〔キャリアコンサルタント学科〕受験生からの疑問・質問ベスト3は?
国家資格キャリアコンサルタントの受験生さんから日ごろいただくご質問。
いろいろとお尋ねいただきますが、その中でキャリコン受験生のみなさんと共有したいなと思うこと3つ、今日はご紹介したいと思います。
疑問に思っていても、直接メールして聞くのはどうかな?、、と思っている方もこの際どうぞ!
〔キャリアコンサルタント学科〕受験生からの疑問・質問ベスト3は?
質問を大きく分けるとこんな感じでしょうか。
- 勉強方法
- 参考書籍は買った方が良いのか
- 過去問題の入手方法
- 講座に関すること
このなかで、1~3について詳しく書いてみたいと思います。
〔キャリアコンサルタント学科/質問1〕勉強方法は?
キャリアコンサルタント学科勉強は、これはもう「過去問題を繰り返し解いて覚える」、これにつきます。
推奨の過去問を解く量と、解く回数などはこんな感じ。
- 過去問6,7回ぶんを最低3回、できれば7回程度解いて覚える。
- 一気に解くのではなく、3回ぶんづつくらいを。それを覚えることができたら次の3回ぶんを解く。
ざっと書きましたが、もっと具体的な過去問の解き方などは以前書いたこちらの記事が分かりやすいと思いまますので良ければどうぞ。
〔キャリコン勉強方法〕再チャレンジの受験生からの質問
キャリコン学科試験、過去問を繰り返し解く勉強方で臨んだのに、惜しくも「合格」に届かなかった受験生は「過去問を解く勉強方法」に疑問を持つ場合もありますね。
次回の再チャレンジではどう勉強したら良いのか?という問い合わせもあります。
この場合もやはり勉強方法は「過去問を解く」に変わりはないのですが、合格に至らない状況を伺うと大きくは3つ。
- 選択肢を2つまで絞り込めるのに、ことごとく違う方を選んでしまう
- 迷って最後の最後に解答を変えて不正解になる
- 知っている問題なのに、間違ってしまう
本試験でこのようなミスが重なって、あと1問、あと数問足らないという結果になるようです。
知識の定着は「同ジャンルまとめ解きで」
4つの選択肢を2つまで絞れているのなら、だいぶんと知識はついているのだと思います。
二択になった時、違う方を選択してしまうことはあるとは思いますが、それが毎回となると勉強方法に工夫が必要ですね。
また、最後の最後に解答を変えてしまって不正解も。
結局は知識の定着がされていないので迷ってしまうのだと思います。
こういう場合や、苦手な論点の克服には「同ジャンルまとめ解き」で集中勉強しましょう。
例えば「メンタルヘルス」が毎回迷うし苦手だなという場合は、
- 各回ぶんの問題49と問題50ばかりを解いて覚える
というように、論点が出てくるタイミングは毎回ほぼ同じです。
このように同じ論点ばかりを繰り返し解くことで、知識の定着が図れるということですね。
心理戦に打ち勝とう!
知っている問題なのに、間違ってしまうというのは、
- 選択肢をきちんと読めていない
- 思い込みが強い
この2つかなと思います。
1つ目は、試験という緊張した状況で実力が出しきれないのだと。
心理戦にのまれてしまっているのかもしれませんね。
勉強してきた自分を信じて、落ち着いて取り組みましょう。
全く分からない問題が出たなら、時には捨てる勇気も必要です。
また、試験がスタートした時、問題用紙の余白に、
- 問題をしっかり最後まで読む
- 思い込まない
など、サッと目につくところに書いておくのもいいですよ。
書くこと、書いたそれを見ることで頭にインプットされますので。
〔キャリアコンサルタント学科/質問2〕参考書籍は購読して勉強した方がよいのか?
参考書籍の活用方法についての問い合わせもいただきます。
もっと具体的に言うとこの2冊について、キャリコン受験生のみなさんは購入して勉強した方が良いのか?と、とても気になっておられます。
- キャリアコンサルティング 理論と実際 木村周 著
- 新版 キャリアの心理学 渡辺三枝子 編著
参考書籍を通読して知識は積み上がるのか?
結論からお話しすると、木村先生、渡辺先生の書籍を含むどの参考図書も、
- 試験対策のために購読する必要はありません!
受験生が1番気になるのは木村周先生の「キャリアコンサルティング理論と実際」。
キャリアコンサルタント学科試験では公式の参考書がないなか(2019年6月現在)木村先生のこの書籍を購読する受験生は結構おられます。
購読したくなる理由は、
- キャリコン学科の出題範囲をほぼカバーした内容
- 出題の引用元になっている
この2点で試験対策用にちょっと高めでも3000円なら投資をしたくなりますね。わかります。
でも350ページほどある木村先生の書籍1冊読むには、単純に計算して少なくとも11時間。
こんなに時間がかかるならその時間を過去問を解くことに充てるほうが確実に知識は積み上がる、とわたしは考えています。
もちろん、この木村先生の書籍をキャリアコンサルタントとして、またキャリアコンサルタントの”たまご”として読むことはおススメですよ。
▼参考書籍の活用についてはこちらの記事も▼
〔キャリアコンサルタント学科/質問3〕過去問題はどうやって手に入れるのか?
キャリアコンサルタント学科試験問題については、2つの質問に分かれていますね。
- 過去問はどこで手に入るかを、そもそもご存知ない
- 試験機関の公式HPに掲載されていない過去の問題を手に入れたい
過去問で勉強するぞ!と思っても、どこで過去問が手に入るかが分からない受験生は居られると思います。
キャリコン学科試験、直近3回ぶんの過去問入手方法
これは、試験を運営している2つの団体のHPに解答と共に直近3回ぶんが掲載されています。
どなたでもダウンロードできますし、どの回で受検するかまだ決まっていない方は早めに入手してくださいね。
試験が終わるたびに、3回ぶんの一番古いのが削除されて、新しい回が掲載されますので。
キャリコン学科試験、古い過去問の入手方法
これは公けには出ていないので、ツテを辿るしかありません。
持っている可能性が高いのは、受験経験がある人かなと思います。
または養成講座の仲間もいいですね。
まとめ
今日は、キャリアコンサルタント学科試験にまつわる、受験生からの疑問・質問についてお伝えしました。
受験生同志のネットワークで、いろんな情報が飛び交っていると思います。
正しい情報ばかりとは限りませんので、取捨選択は必要ですね。
もし分からない、どうしよう思ったら、わたしで良ければサポートいたしますのでお問い合わせくださいね。
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