【問題8】メンタルヘルスの知識(重要度:A、難易度:易)
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問題
「健康づくりのための睡眠指針2014(厚生労働省健康局)」に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
1.睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に気道(喉の空気の通り道)が詰まりやすくなると、発症したり、重症化したりするが、過体重や肥満とは関係はない。
2.就寝前にリラックスすることは入眠を促すために有効なので、就寝前に飲酒をすることは心身ともにリラックス効果が期待でき入眠しやすく睡眠の質もあがる。
3.寝つける時刻は季節や日中の身体活動量などにより変化するが、一年を通じて「規則正しく同じ時刻に寝床に就く」ことで睡眠の質をあげることの近道となる。
4.適度な運動を習慣づけることは入眠を促進し、中途覚醒を減らすことにつながる。また、しっかりと朝食をとることは朝の目覚めを促し、これらの生活習慣によって、睡眠と覚醒のリズムにメリハリをつけることができる。
解答
4
1 | 2 | 3 | 4 |
× | × | × | 〇 |
解説
「健康づくりのための睡眠指針2014」からの出題で、一読しておけば解答できる問題。
1は、睡眠時無呼吸症候群の予防のためには、肥満にならないことが大切。
2は、寝酒や喫煙は直接、睡眠の質を下げるだけでなく、睡眠時無呼吸のリスクを増加させる。
3は、就床時刻はあくまで目安で、その日の眠気に応じて「眠くなってから寝床に就く」ことがスムーズ な入眠への近道。