【問題5】キャリアコンサルタントの役割(重要度:S、難易度:易)
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問題
平成27年度「キャリア・コンサルティング研究会」報告書(厚生労働省 平成28年3月)の中で示されるキャリアコンサルタントの役割について、不適切なものはどれか。
1.年齢、就業年数、役職等の職業生活の節目において定期的にキャリアコンサルティング を受ける機会を設定する仕組みである「セルフ・キャリアドック」の推進を図っていく。
2.キャリアコンサルタントにとって、社会的信頼性確保は根幹的な課題であり、また労働者個人のキャリア形成に関わる専門職である。
3.企業内におけるキャリアコンサルティングについて期待されていることは、労働者からの相談内容を集約したキャリアコンサルタントの人事部門または経営者層へのフィ-ドバ ックであり、事前に労働者に情報の取り扱いについての説明をせずに人事部門などへの報告をすることが大切である。
4.「セルフ・キャリアドック」の推進において、キャリアコンサルタントは企業の経営、人事等との密接な連携の下、中心的な役割を担うことが期待されている。
解答
3
1 | 2 | 3 | 4 |
〇 | 〇 | × | 〇 |
解説
キャリアコンサルタントの活動の中で、守秘義務についての問いであり取りこぼしの無いよう正解したいですね。
企業に属しているキャリアコンサルタントだからと言って、企業が求めるままに労働者に断りなく情報を提供することは決してあってはならないことです。また、キャリアコンサルタントは「機微」に接することが常であり、守秘義務が課されている。