【問題38】教育訓練給付金(重要度:S、難易度:易)
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問題
「教育訓練給付金」に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1.一般教育訓練給付金の支給対象者は雇用保険の支給要件期間が5年以上(初めての支給は1年以上)あること、受講開始までが1年以内、前回の給付金受給から今回の受講開始日前まで3年以上が経過していることなどがある。
2.一般教育訓練給付金の支給額は教育訓練施設に支払った教育訓練経費の3割となり、上限は20万円となる。
3.一般教育訓練給付金には、受講開始前の1年以内にキャリアコンサルティングによるキャリアコンサルタントを受けた場合の費用を加えることができる。
4.専門実践教育訓練の教育訓練給付金の支給申請手続きは、受講前に本人の住所を管轄するハローワークへ指定の書類を本人が提出することだけで支給を受けることができる。
解答
3
1 | 2 | 3 | 4 |
× | × | 〇 | × |
解説
一般教育訓練給付金の制度は、働く人の主体的な能力開発の取組みや中長期的なキャリア形成を支援するために、教育訓練受講に支払った費用の一部を支給するというものです。
例えば、支払った費用が20万円の場合はその2割の4万円相当が支給されます。。
1)雇用保険の支給要件期間は3年以上です。
2)支給額は教育訓練施設に支払った教育訓練経費の2割で上限は10万円です。
3)キャリアコンサルティング費用が2万円を超える場合、教育訓練経費とできる額は2万円までです。(平成29年1月1日以降にキャリアコンサルティングを受講した場合に限る)
4)専門実践教育訓練の給付金は、受講前の手続きと、支給申請手続きとして受講中と受講修了後に本人がハローワークへの書類提出にて行われます。