キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

ホランド<6角形モデル,職業パーソナリティー理論,類型論的‐交互作用的理論>

 
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(株)TADAJUKU代表。キャリアコンサルタント&心理カウンセラー。キャリコン試験対策全般、スーパービジョン、起業支援。著書4冊。奈良県出身、大阪府在住【好き】ブログ、読書、猫、散歩、カフェなど^^

概要

ホランドは、パーソナリティー(性格)および職業(働く環境)の特徴を6タイプに分類。「性格」も「環境」も6個に分けている。内容はほぼ同じ。性格からの説明or環境からの説明なのかの違い。

6角形モデル(6タイプ)

(1)現実的(Realistic)

物、道具、機械などを扱うことを好む。明確で秩序的、組織的な操作を伴う活動を好む。電気エンジニア、飛行機エンジニア、カメラマンなど

(2)研究的(Investigative)

数学、物理、生物学などに興味関心。好奇心強く研究肌。分析、創造的研究などを好む。数学者、医者、プログラマーなど

(3)芸術的(Artistic)

独創的、自由、あいまいさを好む。画家、音楽家、デザイナーなど

(4)社会的(Social)

対人関係を大切にする。人の教育、援助、伝える活動を好む。教師、保育、カウンセラーなど

(5)企業的(Enterprising)

組織目標達成、交渉、経済的利益を目的とした活動を好む。外向的、野心的。管理職、人事部、営業部など

(6)慣習的(Conventional)

データ、資料を秩序的、体系的に整理する活動を好む。緻密で責任感がある。秘書、経理など

覚え方
頭文字を取って「RIASEC」と覚える。

 

各タイプの相互関係(六角形図の見方)は以下の通り。

(1)隣のタイプは心理的類似性が高い。例えば、現実的タイプの人は、慣習的、研究的タイプと類似性が高くなる。逆に対角線上にある最も距離が遠いタイプの場合は類似性が低い。例えば、企業的タイプの人は研究的タイプの人とは類似性が低くなる。

(2)6つのコードのうち3つの性格タイプで表したものを「スリーレターコード」という。例えば、社会的(S)/企業的(E)/現実的(R)だと、S-E-Rで表すことができる。

プレティガーが継承

その後プレディガーはホランドの研究を継承し、さらに4つの「ワークタスク」、2次元で整理できると説明。

①「モノ(機械、道具、修理など)」対「ヒト(援助、指導、伝えるなど)」
②「データ(事実、記録、数字など)」対「アイディア(創作、発見、解釈など)」

補足説明
さらに詳細に職業を図の中に表したものを「ワールド・オブ・ワークマップ」という。

ホランド理論に基づいて開発された代表的な診断ツール

① VPI職業興味検査
② 職業レディネステスト(VRT):労働政策研究・研修機構が開発

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