口頭試問攻略、対策はどうする?苦手な人は最低限の枠をつくって回答する!

キャリコンサルタント試験【実技】対策ヒント集

キャリアコンサルタント試験は、実技面接試験でロールプレイング終了後に、口頭試問(試験官から何個か質問される)があります。

どれぐらい重要視されているかは定かではありませんが、口頭試問5分の受けこたえも合否に影響していることは間違いありません。

受験生のなかには、この口頭試問をすごく苦手にされている方もおられます。

そこで、口頭試問攻略法、対策、コツについてちょっとしたヒントを書いてみたいと思います。ぜひ、参考にしてくださいね。

口頭試問で挽回できる!?

合格者のなかには、「まったくロープレできなかったけど、口頭試問はバッチリこたえられたから合格できた」と言われる人もいます。

ただ、これは謙遜ですね。

本当にロープレがまったくできていないのに、そもそも口頭試問だけバッチリこたえられることが考えられません。

たとえば、ロープレが出来ていないということは、CLの訴え(主訴、CLの問題点)や、CCからみたCLの問題点も把握できていないはずです。

なのに、口頭試問で的確に答えられるはずがありませんよね。

ロープレが出来ないことは見逃してあげる?

それと、もし本当にロープレがダメで口頭試問だけがばっちりだったとしても、試験官が「そっか。そこまで振り返りが完璧に出来ているのであれば、ロープレの不出来は目をつむってあげよう」ってなるはずがありません。

当たり前ですが、あくまで実技面接試験はロールプレイの基本がちゃんと出来ているかどうかを評価されているということを忘れないでください。

口頭試問で挽回できるというのは都市伝説です!

口頭試問が評価に影響することは事実

口頭試問で挽回はできないにしても、試験合否に口頭試問が影響することは確実でしょう。

(国家資格になるまえは、口頭試問はまったく影響しないという実施団体もあったようですが)

たとえば、ロープレがすごくよく出来たわけではないけど、まったくダメだったわけでもない。これくらいの手応えの人はいますよね。

試験官も評価しづらいことはある

私はこれまでに6000回以上のロープレフィードバックをしてきていますが、そのなかには「評価しづらい」と感じるものがあります。

それは試験官も同じだと思います。

そういったときに、口頭試問によって受験生の考えていることがわかります。

私も講座の中で「えっ、そんな風に感じ取ってロープレをしていたんだ」って唖然とすることもありました。

口頭試問で自分のロープレを客観視するチカラは必要か?

キャリアコンサルタントは常に、自身の面談を振り返ることが必要です。

  • あの関わり合い方はまずかったかな
  • あの場面はこんな風に関わったほうが良かったかも
  • あの質問よりこっちの質問のほうが良かったかも など

こういった振り返りは、次回の面談において必ず役立ちます。

熟練キャリコン技能士1級、対人支援で生計を立てているプロの方に随時チェックしてもらう、スーパービジョンも義務ではないにしても推奨されています。

ロープレ直後に客観的に振り返るチカラ

個人的には、ロープレ直後に間髪入れずに口頭試問に答えなければいけないというのは、ちょっと酷かなという気持ちもあります。

とくにゆったりと時間をかけて振り返りをすることをしたい人もいるでしょう。

ただ、口頭試問で聴かれることは概ね決まっていますし、ロープレ中も客観的に把握しておきたい内容を問われますので、苦手なひとはある程度準備をして臨みましょう。

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口頭試問の答え方

具体的にどんなことを聴かれるのか?

代表的な口頭試問の内容や答え方については、こちらの記事をご確認くださいね

具体的事例をつかって

たとえば、ロープレでこんな感じの内容だったとします。

(ex)大城さん54歳/部長、妻、子供15歳
5年前に部長に昇進したが、うちの会社は55歳で役職定年になるので、あと1年ちょっとだし、定年後の準備をやっていかないといけないと思っています。まだ子供が中学3年でこれからお金もかかるので、働きたいと思っている。人材育成には興味はあるし、週末は若手のキャリア支援についての勉強会にも参加しています。その中で、発達障害支援にも取り組んでみたいと思っているが、傾聴スキルが伴っていないことに気づき、カウンセラー学校に通うか迷っている。会社からは再雇用制度の話もあるが条件も悪いしまったく興味はないし、転職もサラリーマンとは違った生き方をしてみたいので気乗りがしない。それよりもカメラが趣味で動物も好きなので、岩合さんみたいなプロカメラマンとして頑張っていきたい。ただ、妻に相談すると猛反対された。もちろん、自分でもフリーランスはリスクがあることもわかっているけど、10年趣味で続けてきたカメラで勝負をしてみたい。カメラをやりながら発達障害支援の勉強も並行することで5年後には、対人支援のほうでも報酬を得れるようになるのではないかなと。私も障害ではなかったけど、若い頃どこかしら社会、環境、人間関係に慣れずに苦しんだ経験もあり、発達障害の子供が少しでもスムーズに仕事をしていけるような活動をしていけるようにお役に立ちたいと思っています。

口頭試問① できたこと、できなかったことは

できたこと一例

「丁寧にクライエントさんの言葉を伝え返し、自由に話しやすい雰囲気を作り出すことで、15分間を通じてある程度の信頼関係は構築できたと思います。また、カメラマンになりたいこと、発達障害の方のお役に立ちたいという気持ちに寄り添いながら進めることはできました」

できなかったこと一例

「後半ややもたつきがあったと思います。もう少しカメラマンへの想い、発達障害者支援にどんなカタチで関われそうか、リスクに対する捉え方、奥さんの反対する気持ちなどに関われることで、クライエント自身に内省してもらえる関わり合いができれば、もっと良かったと思います。」

過去口頭試問②「主訴はなにか(CLの問題点はなにか)」一例

1年後に役職定年になるということで、再雇用、転職ではなくプロカメラマンや発達障害支援をやっていきたいと思っているが、フリーランスはリスクもあるし、妻も反対しているし、子供にはまだお金がかかるので、今後どうしようか思い悩んでいるというのが、現時点でのクライエントの問題だと思います(主訴だと思います)。
※「現時点での」という言葉は忘れないようにしましょう! あと、もう少し再雇用、転職が気乗りしない理由や、プロカメラマン、発達障害への想いなども入れながら答えてもOKです。

過去口頭試問③「CCからみたCLの問題点はなにか」一例

「カメラマンへの想い、発達障害支援に関わっていきたい想いはあるが、具体的にどれくらいのリスクがあるのか。どう進めていけばいいのか悩んでいる点からすれば、やや自己理解・仕事理解がやや不足しているかなと思いました」
「今後の働き方については、まだ子供さんの学費もかかることを考えると奥さんとしっかりと話し合いをしていく必要があると感じましたが、まだしっかりと話し合いがされておらずコミュニケーションが不足していると思いました」

過去口頭試問④「今後どう展開(支援)していくか」一例

「具体的にどんなリスクがありそうなのか。フリーランスとしてやっていくためにはどのように進めていけばいいのかなど、ネット、知人を介して情報を集めてもらう。また、違う分野に挑戦することになるので、これまでの自身の経験、人脈、強みをどう活かしていけばいいのかも棚卸ししてもらい、自己理解・仕事理解を深めてもらえるような支援をやっていきたいと思います」
「奥さんが反対する理由をまずはしっかりと受け止めて話し合いをしてもらえるような支援をしていきたい。最終的に自らの判断で後悔のない選択決断をしてもらえるような支援をできればいいなと思います」
JCDA受験の場合は、経験の再現、意味の出現を筆頭に、過去論述試験問1で指定されてきたキーワードは、口頭試問を答えるうえでも非常に重要となります!下記、論述試験対策の決定版記事のなかでも、過去使われてきたキーワードベスト3を公開していますので確認しておいてくださいね。
以上、国家資格キャリコンサルタント試験の口頭試問の答え方について参考にしてもらえればと思います!

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