キャリアコンサルタント試験学科【標準、2級1級対応】

第12回キャリコン学科試験、官公庁資料・調査は平成30年、平成29年どちらで出題?

 
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第12回のキャリアコンサルタント試験。

7月7日が学科試験日ですね。

キャリコン受験生から「官公庁資料や調査関係はどの年度が出るのですか?」とご質問をいただいたことがあるのでこのポイントを。

加えて、法制度はどの時点(法令基準日)での内容が問われるのか?も合わせてお伝えしますね。

第12回キャリコン学科試験、官公庁資料・調査は平成30年、平成29年どちらで出題?

次回7月に実施されるキャリアコンサルタント学科試験において、

  1. どの年度の官公庁資料や調査が出題されるのか?
  2. 法制度はどの時点での(法令基準日)内容が問われるのか?

今日はこの2点について。

〔キャリコン学科試験〕官公庁資料や調査はどの年度が出題?

これについては、そもそも官公庁資料や調査関係の設問が悩ましいのに加え、2019年度になって初めて実施される試験なので迷っている受験生もいるでしょうね。

さらに今年からキャリアコンサルタント試験は年4回実施から年3回実施に変更になったことで、過去の出題タイミングをそのまま引き継いで考えていいのか?も。

気になるのは2大頻発の

  • 能力開発基本調査
  • 労働経済の分析

この2つは毎年、新しい結果が公表されるので平成29年、または平成30年どちらで出題されるのでしょうか。

では具体的に見ていきましょう。

能力開発基本調査

公表は毎年3月。平成30年版は平成31年3月に新しいものが公表されます。

試験ではどのタイミングで新しい調査結果の出題に切り替わるのか。

過去を見てみると、

〔第8回〕平成30年5月実施:平成28年度(平成29年3月末公表)

〔第9回〕平成30年8月実施:平成29年度(平成30年3月末公表)

前回の切り替わりはこのように8月の試験でした

この傾向から予測すると第12回は7月開催ですから、少し前倒しですが平成30年度での出題になってもおかしくないですね。

わたしの予想は平成30年度でと考えています。

【能力開発基本調査の予想】

〔第12回〕令和元年7月実施:平成30年度(平成31年3月公表)より出題

労働経済の分析

労働経済の分析の内容は2部構成。

第Ⅰ部は毎年同じ内容の「労働経済の推移と特徴」で、第Ⅱ部はテーマが年々変わります。

これを前提にお話ししていきますが、公表は毎年9月。

前回の切替は、5月実施の試験で新たに公表されたもので。

〔第7回〕平成30年2月実施:平成28年版(平成28年9月公表)

〔第8回〕平成30年5月実施:平成29年版(平成29年9月公表)

第12回の試験が7月ということから、こちらはほぼ確実に平成30年版で出題されると。

【労働経済の分析の予想】

〔第12回〕令和元年7月実施:平成30年版(平成30年9月公表)

仮に、平成29年版で出題されたとしても、第Ⅰ部の分析結果には平成30年と比較して大きな変化は見られません。

トレンドを掴んでおけば大丈夫だと予想しています。

ただ、心配な方や時間に余裕がある場合は、平成29年版を過去問中心におさらいしておけば良いでしょう。

どちらで出題されても慌てることなく、落ち着いて取り組んでくださいね。

〔キャリコン学科試験〕法制度はどの時点(法令基準日)の内容が問われるのか?

法制度も改正や新たな導入があったりしますので、どの時点での内容を問われるのかは気になりますね。

こちらは明快な答えがあり、

2019年度試験は2019年4月1日時点で施行されている法令に基づく

となっています。

試験団体のHPに掲載されている文言は次のとおり。

法令基準日

2019年度試験の問題の解答にあたっては、2019年4月1日の時点ですでに施行 (法令の効力発生)されている法令等に基づくものとします。

なお、試験範囲に含まれる時事的問題など、キャリアコンサルティングに関連するものとして知っておくべき知識・情報については、基準日にかかわらず出題される可能性がありますのでご留意ください。

<引用:キャリアコンサルティング協議会

ここで気になるのは2つ目の文章。

試験範囲に含まれる時事的問題などは基準日に関わらず出題される可能性があると。

実際に過去に出題されたことはあり、この文言は脅かしているわけではなく。

具体的には、2019年4月1日に創設された専門職大学について、創設される前の第7回(2018年2月実施)と第11回(2019年2月実施)に丸ごと1問 出題されました。

と言っても毎回、基準日前の時事的問題などが出題されていることはないので、神経質にならなくてもいいと思いますよ。

まとめ

第12回のキャリアコンサルティング試験では、頻発の「能力開発基本調査」や「労働経済の分析」は平成30年版で出題されると予想しています。

仮に平成29年版で出題されたとしても、調査結果の数字的な部分に大きな違いは生じていませんのでトレンドを掴んでおけば対応できるかなと思っています。

また、法令基準日は2019年4月1日。

キャリアコンサルタントとして関りの深いところで言うと、働き方改革の一環で法改正された辺りは要チェックですね。

▼法改正などはこちらの記事にまとめています▼

試験勉強は、短時間でもいいので日々進めた方が記憶定着にはいいですよ。

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