キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

労働者の心の健康に関する現状について

 
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藤原あき子
藤原あき子
国家資格キャリアコンサルタント。秘書検定準1級。企業の人事で人材育成を担当し、人の成長をサポートすることに大きな魅力を感じる。モットーは、MY造語”日々三転進化”(毎日ほんの1mmでもいいので成長していきたい)【好き】旅行、車の運転、花を愛でる、あとネコや犬など動物大好き!

こんにちは!TADAJUKU学科担当 キャリアコンサルタントの藤原あき子です。

今回は、「労働者の心の健康の保持増進のための指針」の補足的な説明を。

「ストレス」のテーマの記事にも書きましたが、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合はなんと約6割にもなります。

さらに、経済や産業構造の変化など、私たちの働く環境や状況は激しく変化を続けており、求められる仕事の「質や量」に対して強いストレスになっていると感じる人が多いという調査結果も。

この辺りの労働者の心の健康に関する状況を今回はもう少し詳しくお伝えするとともに、わたしが会社員生活で体験した大きなストレスについても。

労働者の心の健康に関する現状について

キャリアコンサルタントとして「労働者の心の健康に関する現状」は知識として持っておきたいですね。

心の健康対策に取り組んでいる事業所の状況、精神障害等による労災認定などの状況を1つずつ紹介していきます。

▼参考になる資料▼

⇒ 労働者の心の健康の保持増進のための指針

▼「労働者の心の健康の保持増進のための指針」関連の記事▼

心の健康対策(メンタルヘルスケア)の実施状況

平成29年、心の健康対策に取り組んでいる事業所は58.4%。

事業所規模別では、100名以上のすべての規模で9割越えと言う結果ですね。

また事業規模が1000名以上の場合は98.9%、500~999人は99.8%と100%に近い結果になっています。

<引用:労働者の心の健康の保持増進のための指針

尚、取り組んでいる事業所の取組み内容は次のとおり。

心の健康対策の取組み内容(複数回答)

  1. 労働者のストレスの状況などについて調査票を用いて調査(ストレスチェック):64.3%
  2. 労働者への教育研修・情報提供:40.6%
  3. 事業所内の相談体制の整備:39.4%

職業生活での強いストレスについて

次に平成29年労働安全衛生調査(実態調査)によると、

職業生活における強いストレスの原因

  • 仕事の質・量 62.6%

がダントツに多く次いで、

  • 仕事の失敗、責任の発生等:34.8%
  • 対人関係(セクハラ・パワハラを含む):30.6%
  • 役割・地位の変化等(昇進、昇格、配置転換等):23.1%

<引用:労働者の心の健康の保持増進のための指針

わたしも、30年以上の会社員生活をしていましたので、強いストレスを感じることは多々ありました。

上記の強いストレス等の原因4つ目「役割・地位の変化等(昇進、昇格、配置転換等)」にあたること、これを久々に思い出しましたね。

会社の業績が悪くなって事業場の閉鎖や統合が相次いだ時があり、販促部隊のわたしの職場も閉所に追い込まれ。

そう、入社以来初めての配置転換の経験をすることになりました。

新入社員のころから10年以上所属していた部門だったので、閉所すること自体に大きなショックを覚え。

加えて全員の異動先を見つけると言われましたが、その異動先はどこになるのか見当もつかず不安が大きくなり2重の苦しみという感じでした。

私の新しい職場は新規事業を立ち上げる準備をしている部門で、その部門が別のビルに引っ越しする直前の赴任。

何も分からないまま、まるで引っ越しの手伝いに駆り出されたような感覚を持ちつつ(笑)多忙極まりなかったですね。

勤務地やメンバー(顔なじみは一人もいなかった)、仕事の内容のすべてが変わりましたので相当なストレス。

また女性社員は私だけという環境で、ちょっとした愚痴を話す人もいない状況は正直しんどくて日々が不安でした。

結局その後も、勤務地が変更になる異動は何回もありましたが、最後の職場では自分のしたい仕事(人事部門で教育訓練担当)で終えれたのは本当に幸せなことです。

終わりよければ全てよしではありませんが、会社生活でいろんな経験ができたことは辛かったことも含めて良かったと思っています。

今の自分があるのも過去があってのことですから。

精神障害等による労災認定

次は、業務による心理的な負荷が原因となって精神障害を発症、または自殺をしたとして労災認定される事案について。

最近増加していますよね。

ニュースや、お昼間のワイドショーでも取り上げられ、その現状を見聞きすると想像をはるかに超える過酷で理不尽なものもあり驚くばかりです。

<引用:労働者の心の健康の保持増進のための指針

職場のいじめ・嫌がらせについて

労働者のメンタルヘルス不調の原因になる可能性のある「職場のいじめ・嫌がらせ」についても増加の傾向です。

平成20年に比べて平成29年は2倍までにはならないものの、大幅に増えているのがわかりますね。

<引用:労働者の心の健康の保持増進のための指針

まとめ

今回は、労働者の心の健康に関して調査結果をもとに現状をお伝えしました。

今の私はフリーですから、転勤はありませんし通勤地獄からも解放されています。

これは精神的にとてもありがたいですね。

ただ、1日仕事で誰とも話しをしないのが日常になっていて、おしゃべり好きなわたしとしてはそれが若干寂しいなと思うこともあります。

「孤独との戦い」とは決して思いませんしひとりは心地よくもありますが、脳を休ませるには「人と会ってたわいのない話しをすること」が効果的であるという説もあります。

1人で仕事をしているフリーランスは、時々はそういう機会を作って脳を休ませることも大切なのかなと思うこの頃です。

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