【問題59】理論家横断(重要度:S、難易度:難)
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問題
職業発達の理論に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1.ハヴィガースト(Havighurst,R.J.)の成長段階における課題では、「自立的な人間形成」や「日常生活に必要な概念を発達させること」は青年期の課題とされる。
2.エリクソン(Erikson,E.H.)の心理社会的発達理論では、青年期に自己同一性を実現し、乗り超えられないときは「孤立」の状態になる。
3.ユング(Jung,C.G.)のライフサイクル論は、「人生の午前」「人生の正午」「人生の午後」があり、人生最大の危機は「中年期の転換期」とした。
4.ヒルトン(Hilton,T.L.)は、青年期の同一性達成のプロセスを①脱構成化 ②探求と再構成化 ③強化の3段階で説明した。
解答
3
1 | 2 | 3 | 4 |
× | × | 〇 | × |
解説
【一言】発達課題は頻発。理論家の横断問題なので難易度は高くなります。
【解説】1)設問の内容は「児童期」の発達課題。 2)乗り超えられないときは「自我同一性の拡散(混乱)」の状態になる。 3)設問のとおり。4)提唱者はヒルトンではなくマーシャ。