キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

キャリアコンサルタント学科試験、4肢択一式の5つの解き方

 
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キャリアコンサルタントの学科試験は、マークシートで4肢択一式。

設問は大きく分けて「適切なもの・不適切なもの」「最も適切なもの・最も不適切なもの」、そして「正しいものの組み合わせ」を選ぶ、というパターンになっています。

正答がはっきりと分かっていて、1肢または組み合わせを選べる時はいいのですが、そうでない場合は消去法などで絞り込むとことに。

今日は絞り込み方を含めてどういうアプローチができるのかを、整理しておきたいと思います。

本試験になると緊張度が増すので、普段できていることでも「うっかりミス」が発生しやすくなりますね。

いつもと違う状況にも打ち勝っていけるように、ちょっとした工夫を加えて正答を積み上げていきましょう。

キャリアコンサルタント学科試験、4肢択一式の5つの解き方

キャリアコンサルタントの学科試験はありがたいことに4肢択一式。

全く分からない場合でも、どれかにマークをつけることができてしまいます。

あてずっぽうでも25%の確率で、もしかしたら正答がとれるかもしれませんね。

ごく基本的なことですが、

  • 「適切なもの」を選ぶ設問なのに、「不適切なもの」の選択肢を選んでしまった
  • 「最も」適切なもの・「最も」不適切なものを選ぶ場合に、「最も」を選ぶことができなかった

本試験ではこういうことが実際に起こってしまい、もったいない不正解に繋がってしまいます。

正しいものを選ぶ設問を見まちがう場合の対策

キャリコンの学科試験の問題文章では、

誤っているものはどれか」

のように、「誤っているもの」の表示は太文字になっています。

とても親切ですよね。

それでも、本試験という緊張の場面では見間違ったり、思いこんだりしてしまいます。

この誤りを防ぐには、

「誤っているもの」の文字を丸で囲む、アンダーラインを引く

など、簡単にできる方法があると思います。

  • 目で見た時にさらに強調させることができる
  • そのアクションをしたことで、印象付けることができる

という効果は期待できますね。

ひと手間の1秒ほどで、とれる正答を落とさずに済むならやってみる価値はあると思います。

「最も」を選ぶことができていない場合の対策

キャリアコンサルタント学科試験では、ちょっと捻った設問で「最も」がついている場合は注意しましょう。

いくつも正答だと思える選択肢があった場合に、この「最も」を見落としていると正しい答えを選ぶことができない可能性が出てしまいます。

複数の正答と思われるものから「最も」を絞り込む作業が必要になりますね。

これも上述と同じですが、「最も」の文字に丸印やアンダーバーをつけるなどで選ぶべきものを選択できるように。

認識をしっかりと持って、解答を進めましましょう。

正しいもの・間違っているものの組み合わせの解き方

この組み合わせの選択肢ですが具体的にはこんな感じで出題されます。

正しいものの組み合わせはどれか。

  1. ア・イ
  2. ウ・エ
  3. ア・ウ
  4. イ・エ

4つの選択肢の2つについて判断することに。

例えば「ア」の選択肢は正答だと判断出来ている場合、1と3のどちらかを選べばよいわけです。

となると、「イ」か「ウ」の2択になるので絞り込みができます。

あるいは、「イ」は絶対×肢だと確信がある場合は、「イ」が含まれていない2か3が候補になります。

この場合は2と3に含まれている「ウ」は考えなくてもよくて、「ア」と「エ」のどちらかを判断できれば正答できますね。

組合せを答える問題はパッと見た時は難しいと思うかもしれませんが、こういう絞り方もできます。

限定的な言い回しに注意を向ける

わたしは「限定ワード」と言うことが多いのですが限定的な言い回しとして、

  • 絶対に
  • 必ず
  • 常に・・・しなければならない

などがあります。

このような表現の場合は「例外はない」という意味になり、×肢(誤りの肢)であることが多いです。

必ず×肢と言い切ることはできませんが、一度疑ってみるといいと思います。

他の問題がヒントになることも

キャリアコンサルタントの本試験では、例えば「サビカス」について1問出題されたあとに、横断問題の中に「サビカス」が出ていることはあります。

これについては、本試験の作問はひとりの人が作っているとは思えないのでこういうことがあり得るのだと。

毎回このような現象が起こるわけではありませんが、もしもヒント・参考になるのなら、ありがたく利用させてもらいましょう。

まとめ

今日は、キャリアコンサルタント学科試験、四肢択一式の解き方についてご紹介しました。

知っていることはきっとあったと思いますが、本試験では緊張してしまいこういう工夫を忘れてしまうこともあると思います。

コツコツと勉強して知識も積みあがっていても、凡ミスや分かっていたのに正答を取りそこなうのは本当にもったいないことです。

ちょっとした工夫や絞り方をして、漏らさず正答を取って合格しましょうね!

▼はじめて見る論点・問題の攻略方法についての記事はこちら▼

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