キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

《国家資格第25回》学科試験 過去問解説〔問題41~50〕

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(株)TADAJUKU代表。キャリアコンサルタント&心理カウンセラー。キャリコン試験対策全般、スーパービジョン、起業支援。著書4冊。奈良県出身、大阪府在住【好き】ブログ、読書、猫、散歩、カフェなど^^

問題41 難易度:易

× × ×
仕事理解の支援から、改定後の厚生労働省編職業分類や、頻出職業情報提供サイト(jobtag)からの出題。すべて基本的内容である。

1)設問のとおり。
2)厚生労働省編職業分類は、総務省日本標準職業分類に準拠している。よって誤り。
3)事業所検索や就職診断はできない。よって誤り。
4)90秒程度の紹介動画を見ることもできる。よって誤り。

問題42 難易度:易

× × ×
啓発的経験の意味を問う基本的な問題。しっかり正解しましょう。

1)設問のとおり。キャリアコンサルティングの6分野は、①自己理解、②仕事理解、③啓発的経験、④意思決定、⑤方策の実行、⑥仕事への適応である。
2)啓発的経験に含まれる。よって誤り。
3)職務に求められる能力やキャリア・ルートを理解する手がかりになり得る。よって誤り。
4)インターンシップ、職場見学、トライアル雇用等も啓発的経験に含まれる。よって誤り。

問題43 難易度:易

× × ×
目標設定からの出題。どれも基本的姿勢から容易に正解できる。

1)設問のとおり。
2)倫理綱領8条では、キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行うにあたり、自己の専門性の範囲を自覚し、その範囲を超える業務や自己の能力を超える業務の依頼を引き受けてはならないとの記載がある。よって誤り。
3)一緒にがんばりましょうと声がけすることがダメなわけではない。必要に応じて励ますことも有効。よって誤り。
4)一緒に考えることが大事。目標達成のために協働すること。よって誤り。

問題44 難易度:易

× × ×
キャリアコンサルティングにおける方策の実行支援からの出題。すべて対人支援の基本姿勢から判断できる。

1)方策をキャリアコンサルタントが自身の経験を踏まえて決定することは不適切。よって誤り。
2)設問のとおり。
3)行動主体はクライエントであるが、実行過程でもキャリアコンサルタントも契約した役割を実行する。よって誤り。
4)1つずつ確認する行為は必要。よって誤り。

問題45 難易度:易

1 2 3 4
×
クライエントの組織への適応支援からの出題。基本的姿勢から容易に選択肢3を×肢と判断できる。

1)設問のとおり。
2)設問のとおり。
3)しっかりとクライエントの価値観や思考なども理解しつつ、リスクなども一緒に検討したうえで、悔いのない選択決断、行動をしてもらえるように対応する。よって誤り。
4)設問のとおり。

問題46 難易度:易

×
相談過程の評価からの出題。キャリアコンサルタントの基本姿勢から容易に正誤判断できる。

1)相談過程の評価では、クライエントとカウンセラーが共に客観的に認識し、共有することが重要とされる。これには、クライエントが設定した日標に照らして、どのレベルまで目標を達成したか、または達成しなかったかを評価するプロセスが含まれる。この共有された理解により、クライエントは今後の目標に向けた具体的な対策を講じることができ、達成した成果を維持するための方策も明確になる。この評価は、カウンセリングの進行においてクライエントの自己認識を高め、更なる成長と発展を促すための重要なステップとなる。よって誤り。
2)設問のとおり。
3)設問のとおり。
4)設問のとおり。

問題47 難易度:易

×
働く環境の変化に対応できるキャリアコンサルタントに関する報告書からの出題。資料を読んでいなくても、速攻で選択肢3を×肢と判断できる。

1)設問のとおり。
2)設問のとおり。
3)ジョブ・カードは就業経験の少ない人だけでなく、企業でも広く活用されている。このツールは、個人の職業能力を可視化し、人材育成や従業員のモチベーション向上に寄与することが期待されている。また、組織の活性化や従業員の定着にも役立つとされ、企業内のキャリア面談時におけるコミュニケーションを促進するツールとしての有用性が認識されている。これらの理由から、ジョブ・カードのさらなる普及が推奨されており、職業能力開発基本計画においてもその重要性が強調されている。よって誤り。
4)設問のとおり。

問題48 難易度:易

1 2 3 4
×
キャリアコンサルタントのネットワークの認識と実践からの出題。聞き慣れない言葉も出ているが、守秘義務の観点から容易に選択肢3を×肢と判断できる。

1)設問のとおり。
2)設問のとおり。
3)個人情報の利用には、相談者の同意が必要である。よって誤り。なお、エンゲージメントサーベイとは、従業員のモチベーション、企業への愛着や忠誠心などを数値化し、これらの要素を客観的に把握するための調査ツールのこと。このサーベイを通じて、従業員が職場環境にどの程度積極的かや、仕事への満足度、組織に対するコミットメントの度合いが測定されまる。結果は組織の人事戦略や職場改善のための貴重なデータを提供し、従業員のエンゲージメント向上を図るための施策の基礎とされる。このようなサーベイは、企業がより強固な労働力を育成し、全体的な組織のパフォーマンスを高めるための重要なツールになる。
4)設問のとおり。

問題49 難易度:易

× × ×
倫理綱領からの出題。次回からは新しい倫理綱領(キャリアコンサルタント倫理綱領)から出題されると思われる。しっかりと確認しておきましょう。

1)特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会が公表している。よって誤り。
2)設問のとおり。
3)キャリアコンサルタントは、相談者の利益をあくまでも第一義とし、研究目的や興味を優先してキャリアコンサルティングを行ってはならない。よって誤り。
4)「説得に努めなければならない」は不適切である。よって誤り。

問題50 難易度:易

× × ×
キャリアコンサルタントとクライエントとの関係に関しての出題。やや微妙な選択肢もあるが、選択肢同士の兼ね合いから選択肢2を〇肢と判断はできる。

1)レストランだとプライバシーの配慮にかける可能性がある。よって誤り。
2)設問のとおり。
3)設問内容は多重関係になっているので認められない。よって誤り。
4)趣味に関する話題提供が中心となるのは適切ではない。よって誤り。

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