キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

【問題39】キャリアコンサルタントの役割(重要度:S、難易度:易)

 
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問題

「キャリアコンサルティング」の機能とその目的に関する次の記述のうち、もっとも不適切なものはどれか。

1.ライフキャリアに関する正しい自己理解を促す。

2.ライフキャリアデザイン・キャリアプランなどキャリア開発の支援を行う。

3.キャリア目標達成のための戦略策定の支援、キャリアに関するさまざまな情報提供の支援を行う。

4.職業選択、キャリアの方向性選択の支援を行い、最終的な意思決定に関しては経験豊かなキャリアコンサルタントが方向付けを行う。

解答

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解説

キャリアコンサルタントが持つ常識で解答ができる問題ですね。

キャリアコンサルティングの目的は、クライエントが意思決定過程に必要な能力を発達させ、自立的に行動し社会の中でより有能に機能できるように支援すること、と言えます(宮城まり子先生)

また宮城先生は、キャリアカウンセラーは学生に対しては「進路選択や決定への援助」、職業人へは「生涯にわたるキャリア計画や転退職にともなう職業的適応問題の解決を助ける」、また職業以外の役割行動、市民としての役割や生涯学習・余暇活動など全人的な役割を統合するなど、ライフキャリア全体にわたる援助を行う専門家だとしています。

4は、最終的な意思決定は本人ができるように支援するのがキャリアコンサルタントの役割。

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