〔キャリアコンサルタント学科〕メンタルヘルスの知識、参考WEBサイトは?
キャリアコンサルタント学科試験は問題が50まであり、おおよそ毎回どのあたりでどの論点が出題されるかは決まっています。
メンタルヘルスの知識に関しては、問49、問50と最後に2問の出題が定番。
こころの病気に直接関係することだけでなく、
- 休業者の復職支援
- ストレス
- 健康保持増進
など幅広くなっています。
今日は、キャリコン学科対策として参照しておきたいWEBサイトについてご紹介しますね。
〔キャリアコンサルタント学科〕メンタルヘルスの知識、参考WEBサイトは?
キャリアコンサルタント学科試験では、メンタルヘルスに関しての知識は毎回2問。
国から出ている指針、リーフレット、ガイド、手引き、また厚生労働省が運営するWEBサイトも用意されています。
過去に出題された問題は、こういう資料やWEBサイトで確認できるものもあります。
<メンタルヘルス(WEBサイト)>「みんなのメンタルヘルス」と「こころの耳」
キャリアコンサルタントとしてチェックしておきたい2大WEBサイトは、「みんなのメンタルヘルス」と「こころの耳」。
どちらも厚生労働省が運営しています。
キャリコン学科対策として、どういう部分が活用できるか見ていきましょう。
<キャリアコンサルタント学科対策>みんなのメンタルヘルス
キャリアコンサルタントとして知っておきたい、こころの健康や病気、また支援やサービスに関して掲載されているWEBサイトです。
<引用:みんなのメンタルヘルス>
過去問に何回か精神疾患については出題されていて、いずれの問題も1度は確認してほしいのが「みんなのメンタルヘルス」。
精神疾患についての症状や原因などは、このサイトの上部にある「こころの病気を知る」のタブから入ると詳しい内容をチェックできます。
<キャリアコンサルタント学科対策>メンタルヘルス/うつ病
過去問題で「精神疾患」と言えば「うつ病」は押さえておきたい内容です。
過去問で出題された内容をおさらいしておきましょう。
うつ病の症状
次のような症状が2週間以上続くと、「うつ病」と診断される目安と言われています。
- 抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)
- 何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
- 疲れているのに眠れない、一日中ねむい、いつもよりかなり早く目覚める
- イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
- 悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
- 思考力が落ちる
- 死にたくなる
<引用:みんなのメンタルヘルス/うつ病>
このほかに、うつ病の症状として食欲がない、体がだるい、疲れやすい、頭痛・肩こりなど、体に出る症状もあります。
うつ病の治療法
治療は、一般に抗うつ薬による薬物療法が行なわれますが、軽症の場合などで薬の効果が期待できないなど薬物療法が絶対であるとはいえないことも。
薬物療法のほかには、「休養」「精神療法(認知行動療法、対人関係療法)・カウンセリング」などがありますが、治療法は一人一人違っていること、またいずれにしても主治医に確認しながら治療をうけることが大切です。
<メンタルヘルス(WEBサイト)>こころの耳/働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト
「こころの耳」は「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト」。
構成はターゲット別に「働く人へ」「ご家族の方へ」「事業者の方へ」「部下を持つ方へ」「支援する方へ」と5つになっています。
キャリアコンサルタント学科試験では、頻発ではないものの何回か「こころの耳」からの出題はありました。
例えば、「ストレス」については「ストレス軽減ノウハウ」のコーナーより。
<引用・こころの耳>
また、過去問にも出題された論点についてeラーニングで学べるコーナーもありますので参考にどうぞ。
尚、WEBサイトを細部まで読み込む必要はありませんが、メンタルヘルスのポータルサイトの存在や大よそのイメージは、キャリアコンサルタントとして認識はしておきたいですね。
まとめ
キャリアコンサルタント学科試験対策として、チェックしておきたいWEBサイト2つをご紹介しました。
先にも書きましたが、どちらのサイトも隅々までチェックするのではなく、まずは過去問で出題されているところを照らし合わせて確認しましょう。
「メンタルヘルスの知識」ついて一問一答!
では、キャリアコンサルタントの学科試験対策として知識の定着のために、おさらいを一問一答で!
次の問題について、正しいか間違っているかを答えてみましょう。
問題1:うつ病の症状として食欲がない、体がだるい、疲れやすい、頭痛・肩こりなど、体に出る症状もある。
問題2:うつ病の治療は「休養」することをメインに進めることが何よりも大切である。
では、解答です。
問題1:〇 設問のとおり。うつ病の症状として食欲がない、体がだるい、疲れやすい、頭痛・肩こりなど、体に出る症状もある。
問題2:× うつ病の治療は「休養」することをメインに進めることが何よりも大切である、は誤り。うつ病と判断された場合には一般には抗うつ薬による治療が行なわれる。ただし、軽症の場合など薬物療法が絶対であるとはいえないので主治医に確認しながら治療うけるように。
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