キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

倫理と行動

 
 
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藤原あきこ
国家資格キャリアコンサルタント。秘書検定準1級。企業の人事で人材育成を担当し、人の成長をサポートすることに大きな魅力を感じる。モットーは、MY造語”日々三転進化”(毎日ほんの1mmでもいいので成長していきたい)【好き】旅行、車の運転、花を愛でる、あとネコや犬など動物大好き!

キャリアコンサルタントの倫理

キャリアコンサルタントの役割

キャリアコンサルタントは、キャリア形成上の問題や課題の解決、またキャリア発達を支援する専門家として高い倫理観を持って活動するとともに、定められた倫理規定を理解し、実践することが大切である。

(1)キャリアコンサルタントの倫理綱領 /(特非)キャリアコンサルティング協議会

〔第1章 基本的姿勢・態度〕キャリアコンサルタントが自らを律すること

第1条 基本理念

相談者の生涯にわたるキャリア形成に影響を与えることを自覚し、職務を遂行しなければならない など。

第2条 品位の保持

品位と誇りの保持、法律や公序良俗に反しないこと。

第3条 信頼の保持・醸成

相談者の利益をあくまでも第一義とし、研究目的や興味を優先し キャリアコンサルティングを行ってはならない など。

第4条 自己研鑽

常に資質向上に努め、絶えざる自己研鑽に努める など。

※「S4自己研鑽とスーパービジョン」を参照

第5条 守秘義務

職務上知り得た情報などについて守秘義務を負う。が、身体・生命の危険が察知される場合などはこの限りではない。

第6条 誇示、誹謗・中傷の禁止

自己の身分や業績を過大誇示したり、他のキャリアコンサルタントや個人・団体を誹謗中傷しない。

〔第2章 職務遂行上の行動規範〕相談者等との関係で遵守するべきこと

第7条 説明責任

必要事項等を十分説明し、相談者の理解を得たうえで職務遂行する。

第8条 任務の範囲

自己の専門性の範囲を自覚し、専門性の範囲を超える業務の依頼は受けてはならない。

また必要に応じて、他の領域の専門家の協力を得るなど相談者の利益のための努力は最大限行うこと など。

※「S3ネットワーク」を参照

第9条 相談者の自己決定権の尊重

相談者の自己決定権を尊重すること。

第10条 相談者との関係

相談者との多重関係を避けるように努める など。

第11条 組織との関係

組織と契約関係にある場合、組織と相談者とが利益相反する恐れがある時には、事実関係を明らかにした上で、相談者の理解のもと職務遂行に努めること など。

※「S2環境への働きかけ」を参照

(2)関連サイト:キャリアコンサルタント倫理綱領

学習ポイント!
倫理綱領は常識的な内容ですが、もし違和感があれば理解して覚えましょう!上記の内容は抜粋なのでキャリアコンサルタント倫理綱領には1度は目を通して!

環境への働きかけ

キャリアコンサルティングの対象となる環境の改善のため、環境の問題発見をして環境へ働きかけるなどの対応をしなければならない。

(1)対象の環境

相談者自身に加え、相談者に関わる組織、学校、家庭、地域、社会、対人関係など個人を取り巻く環境も含まれる。

(2)留意点

〔守秘義務〕

キャリアコンサルティングを通じて知り得た情報などは守秘義務を負う。

〔社内外への働きかけ〕

組織の責任者や人事部門への指摘や提案などの環境への介入・働きかけ、他の専門家との協働支援などを必要に応じて行う。

〔適正な職務遂行〕

相談者の利益を第一義とし、自己の研究目的や興味のためだけに行ってはならない。

〔利益の相反〕

契約関係にある組織等と相談者との間に、一方だけの利益になり他方は不利益になる恐れがある場合は事実関係を明らかにし、相談者の了解を得て業務を行う。

理解ポイント!
 キャリアコンサルタント倫理綱領と内容が重なっていることを意識しましょう!

ネットワークの形成

(1)ネットワークの形成

関係機関や関連する部門、関係者とは社内外を問わず日頃から情報交換などを行い、協力関係を構築しておくことが重要である。

尚、専門家や専門機関との協業支援は必要に応じて行うこと。

(2)任務の範囲外の対応について

キャリアコンサルタント倫理綱領 「第8条 任務の範囲」にあるように、キャリアコンサルタントの任務範囲外の相談内容については、相談者への説明と承諾を得た上でリファーする。

この場合、リファー先への協力依頼を円滑に進めるためには、日ごろから良好な関係を築いておくことが大切である。

補足ポイント!
「リファー」問題解決のため自分よりも専門的な知識がある人や機関を紹介し任せること。

自己研鑽とスーパービジョン

(1)自己研鑽

キャリアコンサルタントはキャリア支援をする専門家として資質向上に努め、一生涯にわたって自己研鑽を行うことが重要。

(2)スーパービジョン

〔内 容〕

スーパーバイジ―(指導を受ける人)が担当したケースなどについて、スーパーバイザー(熟練者などの指導者)に意見を求め指導をしてもらうこと。

スーパーバイジ―本人が気づかない点やクセなどを知ることで、その後のカウンセリングの質向上に活かす。

〔目 的〕

①より良い支援をするための面談時のスキルアップ

②モチベーションアップ

③キャリアコンサルタントとしての能力向上

補足ポイント!
スーパービジョンは自己研鑽の1つです。熟練度合に関わらず、すべてのキャリアコンサルタントが受けるべきですね。

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