キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

【問題51】第10次職業能力開発基本計画(重要度:S、難易度:中)

 
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問題

「第10次職業能力開発基本計画」(厚生労働省 平成28年4月)で述べられた職業能力開発の今後の方向性に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。

1.キャリア・プランニング能力、課題対応能力、自己理解・自己管理能力など、各能力の底上げ

2.生産性向上に向けた人材育成の強化

3.産業界のニーズや地域の創意工夫を活かした人材育成の推進

4.人材の最適配置を実現するための労働市場インフラの戦略的展開

解答

1 2 3 4
×

解説

【一言】「第10次職業能力開発基本計画」は、「生産性向上に向けた人材育成戦略」の位置づけ。5年間の取組みで(平成28年~32年)、過去出題は6回となる。今後の方向性のポイントを覚えていなくても、1が中央教育審議会の「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」の「基礎的・汎用的能力」と分かれば×肢と回答できる。

【解説】1)「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」の「基礎的・汎用的能力」の一部が設問になっている。基礎的・汎用的能力とは①人間関係形成力・社会形成能力 ②自己理解・自己管理能力 ③課題対応能力 ④キャリアプランニング能力 2)3)4)は設問のとおりで、あと1つは『「全員参加の社会の実現加速」に向けた職業能力底上げの推進』(第10次職業能力開発基本計画P8~10)

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