《国家資格第31回》学科試験 過去問解説〔問題1~10〕
問題1 難易度:中
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| × | × | × | 〇 |
1)未就学児の育児をしている「無業者」は、2012年からの10年間で146万人減少している。よって誤り。
2)未就学児の育児をしている者に占める有業者の割合は71.1%から85.2%に上昇しており、無業者よりも有業者の方が多い。よって誤り。
3)家族の介護をしている「無業者」が10年間で2万人減少している一方で、「有業者」は74万人(女性48万人、男性26万人)増加している。よって誤り。
4)設問のとおり。ダブルケアをしている者の内訳として、男性は有業者39.6%、無業者2.0%、女性は有業者39.0%、無業者19.5%であり、男女ともに、無業者よりも有業者の方が多い。
問題2 難易度:易
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| × | × | × | 〇 |
1)正社員では「キャリアに関する相談を行っても、その効果が見えにくい」が最も多く、正社員以外では「労働者からのキャリアに関する相談件数が少ない」が最も多い。よって誤り。
2)「そうである」との回答は11.2%である。事業所で相談を受けているのはキャリアコンサルタントであるのはまだ1割程度です。よって誤り。
3)正社員は「1年に1回、3年に1回など、定期的に実施する」、正社員以外は「労働者から求めがあった時に実施する」が最も多い。よって誤り。
4)設問のとおり。正社員・正社員以外ともに、「労働者の仕事への意欲が高まった」が最も多い。
問題3 難易度:易
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| × | × | 〇 | × |
1)全体報告書には、個別の従業員が特定されないよう配慮した上で、面談対象者全体のキャリア意識の傾向や組織的な課題、及びその課題に対する解決策(提案)を盛り込む。よって誤り。
2)対象従業員の上司に対し、キャリアコンサルティング面談の前後で対象従業員の仕事ぶりやモチベーションにどんな変化があったかをヒアリングすることなども望ましい活動であり、直接コンタクトが問題ではない。よって誤り。
3)設問のとおり。
4)従業員規模が小さいなど、就業規則や社内通達といった方法によらず、直接従業員に伝えることが可能な場合には、規定の整備という形式にこだわることなく、柔軟な方法を取ることも考えられる。よって誤り。
問題4 難易度:易
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| × | ○ | × | × |
1)職業的発達理論でよく知られるのは、スーパーである。よって誤り。
2)設問のとおり。パーソンズは職業指導の創始者(父)とも呼ばれ、特性因子理論の原型を築いた。
3)意思決定モデルでよく知られるのは、ジェラットである。よって誤り。
4)ナラティブ・アプローチでよく知られるのは、サビカスである。よって誤り。
問題5 難易度:易
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| 〇 | × | × | × |
1)設問のとおり。キャリア・アンカーの定義として適切である。個人のキャリアを船に例えた場合、それをつなぎ止める錨(いかり)としての働きをするものである。
2)キャリア・アンカーは仕事を経験してはじめて少しずつ明らかになっていくものであり、予測は不可能であるため、最初に就く職業に影響を与えず、むしろ転職時に影響がある。よって誤り。
3)内的キャリアを示すキャリア・アンカーは、外的キャリアを示す組織の3次元モデルで表現される、垂直や水平方向への人事異動に直接影響を与えるものではない。よって誤り。
4)キャリア・アンカーは3種類ではなく8種類存在する。よって誤り。①特定専門分野/機能別のコンピテンス
②全般管理コンピテンス
③自律/独立
④保障/安定
⑤起業家的創造性
⑥奉仕/社会献身
⑦純粋な挑戦
⑧生活様式
問題6 難易度:易
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| ○ | × | × | × |
1)設問のとおり。キーワード、内容ともに適切である。
2)失敗体験は自己効力感を高める要因ではなく、むしろ低下させる可能性がある要因である。よって誤り。
3)「転機」は自己効力感の情報源ではない。転機は、シュロスバーグやブリッジスの理論が有名。よって誤り。
4)「偶然の出来事」は自己効力感の情報源ではない。偶然の出来事は、クランボルツの計画された偶発性理論が有名。よって誤り。
問題7 難易度:易
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| × | 〇 | × | × |
1)「組織(他者)からの尊敬」よりも「自分を尊敬できるか(自尊心)」を重視する。よって誤り。
2)設問のとおり。「組織における気づき」よりも「自己への気づき」を重視する。
3)「組織で生き残ることができるか」よりも「市場価値」を重視する。よって誤り。
4)「地位や給料」よりも「心理的成功」を重視する。よって誤り。
問題8 難易度:易
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| 〇 | × | × | × |
1)設問のとおり。ハンセンの統合的人生設計の内容として適切である。
2)ホールは、キャリア形成の主体者は個人であり、働く個人にとって重要な態度側面は、仕事満足感や心理的成功を重視する。よって誤り。
3)「Standard(基準)」ではなく、「Situation(状況)」である。よって誤り。
4)ジェラッドは、不確実性を排除するのではなく、それを受け入れ、客観的で合理的なストラテジーだけでなく、主観的で直感的なストラテジーを統合して用いていかねばならないと考え、積極的不確実性を提唱した。よって誤り。
問題9 難易度:中
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| × | 〇 | × | × |
1)サビカスは、職業人生に自分らしい意味を見出す、「主観的な意味づけ」を強調している。よって誤り。
2)設問のとおり。
3)科学的・数量的な分析を重視するものではない。よって誤り。
4)職業行動における「what(職業パーソナリティ)」「how(キャリア・アダプタビリティ)」「why(ライフテーマ)」の3つの視点を用いて整理している。よって誤り。
問題10 難易度:中
| 1 | 2 | 3 | 4 |
| × | × | × | 〇 |
1)認知の歪みに焦点をあてる認知療法は、ベックが提唱した。認知療法と行動療法が、認知行動療法へと発展した。ロジャーズは来談者中心療法を創始した。よって誤り。
2)「してもらったこと・してかえしたこと・迷惑かけたこと」は、吉本伊信の内観療法における、自己観察のための3つの問いである。よって誤り。
3)構成的グループ・エンカウンター、シェアリングは、國分康孝が発展させた。バーンは交流分析である。よって誤り。
4)設問のとおり。自律訓練法はシュルツが開発した。身体の弛緩(リラックス)により心身の状態を整える。