【問題3】スーパー(重要度:S、難易度:難)

問題
スーパーの理論に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1.スーパーは集大成としてキャリア発達に関して「14の命題」にまとめた。主要概念には「自己概念」「職業適合性」「ライフステージ/ライフスペース」などがある。
2.ライフキャリアレインボーの時間軸は「職業選択」から「職業適応」へと直線的に進み後戻りすることはない。
3.「確立期」においては与えられた職場、役割のもと専門性を高めてスキルアップをしながら責任を果たし自己実現を目指すことが課題となる。
4.ある時期によっては、家、地域、学校、職場においてそれぞれの役割が重複しながら相互作用を及ぼすことになる。
解答
3
1 | 2 | 3 | 4 |
〇 | 〇 | × | 〇 |
解説
3)は、スキルアップを図り役割、責任を果たすことで自己実現を目指すのは「維持期」である。なお、「職業選択」(成長期、探索期)から「職業適応」(確立期、維持期、衰退期)へと直線的に進み後戻りすることはないという記述は正しい。いわゆる「ミニサイクル」を螺旋状に行ったり来たりすることと混同しないように。