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国家資格キャリアコンサルタント学科試験、はじめて見る論点・問題の攻略方法は?

 
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キャリアコンサルタント学科試験。

一生懸命、過去問を繰り返し解いて臨んでもいざ本番の試験になると全く見たこともない調査、理論が出題されている。

キャリコン試験だけではないと思いますが、過去に出た論点ばかりが出題されるわけではありません。

毎回、1割から2割弱くらいの目新しいものが出てくるのは仕方がないこと。

でも、受験生は本番の試験ではとても緊張しているでしょうし、そのうえ初めて見る問題が「多い」という感覚になれば必要以上に焦ってしまうこともあると思います。

そこではじめて見る問題、全く分からない問題にはどう対応していくのが良いのか?について、今日はお話ししていきたいと思います。

国家資格キャリアコンサルタント学科試験、はじめて見る論点・問題の攻略方法は?

はじめて見る問題には種類が2つあるなと私は思っています。

1つは、「もう、全く分からない、、、お手上げだ」というもの。

2つ目は、「はじめて見る論点(問題)だけど、消去法や予想をしつつなんとか答えれそう」という設問。

ただでさえ緊張している受験生には、この2つの区別がつきにくく総じて「もう分からない、どうしよう・・・」となりがちです。

試験は心理戦でもあります。

気持ちの持ちよう、気分の波を荒立てないようにすることも、正答を積み上げるのには必要です。

直近の第11回学科試験では、9問ほどがここでいうところの「はじめて見る論点(問題)」。

受験生の中には、かなりココロ乱された方がいたのも事実です。

このココロの乱れをなるべく少なくして、初見の問題に打ち勝てるような対処方法を次にご紹介します。

全く分からない問題は捨てる勇気を持つこと

1つ目の「もう、全く分からない、、、お手上げだ」という問題については、執着せずに時間を必要以上にかけない。

これは、難しいようですが是非、実行して欲しい対処方法です。

例えば、第11回学科試験の問題11。やまだようこ先生の「生涯発達の6つのモデル」からの問題。

ほとんどの受験生は初見だったと思いますし、どの選択肢を×肢と選んだらよいのか迷うというか、それ以前だったかもしれません。

もう、こうなったら「捨てる勇気」を持つことも1つの方法です。

分からないので、理解しよう、何かヒントは無いかと何度も問題を読むこともあるでしょう。

そうなると時間がどんどん経ってしまいます。

1問にかけることができる時間は、単純計算で2分(100分÷50問)。

ですが見直しもしたいでしょうから、1問にせいぜい1分から長くても1分半まででおさえたいですね。

私のおススメは、もうお手上げだと思った問題は固執せず、直感でもいいのでどれかにマークをして次の問題に進むことです。

分からない問題に時間をかけすぎると、他の正答が取れる問題に落ち着いて時間を費やせない、また最悪は50問解くことがギリギリまたは解き切れないこともあり得ます。

これはとても困りますよね。

そしてありがたいことに解答は記述式ではなく、4つの選択肢から1つを選ぶ四肢択一式。

あてずっぽうでどれかにマークをしても、四分の1の確率でもしかしたら正答がとれるかもしれませんね。

なのでムダに時間を費やすことなく「捨て問」にする勇気を持つことも大切です。

消去法を使って正答に近づく

2つ目の「はじめて見る論点(問題)だけど、消去法や予想をしつつなんとか答えれそう」という問題について。

これは、上手く乗り超えると正答がとれる確率も上がりますのでとても重要です。

先にお話ししたようにココロが乱れて焦りが強く出た場合に、とれる正答を取り損います。

例えは第11回の問題14。

介護と仕事の両立について「両立支援等助成金の介護離職防止支援コース」について。

このワードを見ただけで、難しそう、はじめて見たと思考能力が低下してしまった人もいたと思います。

この問題は「最も不適切なもの」を選ぶのですが、幸いなことに選択肢をよく読むとまさに不適切だろうと思われるものが1肢ありました。

それを冷静に捉えることができれば、他の選択肢が〇なのか×なのかが分からなくても、容易に正答は取れるわけですね。

こういう感じで落ち着いて選択肢を読み、頭を柔らかくすることで1問正答を積み重ねることができるのです。

はじめて見る論点・問題点の攻略方法のまとめ

どうでしたか?

思ったよりカンタンな対処方法だったと思います。

でも、これが本試験になるとうまく機能しない受験生がいるのです。

前回の受験生から届いたメールには、「あとから見ると、知ってる問題だったのに3つも正答がとれなかった。」という方も実際に居られました。

もともと本試験なので緊張しているでしょう。

だからこそ、

  • 全く分からない問題は「捨てる勇気」を持つこと
  • はじめて見る問題も落ち着いて読めば答えが出せるものも結構あること

これらは心に留めておいてくださいね。

あとはシンプルですが深呼吸をし、コツコツ勉強をしてきた自分を信じて試験にだけ集中!

これらが上手く回ればきっと合格に近づくはずですよ。

試験まで日々努力!

頑張っていきましょう!

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