携による人材育成の観点から推進するものであり、自社の人材確保にとらわれない広い見地からの取組が必要である。よって誤り。
3)インターンシップは、学生に対する職業訓練ではない。よって誤り。インターンシップを始めとしたキャリア形成支援に係る取組 は、企業等の場における学生に対する教育活動であり、十分な教育効果をあげるためには、企業等における実施体制の整備が必要である。
4)保護者と協力ではない。よって誤り。実際のプログラムの目的・方法を明確化するとともに、大学等と連携しながら効果的なプログラムを開発することが重要である。その際には、双方の負担軽減の観点から、大学との協定書や覚書等の書類については可能な限り簡略化を図るべきである。

問題43 難易度:易

× × ×
頻出システィマティックアプローチの目標設定からの出題。支援の基本スタンスから容易に正解できる。

1)設問のとおり。目標を具体的で小さなものに分けることで、クライエントは初期段階から達成感を体験することができる。
2)クライエントを援助できるか自問し、ふさわしくないときは、他の適当な機関やカウンセラーへリファーすべきである。よって誤り。
3)即座に目標を変更するのは適切ではない。なぜ意欲が低いのかを丁寧に関わり、変更することが望ましいと思えば変更する。よって誤り。
4)契約書は必ず必要ではない。よって誤り。

問題44 難易度:易

× × ×
内定後のフォローアップからの出題。支援の基本スタンスから容易に正解できる。

1)安易に「大丈夫」というのはよくない。よって誤り。
2)「何でも従うことが大切」と伝えることは不適切な対応である。よって誤り。
3)設問のとおり。
4)「働き続けることが重要である」と伝えることは不適切な対応である。よって誤り。

問題45 難易度:易

1 2 3 4
×
面談終結法からの出題。支援の基本スタンスから考えると、選択肢1,3,4は〇肢と判断できるため、消去法で選択肢2が×肢と判断できる。

1)設問のとおり。
2)面談終結による喪失感の意味を確認。必要があれば、再度面談をするが、単に寂しいなど終わってしまうことによる喪失感であれば、面談をやり直す必要はない。よって誤り。
3)設問のとおり。
4)設問のとおり。

問題46 難易度:易

× × ×
キャリアコンサルタントとして常識から解ける設問です。落ち着いて取り組みましょう。過去問8回問47と全く同じ問題。

1)組織主体のキャリア形成を重視ではない。職業能力開発促進法からみても労働者の自発性を重視している。よって誤り。
2)大学におけるキャリア教育は、就活支援が主な目的ではない。基本的なキャリア教育に関する考え方は「自らの視野を広げ、進路を具体化し、それまでに育成した社会的・職業的自立に必要な能力や態度を、専門分野の学修を通じて伸長・深化させていく 。」よって誤り。
3)あえて社会的ニーズを考慮しないのは誤り。
4)設問のとおり。企業においてのキャリア形成は、自己ニーズと企業組織のニーズをうまく統合させたキャリア目標を設定することが重要である。

問題47 難易度:易

× ×
常識、支援の基本スタンスから冷静に判断し落とさず正答を取りましょう。過去問10回問47とほぼ同じ。

A)設問のとおり。職場の人間関係はストレスに影響を与えるとされているので、従業員のつながりをつくる活動を提案することも有効である。
B)設問のとおり。キャリア形成の支援は、節目やイベントに基づくだけでなく、継続的に実施することが適切である。
C)キャリア形成は中高年齢者にも適用される。よって誤り。
D)経営者のコミットメントも必要である。よって誤り。

問題48 難易度:易

×
キャリアコンサルタントの環境への働きかけの認識および実践に関する出題。キャリアコンサルタントの役割を考えれば容易に判断できる。

1)設問のとおり。
2)キャリアコンサルティングの啓発と普及を促す社内報は、企業内のキャリアコンサルタントにとって重要な活動である。よって誤り。
3)設問のとおり。
4)設問のとおり。

問題49 難易度:易

× × ×
問3に続いて、働く環境の変化に対応できるキャリアコンサルタントに関する報告書からの出題。読んでなくても容易に正解はできる。

1)デジタル技術、ITスキルを積極的に活用したキャリアコンサルティングが急速に一般化した中で、キャリアコンサルタントもそれらを習得する必要がある。よって誤り。
2)特定の活動領域だけに絞り込んで深化させるだけでなく、活動領域ごとの役割に応じた専門性を高めること、個人の強みとして専門領域へ踏み出すこと及び近接領域の専門家・専門機関へのリファーする力が求められる。よって誤り。
3)個人のキャリア開発と成長目標の達成を組織活性化に繋げること等、労使双方の支援を念頭に置いた活動に必要な能力が求められる。よって誤り。
4)設問のとおり。相談内容の高度化・複雑化への的確な対応や、期待される役割の広がりに対応できるよう、自律的・持続的な学びの行動と、資格取得に留まらない実践力の習得等、常にキャリア形成支援の質の向上に取り組む必要がある。

問題50 難易度:易

× × ×
キャリアコンサルタントの自己研鑽に関する出題。事例検討とスーパービジョンの違いは押さえておきましょう。

1)1年集中ではなく、計画的・段階的に受講する。よって誤り。
2)受講するだけでは不十分。よって誤り。
3)設問のとおり。キャリアコンサルタントは、単に特定の活動分野を深めるだけでなく、それぞれの活動分野において役割に応じた専門知識を向上させること、個人の強みを活かして専門領域に進出すること、そして近接分野の専門家や専門機関への紹介能力が重要とされている。
4)事例検討会とは、特定のテーマや実際に発生した事例に焦点を当て、問題や課題を共有し、解決策などを探求する集まりであり、通常は複数の参加者や発言者が存在する。スーパービジョンとは、具体的な面談内容などについて、スーパーバイジー(教育や指導を受ける人)が、スーパーバイザー(教育や指導を行う人)から学びや気づきを得る機会のことである。よって誤り。

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