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《国家資格第25回》学科試験 過去問解説〔問題21~30〕

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(株)TADAJUKU代表。キャリアコンサルタント&心理カウンセラー。キャリコン試験対策全般、スーパービジョン、起業支援。著書4冊。奈良県出身、大阪府在住【好き】ブログ、読書、猫、散歩、カフェなど^^

問題21 難易度:易

× × ×
法令上の労働時間に関する横断問題。速攻で選択肢1を〇肢と判断できる。

1)設問のとおり。なお、「臨時的な特別な事情」があって労使が合意する場合でも、年720時間以内/複数月平均80時間以内(休日労働含む)/月100時間未満(休日労働含む)という規定あり。
2)6ヶ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科せられる。よって誤り。
3)管理監督者は労働基準法で定められた労働時間、休憩、休日の制限から除外されているが、企業にはこれらの管理監督者の労働時間を客観的な記録によって把握する義務が課されている。よって誤り。
4)高度プロフェッショナル制度の対象者には、労働基準法における労働時間、休憩、休日、および深夜労働の割増賃金に関する規定が適用されない。よって誤り。

問題22 難易度:易

× × ×
女性活躍推進法からの出題。選択肢2は2022年に改訂された内容で注目度が高かったので正解したいところ。

1)女性活躍推進法は、女性の職業生活における活躍を迅速かつ重点的に推進することを目的。よって誤り。
2)設問のとおり。2022年改定により、常時雇用する労働者が301人以上から101人以上の事業主に拡大された。
3)厚生労働大臣の認定(えるぼし認定)を受ける必要がある。よって誤り。
4)社内への公表とともに、社外への情報公表を行う。よって誤り。

問題23 難易度:易

1 2 3 4
× × ×
男女雇用機会均等法からの出題。どういうケースが差別にあたるのかをしっかり確認しておきましょう。

1)設問内容は、性別を理由とする差別に該当する。よって誤り。
2)設問内容は、性別を理由とする差別に該当する。よって誤り。
3)設問内容は、性別を理由とする差別に該当する。よって誤り。
4)設問のとおり。

問題24 難易度:易

× × ×
労働契約の終了からの出題。過去問14回問26とまったく同じ。

1)定年については、高年齢者雇用安定法という法律に定められており、まず定年を60歳未満にすることはできません。65歳未満に設定することはできるが、その場合事業主は①「65歳までの定年の引上げ」②「65歳までの継続雇用制度の導入」③「定年の廃止」のいずれかの措置を実施する必要がある。よって誤り。よって誤り。
2)設問のとおり。労働法は、使用者の方に解雇理由の記載を含む『退職証明書』を出す義務を負わせているだけに過ぎない。民法上も、期間の定めのない雇用契約では、当事者はいつでも解約の申し入れをすることができると定められており、解約理由は問われていない。退職理由は『一身上の都合』で十分。
3)期間の定めのある労働契約(有期労働契約)については、あらかじめ使用者と労働者が合意して契約期間を定めたのですから、使用者はやむを得ない事由がある場合でなければ、契約期間の途中で労働者を解雇することはできない。雇い止めを自由に行うことはできないので、よって誤り。
4)試用期間中であっても、解雇(本採用の見送り)には、予告が必要である。この場合、原則、30日前の予告もしくは30日分以上の平均賃金の支払いが必要となる(労働基準法第20条)。ただし、解雇の時期が試用期間開始から14日間の間に限り解雇予告は不要とされています(労働基準法21条4号)。なおこの場合でも、どんな理由でも解雇ができるという解釈にはならない。どちらにしても、問題文は解雇予告が一切不要となっており誤りと判断できる。よって誤り。

問題25 難易度:中

×
生徒指導提要からの出題。初めての資料から出題。ボリュームがある資料なので、ひとまず本問の内容を押さえておきましょう。

1)設問のとおり。
2)設問のとおり。
3)設問のとおり。
4)分業制ではなく、生徒指導、教育相談、キャリア教育など一体となって対応が求められる。よって誤り。

問題26 難易度:易

× ×
高等学校キャリア教育の手引き(第1章第2節)からの出題。「キャリア教育」「職業教育」の定義をしっかり押さえておきましょう。

A)設問内容は「キャリア教育」の説明。よって誤り。
B)設問のとおり。
C)設問内容は「職業教育」の説明。よって誤り。
D)設問のとおり。

問題27 難易度:易

× × ×
頻出、インターンシップ(インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方)からの出題。すべて基本事項からの出題で間違えられない。

1)設問のとおり。
2)インターンシップを始めとするキャリア形成支援に係る取組みを大学等の単位に組み込むことは、望ましいと考えられる。よって誤り。
3)オープン・カンパニーは、インターンシップとして位置づけられない。よって誤り。
4)一切使用できないわけではない。よって誤り。

問題28 難易度:易

× × ×
健康づくりのための睡眠指針2014からの出題。自らの健康のためにも睡眠のことを正しく理解して実践していきましょう。

1)設問のとおり。
2)個人差はあるものの、必要な睡眠時間は6時間以上8時間未満あたり。よって誤り。
3)「寝だめ」は推奨されない。「睡眠」を「ためる」ことはできない。よって誤り。
4)就床時刻はあくまで目安であり、その日の眠気に応じて「眠くなってから寝床に就く」ことがスムーズな入眠への近道である。よって誤り。

問題29 難易度:易

×
ウェルビーイングからの出題。ウェルビーイングの詳細を知らなくても、容易に選択肢4を×肢と判断できる。

1)設問のとおり。VUCA(ブーカ)は、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの単語の頭文字をとった言葉であり、変化に飛んだ予測困難な状況を意味する。この概念は、ビジネスやリーダーシップの文脈で広く用いられ、組織がこのような不確実な環境下で戦略を立て、適応する能力の重要性を強調している。特にグローバル化やテクノロジーの急速な進化がもたらす挑戦に対応するため、革新的な思考と柔軟性が求められる。
2)設問のとおり。
3)設問のとおり。
4)背反しない。ウェルビーイングの向上が生産性の向上と背反しないというのは、従業員の心身の健康や満足度が高まることで、仕事の効率やクオリティも向上する。心理的、物理的な健康が保たれる環境では、従業員はよりエネルギッシュで創造的になり、その結果、全体の生産性が向上することが多くの研究で示されている。よって誤り。

問題30 難易度:易

×
頻出スーパーからの出題。アーチモデルをイメージできれば、選択肢4を速攻で×肢と判断できる。

1)設問のとおり。
2)設問のとおり。
3)設問のとおり。
4)内的な個人的要因と外的な社会的要因によって自己概念は形成される。よって誤り。

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