先ほどYouTubeキャリコン合格ラジオでお話ししたのですが、マスクをつけた中でのロープレ試験になると、顔の表情が見えないぶん、「マ」を支配して信頼関係を築いていけるスキルはとても大事になってきます。
これまでのブログ記事でも、「マ」の取り方については説明をしてきたので、こちらの記事も確認してくださいね。
ラジオでも基本同じようなことをお伝えしました。
ただ、文章を読むだけよりも耳から説明を聞いてもらった方が、より意識できるので確認してみてくださいね。
簡単に大事なことをまとめておきますね。
クライエントさんがしゃべった後に、受け止める時間を持つ
対人支援は常にクライエントさんにスポットがあたる必要性があります。
クライアントさんは、今悩んでることや今起こっていることに対して、キャリアコンサルタントにわかってもらえるように一生懸命お話しをされます。
さらに、自分が話すだけではなく、キャリアコンサルタントがどのように受け止めてくれるのか、どんなアドバイスをくれるのかを期待しています。
そういった中で、キャリアコンサルタント側は常に今どちらにボールがあるのかを、認識する能力が必要になるのです。
クライアント側はある程度喋り終わった中で、ボールをキャリアコンサルタント側に渡してくれます。
そのボールを受け取った時に、しっかりとどんなスピード(内容)のボールだったのかなどを、体に伝わる感覚を味わうように、クライエントの言葉をじっくりと受け止めなければいけません。
それが以前のブログでも書いた通り「魔法の3秒ルール」と呼ばれるものになります。
「マ」を取ることが苦手な人は、まずは心の中で「1、2、3」と数えるようにしてくださいね。
被せるように話すことの弊害
「マ」をとらずに進めてしまうと、どうしても軽い感じになってしまいます。
普段の友達との会話であれば、「マ」を取らずに進めても全く問題はありません。それは目的が違うからですね。
カウンセリングやキャリアコンサルティングの目的は、そもそも自己探索や内省を深めることによって、クライエント自身で新しい気づきにつながり、自己成長の支援にあるからです。
ということは、お互いに考える時間を大事にしながら進めなければいけないということです。
本来、誰かに向かって自分の悩んでることや起こっている状況を話すだけでも、ある一定の効果が認められます。
ということは、キャリアコンサルタント側は何も喋らなくてもいい位なんです。
もちろん試験では、単に聴いていれば良いとはならないのですが、まずは、クライエントに話をしてもらって、待つことで一定の効果があることだけは忘れないで下さいね。
クライエントは支援者側の反応も期待している
その上で、先ほど書いた通り、クライアント側はキャリアコンサルタントの反応も期待をしていることを忘れてはいけません。
なので、キャリアコンサルタントは、ボールを渡されてそれをしっかりと受け止めながら、言葉で反応を示していく必要性が出てくるのです。
ラジオの方で、下記のような質問がありました。
ラジオで少しだけお答えしたのですが、ボールを渡されている状態になるので、やはりここは何か話をする必要がありますね。
どんなことを話していけばいいのか分からない、ということにもなるとは思うのですが、まずは「伝え返し」がベースになってきます。
このあたりは、また今後ラジオの中でもお伝えできますが、まずは下記記事を読んでみてくださいね!
では、今日は「マ」の重要性について復習も兼ねてお伝えしました!
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