キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

【問題40】カウンセリングの技能(ラポール)(重要度:S、難易度:易)

 
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問題

キャリアカウンセリングの進め方において信頼関係の構築(ラポール)に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。

1.クライエントに対し、温かくゆっくりとした姿勢で、何よりも共感的な「よい聴き手」になることが信頼関係の構築につながる。

2.カウンセリングの進め方は、①キャリア情報の収集、②アセスメントによる自己分析・自己理解、③信頼関係の構築、④目標設定、⑤課題の特定、⑥目標達成に向けた行動計画、⑦フォローアップ・カウンセリングの評価、関係の終了、の順に行うことが望ましい。

3.クライエントの悩みを集中して聴くこと、「理解する」姿勢・態度を何よりも大切にする。

4.深い信頼関係が持てることは、クライエントがプライベートなライフキャリアについての自己開示ができる条件の1つである。

解答

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解説

キャリアカウンセリングの導入・進め方について、宮城まり子先生の著書より出題しました。

クライエントの話しに傾聴し、無条件の肯定的関心を向け、温かく受容して共感的理解をしながら、クライエントとの信頼関係を構築していくことは大事ですね。キャリアカウンセラーは、クライエントの相談内容や、置かれている状況、抱えている問題を正しく理解する「クライエント理解」のために相談スタート時のラポール形成を決して軽視してはなりません。

2は、まずは信頼関係の構築からスタートします。①信頼関係の構築、②キャリア情報の収集、③アセスメントによる自己分析・自己理解、④目標設定、⑤課題の特定、⑥目標達成に向けた行動計画、⑦フォローアップ・カウンセリングの評価、関係の終了、の順に進めます。

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