マーシャ<自我同一性地位>

概要
マーシャが考案した「自我同一性地位」とは、アイデンティティがどの程度形成されているのかについて、下記4つの地位に分類整理した。
自我同一性地位
地位 | 説明 |
同一性達成 | 適応的。自己決定力、自己志向性ある。環境変化にも柔軟対応。対人関係安定 |
権威受容 | 両親の権威や期待、目標に専心している。環境変化に柔軟対応が困難。 |
モラトリアム | 危機を体験している最中。迷いながら自分が傾倒すべきものを模索している |
同一性拡散 | 傾倒すべき対象がまったくない。自分の生き方がわからない状態 |
補足説明!
さらにマーシャは青年期の同一性達成のプロセスを①脱構成化(青年期前期)②探求と再構成化(青年期中期)③強化(青年期後期)という3段階で説明した。