国家資格キャリアコンサルタント試験は学科と実技(論述と面接ロープレ)を別々に受験することができます。もちろん、キャリアコンサルタント登録は、学科と実技両方の合格が必要になります。
では、それぞれの難易度はどうなんでしょうか。
学科試験については、こちらの記事でご確認ください。
実技試験については、結論から伝えると、正解がないという点で面接ロープレのほうが難しいですね。ただ、合格することだけを考えれば、面接ロープレの難易度は高くはありません。
論述と面接ロープレにわけて難易度とともに、勉強を進めていく上での注意点をお伝えします。
国家資格キャリアコンサルタント論述試験の難易度は低い
まず、論述試験。
論述試験は、はっきりいって易しいです。
暗記するとかありませんし、ちょっとだけコツを掴めば合格点をとることはすぐにできると思います。
コツについては、こちらに書いていますのでご確認ください。
平均点も50点満点で35点ほどありますので、まずは35点以上を目指していきましょう。
論述の勉強時間はどれくらい必要?
できれば過去問5回ぶんくらい練習したいですね。
それを2回転すればいいのではないでしょうか。
プラス5点を取りたい方は?
国家資格キャリアコンサルタント試験は、ご存知のとおり<論述50点満点+面接ロープレ100点満点>で合計90点以上で合格となります。
面接ロープレが苦手なひとは、論述試験で40点取れると面接がラクになりますね。
ということは、なんとか平均点にプラス5点を上乗せしたいと。
どうすれば、プラス5点を上乗せできるのかについては、すいません。このテクニックについては有料版になってしまいますので、必要な方は研究施設コースをご検討くださいね。
国家資格キャリアコンサルタント面接ロープレの難易度は条件付きで低い
まず結論から。
普段から人の話をしっかりと聴こうという姿勢を持っている方は、まったく練習しなくても合格できます。合格率も高いですから。
ただ、人によっては試験で求められている傾聴姿勢が不足してしまっている場合があります。
特に、仕事で問題解決能力を必要とされてきたひとや、悩んでいる人をどうにか助けてあげたい気持ちが全面に出てしまうひとは苦労しますね。
なので、条件付きで難易度は低いとしました。
むやみに練習しても意味はない
ロープレは数が勝負。養成学校の先生から「少なくとも30回以上は練習してください」と言われた人もいるかと思います。
ただ、これは誤解を招いてしまいます。
それこそ、変な癖がついてしまったりします。
必ず知識と経験値がある人から、フィードバックをもらうようにしてください。
合格することが最終目的ではない
そもそも、なぜキャリアコンサルタント試験を目指したのかなんですよね。
将来的に、キャリアコンサルタントとして仕事をやっていきたい。対人支援のプロとして、悩んでいる人のお役に立てるようになりたいと考えたらですよね。
先ほども書いたとおり、合格するだけならそんなに難しくはないと思います。
ただ、せっかく練習するのだったら、実際のキャリコンサルティングで必要になるスキルや考え方を学びながら合格を目指しましょう。
手前味噌ですが、私は10年間以上にわたり年間30万円以上する個別相談を毎年数人から数十人、年間契約で引き受けてきました。
プロとしてどんな視点が必要なのか。
国家資格キャリアコンサルタント面接ロープレ講座では、もちろん試験合格を目指しますが、肝になる部分は十分感じてもらえると思います。
それぞれの目的に向かって自己研鑽、自己投資を続けていきましょう。
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