〔キャリアコンサルタント学科対策〕障害者の雇用後の支援について
キャリアコンサルタント学科試験では、障害者を雇用した後の支援についても過去に出題。
例えば「ジョブコーチ」、最近の出題では「精神・発達障害者しごとサポーター」などはこれにあたります。
頻発ではありませんが障害者の支援のひとつとして、おさらいしておきましょう。
〔キャリアコンサルタント学科対策〕障害者の雇用後の支援について
キャリアコンサルタントの学科試験対策として、障害者雇用は押さえておきたい論点です。
その中でも、障害者を雇用した後の支援については、
- ジョブコーチによる支援
- 精神・発達障害者しごとサポーター
この2点については過去に出題されていることもあり、まずは押さえておきたいところですね。
では1つずつの内容を見ていきましょう。
〔キャリアコンサルタント学科対策〕ジョブコーチによる支援
ジョブコーチ(職場適応援助者)支援事業は、障害者の職場適応や定着を目的として職場にジョブコーチが出向いて支援を行うものです。
障害者の就職後の支援は、職場に適応して、安心して仕事を進めることができ、また障害者が能力を発揮できるよう、適切なサポートが大切になります。
ジョブコーチには次のように3つの形が。
<引用:障害者雇用のご案内>
ジョブコーチの支援内容
ジョブコーチの支援内容は、
- 具体的な目標を決めて、支援計画に沿って実施
- 支援対象は、障害者本人、事業所や障害者の家族
です。
そして最終的な目標は、上記のジョブコーチの支援が
を目指しています。
詳しい情報はこちらの資料からご覧いただけます。
⇒ 職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業について(厚生労働省HP)
〔キャリアコンサルタント学科対策〕精神・発達障害者しごとサポーター
「精神・発達障害者しごとサポーター」は、名前からも想像できるように応援者のような立場でサポートすることが望まれています。
誰でも養成講座を受けることでサポーターになって障害者を支援できるもの。特別な資格制度のようなものではありません。
精神・発達障害者しごとサポーターとは?
- 「支援者」というよりも、精神障害、発達障害のある同僚を 温かく見守る「応援者」
- 「応援者」が増えることにより、職場の雰囲気や人間関係がよくなることを期待!
- 基本的な知識を持つことで、「応援者」として、一緒に働いてください
<引用:厚生労働省HP>
尚、「精神・発達障害者しごとサポーター」は90分~120分の養成講座を受講することでサポーターになれます。
対象は「企業に雇用されている人であれば、どなたでも受講可能」ということになっています。
<引用:厚生労働省ホームページ>
参考になるwebサイトはこちらです。
まとめ
では、今日の内容をまとめてみますね。
- ジョブコーチ支援事業は、障害者の職場適応や定着を目的として職場にジョブコーチが出向いて支援を行う。
- ジョブコーチには、「訪問型」、「配置型」、「企業滞在型」がある。
- 精神・発達障害者しごとサポーターは、精神障害、発達障害のある同僚を 温かく見守る「応援者」。
▼障害者の就労関係については、良かったらこちらの記事も参考にしてくださいね▼
キャリアコンサルタント受験生のみなさん、学科勉強は捗っていますか。
コツコツ毎日取り組んでいきましょう。
頑張って!
障害者の雇用後の支援について一問一答!
では、キャリアコンサルタントの学科試験対策として知識の定着のために、一問一答で!
次の問題について、正しいか間違っているかを答えてみましょう。
問題1:ナチュラルサポートとは、障害者が自然の中で活動することを支援することである。
問題2:ジョブコーチの支援対象者は、障害者、事業所や障害者の家族である。
問題3:養成講座を受講することによって、「精神・発達障害者しごとサポーター」という資格取得ができる。
では、解答です。
問題1:× 事業所の上司・同僚による支援のことをナチュラルサポートという。⇒ 職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業について(厚生労働省HP)
問題2:〇 設問のとおり。ジョブコーチの支援対象者は、障害者、事業所や障害者の家族である。⇒ 職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業について(厚生労働省HP)
問題3:× 誰でも養成講座を受けることでサポーターになって障害者を支援できるもので、特別な資格制度のようなものではない。⇒ 精神・発達障害者しごとサポーター
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