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国家資格キャリアコンサルタント学科過去問は何回ぶんを解くのが良いのか?

 
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国家資格キャリアコンサルタントの学科試験。

勉強方法は、「過去問を繰り返し解いて覚える」これをベースに取組むのがおススメなのはよく聞く話しだと思います。

現在は、10回ぶん以上の過去問題がありますから、実際にはどのくらいの回ぶんを解いて覚えるのが良いのか?

何とか時間を作って全部の回ぶんを熟した方がよいのか?など、どのように進めたらいいものか考えたり迷ったりしてしまいますね。

今日は、合格に向けて何回ぶん解くのが良いのか、についてお話しをしていきたいと思います。

国家資格キャリアコンサルタント学科過去問は何回ぶんを解くのが良いのか?

過去問題を何回ぶん解くのが良いのか?は、わたしは最低でも6~7回ぶんだと思っています。

実際に、過去問題を公式に手に入れることができるのは直近の3回分。

この3回ぶんはどの受験生も熟していくだろうなと思うのですが、やっぱりこれだけでは物足りないです。

ここで、知識量の1つの見方として、どれでけの過去問の肢を覚えているのか?を指標にしてみます。

例は3回ぶんを解いた場合で。

過去問1回ぶんは50問、1問につき4つの肢があるので、

50問×4肢=200肢

これが3回分なので、

200肢×3回ぶん=600肢

という計算になります。

さらに、全部覚えましょうと言ってもなかなか難しいので、頑張って9割を確実に覚えたとすれば、

600肢×0.9=540肢

つまり540肢の知識量になります。

この分量ではかなり心もとないですよね。

キャリコン学科過去問はすべて解いた方が良いのか?

「過去問を繰り返し解く」勉強法で気に留めてほしいのは「覚え切ることを目標」にすることです。

では、記憶の定着率を上げる為にはどんな方法がいいでしょうか。

まずは3回ぶんを確実に覚え切りましょう

勉強の進め方として、1回ぶんずつ進めていくのでもいいですが、例えば第9回から第11回の3回ぶんを1セットとして考える方法もあります。

この3回分を繰り返し繰り返し解いて、9割以上覚え切るまで解いて覚えるという勉強を続けることです。

9割以上を確実に正答できるようになるまでは他の回に手を広げず、着実に正答できるまで取組みましょう。

ステップを踏んで取り組む回を広げていく

3回ぶんが確実に解けるようになれば、次の3回ぶんに取組みます。

そして新しい3回ぶんもはじめと同じように、繰り返し覚えるまで解きましょう。

2つ目の3回ぶんもしっかりと覚えることができれば、かなりの知識量が積み上がりますね。

知識量と自信をつけるためにも6~7回ぶんはクリアしましょう

このように段階を経て、3回ぶんを2つ=6回ぶんを取り組むことで実質的な知識量はかなり増えます。

先ほどの指標で言うと、

1回ぶん200肢×6回ぶん=1200肢

この9割を完璧に覚えることができたとしたら、

1200肢×0.9=1,080肢

こうなると1000以上の肢の知識を頭に入れ込むことができるワケですね。

また加えてここまで覚え切るという勉強そのものを、コツコツ取り組んだという自分の中の実績=自信にもつながります。

これは3回ぶんだけの取組みでは感じれないこと。

また、過去に出題された問題が、繰り返し出題される傾向が見られますのである程度の回を熟しておくことは有利にもなります。

という理由で、わたしは少なくとも過去問題は6回から7回ぶんを解いて覚えることをおススメします。

過去問の全部の回ぶんを解く

もちろん、過去問の全部の回ぶんを解くことは、さらなる知識量の積み上がりになりますのでとてもいいことだと思います。

自分が勉強に費やせる時間が何処まであるのかと、確実に覚えることができる範囲を見極めましょう。

多くの回を無理に取り組むのではなく、確実に覚えることができる範囲をしっかりと熟すこと。

これが大事になります。

6回から7回ぶんを確実に覚え込んだあとまだ余裕があれば、ここまでのステップと同じように解く回を増やしていくイメージで進めてください。

「同ジャンルまとめ解き」で、さらに知識の定着を

「同ジャンルまとめ解き」は、同じテーマや論点の問題ばかりを集中して解くこと。

特に、苦手な分野や自信のない部分はこの「同ジャンルまとめ解き」は絶大な効果を生み出します。

そして、それまでよく似た問題が出ているとなんとなく思っていたのが、この「同ジャンルまとめ解き」の学習をすることでしっかりと掴めるはずです。

この辺りのお話しはこの記事にも書いていますので、参考に読んでみてくださいね。

国家資格キャリアコンサルタント学科過去問を解く際に注意すべき5選

キャリコン学科過去問の解き進め方について

では、実際にどんな感じで進めるのかを、一例にはなりますがまとめてみたいと思います。

直近3回ぶんの過去問であれば当サイトの「過去問解説」を活用してくださいね。

<第1クール>

♦第9回から第11回を9割くらいまでしっかりと正答できるまで解く

↓↓↓

♦「同ジャンルまとめ解き」で苦手な論点を集中的に解いて覚え切る

<第2クール>

♦第9回から第11回以外の3回ぶん、例えば第6回から第8回を9割くらいまでしっかりと正答できるまで解く

↓↓↓

♦「同ジャンルまとめ解き」で苦手な論点を集中的に解いて覚え切る

<第3クール>

♦第1クールと第2クールで取り組んだ6回ぶんについて苦手分野を「同ジャンルまとめ解き」で解いて覚える

まずはここまでを目標に取組んでみてはどうでしょうか。

そして、6回から7回ぶんが完璧に仕上がった時点で時間に余裕があれば、取り組む回を広げていきましょう。

キャリコン学科過去問は何回ぶん解くのが良いのか?のまとめ

ここまでキャリコン学科試験の過去問は、何回ぶん解くのが良いのか?についてお話ししていきました。

結論は、少なくても6回から7回ぶんを解いて覚え切ることが大切です。

繰返しになりますが、解く回を広げて無理やり全部の回に取組むことはおススメではありません。

もちろん時間が取れて確実に覚えることができそうな場合は、多くの回を熟して幅広く取り組むことはイイことです。

しっかりと知識を定着させて、本番で正答を確実に取れるよう知識を積みかさねることを目標に頑張っていきましょう!

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