キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

〔キャリアコンサルタント学科対策〕高年齢者の雇用について

 
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藤原あき子
藤原あき子
国家資格キャリアコンサルタント。秘書検定準1級。企業の人事で人材育成を担当し、人の成長をサポートすることに大きな魅力を感じる。モットーは、MY造語”日々三転進化”(毎日ほんの1mmでもいいので成長していきたい)【好き】旅行、車の運転、花を愛でる、あとネコや犬など動物大好き!

キャリアコンサルタント学科対策として頻発ではないものの「高年齢者」については過去に出題されていますので、今後注目しておきたいところです。

「女性」「若年者」「障害者」、そして「高年齢者」と、キャリアコンサルタント学科試験の出題範囲で言えば「個人の特性の知識」にあたります。

今回は「高年齢者」の雇用関連についてまとめてみたいと思います。

〔キャリアコンサルタント学科対策〕高年齢者の雇用について

現在の日本の労働力については、

  • 少子化などによる人口の減少
  • 高齢化の進展

これらによって、大きく減少することが予想されていますね。もうすでに、正社員を中心に人出不足感は高まっています。

なので、国は健康で元気な高年齢者、育児や介護中の女性、障害者などを就業支援する施策を打っているわけです。

キャリアコンサルタント学科試験ではお馴染みの「第10次職業能力開発基本計画」では、高い就業意欲をもつ高齢者の活躍の場を広げながら、キャリア転換を希望する中高年の職業能力開発が必要であると。

男女別の就業率の動向をみると、男性の就業率については、25~54 歳の働き盛りの層で低下傾向にある一方、55~64 歳層では近年就業率が高まっている。

就業意欲に関する国際比較をみても、我が国の高齢者の就業意欲の高さがうかがわれ、高齢者の活躍を進める取組が求められる。

<引用:第10次職業能力開発基本計画P6~P7

わたしが在籍していた会社では、健康でかつ就労意欲と能力がある社員は70歳まで雇用継続できるという制度があります。

職場にとっても技能の伝承や後進の育成に経験豊かな高年齢者はありがたい存在。

最近の60歳以上の方はお元気な方が多いですよね。

〔キャリアコンサルタント学科対策〕高年齢者の就労状況

平成29年版高齢社会白書(内閣府)によると、現在仕事をしている高年齢者の約4割が「働けるうちはいつまでも」働きたいと回答。

70歳くらいまでまたはそれ以上との回答を合計すれば、約8割が高齢期に高い就業意欲を持っています。

<引用:平成29年版高齢社会白書(内閣府)>

高年齢者の働く主な理由

次に、高年齢者が働く主な理由は次のような結果になっています。

【全体】

  • 1位:経済上の理由
  • 2位:いきがい、社会参加のため

【内訳】

  • 経済上の理由⇒ 男性  63.7%・女性 52.0%
  • いきがい、社会参加のため⇒ 男性:8.7%・女性 17.1%

<引用:平成28年版 労働経済の分析P146

また、60 歳以上は非正規雇用労働者が多く、非正規雇用形に就いた理由で割合が大きいのは、 

  • 自分の都合のよい時間に働きたいから
  • 家計の補助・学費等を得たいから

尚、「専門的な技能等を活かせるから」との割合は、年齢が上がるにつれ大きくなっています。

<引用:平成28年版 労働経済の分析P147

〔キャリアコンサルタント学科対策〕高年齢者雇用安定法

高年齢者を雇用するにあたり、

  • 65歳までの雇用機会の確保

として定年を定める場合は、

  • 60歳以上とする(高年齢者雇用安定法第8条)

また、定年年齢を65歳未満に定めている場合は、

  • 65歳までの定年の引上げ
  • 65歳までの継続雇用制度の導入
  • 定年の廃止

のいずれかの措置(高年齢者雇用確保措置)を実施する必要があります。(高年齢者雇用安定法第9条)

尚、「継続雇用制度」とは本人の希望があれば定年後も引き続いて雇用する「再雇用制度」などの制度を指しています。

▼参考になるWEBサイト▼

⇒ 高年齢者の雇用(厚生労働省)

⇒ 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(略して高年齢者雇用安定法)

高年齢者の雇用についてのまとめ

最後に、高年齢者の雇用についてのポイントを。

  • 高年齢者が働く主な理由は「経済上の理由」「いきがい、社会参加のため」が多い。
  • 60 歳以上は非正規雇用労働者が多く、非正規雇用形に就いた理由は、自分の都合のよい時間に働きたいから」「家計の補助・学費等を得たいから」が多い。
  • 定年年齢を65歳未満に定めている場合は、①65歳までの定年の引上げ ②65歳までの継続雇用制度の導入 ③定年の廃止、のいずれかの措置を講じなければならない。

まとめ

今回は高年齢者の雇用についてまとめてみました。

わたしが社会人になったころには「65歳まで働く」ということは考えてもみなかったことです。

30年以上経った現在では、勤めていた会社ではほとんどの方が63歳までは働くことを選ばれて、そして皆さん元気に活躍されています。

正社員の人手不足もあり戦力としては望ましく十二分なのですが、会社の若返りも上手くしたいところですね。

 

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頑張って!

「高年齢者の雇用について」ついて一問一答!

では、キャリアコンサルタントの学科試験対策として知識の定着のために、一問一答で!

次の問題について、正しいか間違っているかを答えてみましょう。

問題1:就業意欲に関する国際比較をみると、我が国の高齢者の就業意欲の高さがうかがわれ、高齢者の活躍を進める取組が求められる。

問題2:高齢者が働く理由は「健康上の理由(健康に良いなど)」が最も多い。

問題3:「高年齢者雇用安定法」において、定年は65歳とすることが定められている。

では、解答です。

問題1:〇 設問のとおり。就業意欲に関する国際比較をみると、我が国の高齢者の就業意欲の高さがうかがわれ、高齢者の活躍を進める取組が求められる。

問題2:× 高齢者が働く主な理由は「経済上の理由」「いきがい、社会参加のため」が多い。「健康上の理由(健康に良いなど)」が最も多い、は誤り。

問題3:× 定年年齢を65歳未満に定めている場合は、①65歳までの定年の引上げ ②65歳までの継続雇用制度の導入 ③定年の廃止 のいずれかの措置を講じなければならない。

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