キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

〔キャリアコンサルタント学科試験〕頻発3論点と4択の解き方ヒント!

 
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今回は、キャリアコンサルタント学科試験で頻発されている論点3つについてまとめてみました。

  • 労働基準法の労働時間関連
  • 職業能力開発促進法
  • メンタルヘルス関連

目を通しておくことで思い出したり確認もできますし、うろ覚えのポイントは1つずつ正確に頭に入れることもできますね。

そしてもう1つは、

  • キャリコン学科試験の4肢択一式の解き方ヒント

知っているけど忘れてしまっていたり、そんな方法もあったんだ~と思えることがあるかも。

試験本番でひと工夫することで、もったいない凡ミスを1つでも少なくできます。

正答を積み重ねるためにもきっとお役立つので必見!

では1つずつ進めていきますね。

〔キャリアコンサルタント学科試験〕頻発3論点と4肢択一式の解き方ヒント!

スタートは1問1答から!

おさえておきたい内容なので全問正解を目指して!(正答は記事のおわりに)

問題1 「法定労働時間」を超えて労働者に時間外労働をさせる場合や法定休日に労働させる場合には、労使協定(36(サブロク)協定)の締結をするだけでよい。

問題2 「職業能力開発促進法」において「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、希望する職種に就けるように指導することである。

問題3 うつ病の症状として食欲がない、体がだるい、疲れやすい、頭痛・肩こりなど、体に出る症状もある。

いかがでしたか?

では上述の3論点について少し解説を。

そのあと1クリックで詳細記事にアクセスできるようにしていますので、上記問題の確認を含めてそうぞ!

労働基準法の労働時間関連

キャリアコンサルタントではお馴染みの「労働基準法」。

法律そのものは膨大な量ですが、キャリコン学科で過去に出題されている論点はある程度まとまっています。

その1つが労働時間関係。

例えば、1日のまた1週間の労働時間は次のように定められています。

使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間に40時間1日に8時間を超えて、労働させてはならない。

上記のこれが「法定労働時間」ですね。

また休日は、毎週少くとも1回の休日を与えなければならない、とされています。

▼さらに「労働基準法」の労働時間関係についてはこちらから▼

職業能力開発促進法

「職業能力開発促進法」はキャリアコンサルタントとは縁の深い法律になります。

「キャリアコンサルティング」そして「キャリアコンサルタント」についても規定。

例えば「キャリアコンサルタント」はこのように。

第三十条の三 

キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルタントの名称を用いて、キャリアコンサルティングを行うことを業とする。

⇒ 業務 第三十条の三

また、キャリコン学科試験では「定義」は要チェックですよ!

定義 第二条5

この法律において「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいう。

⇒ 定義 第二条5

▼その他「職業能力開発促進法」についてはこちらから▼

メンタルヘルス関係でチェックしておきたいWEBサイト

メンタルヘルス関係は、問題49と問題50に過去からレギュラーで出題されています。

さまざまな論点がありますが、精神疾患についてその中でも「うつ病」は確認しておきたいですね。

治療については、一般には抗うつ薬による薬物療法。

また症状が軽いなどで薬の効果が期待できない場合などは、薬物療法が絶対であるとはいえないこともあります。

一人ひとり治療法は違っているので主治医に確認をしながらに。

▼メンタルヘルス関連WEBサイトの記事はこちらから▼

キャリコン学科/四肢択一式の攻略方法

キャリアコンサルタント学科試験は、マークシートで4肢択一式。

平たく言えば、答えが分からなくてもどれかにマークしておけば4分の1の確率で正答がとれるかもしれません。

ただ、初見の問題に遭遇した時には、ドキドキしてしまいますね。

分からない・・とマイナス思考になりがちですが、慌てずに問題を読めば案外答えが導き出せることもあります。

逆に、全くお手上げの場合はまずは消去法で考えてみて、それでも正答が導き出せない場合は直感でもいいのでどれか1つにマークしておきましょう。

必要以上に時間をかけるのは得策ではありません。

場合によっては「捨て問」にする勇気を持ちましょう。

▼そのほか4肢択一式の解き方ヒントはこちらから▼

まとめ

キャリアコンサルタント学科試験では、頻発の「労働基準法」の労働時間関連、キャリアコンサルティングを定義している「職業能力開発促進法」、そして「メンタルヘルス関連」についてまとめてみました。
最後の4肢択一式の解き方のヒントは、ちょっとした工夫で正答を取り逃さずに済むかもしれません。

本試験では緊張するとは思いますが、努力してきた自分を信じて落ち着いて取り組んでくださいね。

応援しています!

【スタート問題の正答】

問題1 ×「法定労働時間」を超えて労働者に時間外労働をさせる場合や法定休日に労働させる場合には、労使協定(36(サブロク)協定)の締結と、所轄労働基準監督署長への届出が必要である。労使協定(36(サブロク)協定)の締結をするだけでよい、は誤り。

問題2 ×「職業能力開発促進法」において「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいう。”希望する職種に就けるように指導することである。”、は誤り。

問題3 〇設問のとおり。うつ病の症状として食欲がない、体がだるい、疲れやすい、頭痛・肩こりなど、体に出る症状もある。

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