【実技面接ロープレ】見違えるほど上手くなる人の特徴!【固有の方法を手放す】

キャリコンサルタント試験【実技】対策ヒント集

キャリコンサルタント試験実技面接ロープレ試験対策で2000人以上の指導をしてきて、最初はひどいロープレだったのに、あっという間に上達する方がおられます。

逆に何度やっても改善できない人も。

ロープレのコツを掴むのが上手い人と、下手な人の違いはどここにあるのでしょうか。

成長スピードが早い人は、これまでの自分の聴き方にこだわらずいったん捨てることができます。

このあたりについて深掘りしていきますね。

【キャリコン実技面接ロープレ】見違えるほど上手くなる人の特徴!【固有の方法を手放す】

人の話を聞くときに誰しも自分なりの聴き方というものを持っています。

話し方についてはかなり気にする人もいますが、聴き方についてはさほど気にする人はいない感じでしょうか。

まずは聴き方の癖のパターンを見ていきましょう。

聴き方の癖で多い4パターン

  1. 相手の話にすごく興味を持って聴いてあげるパターン
  2. すべての話を受け入れながら聴いてあげるパターン
  3. 相手の話を聴いている時に自分の考えを伝えたくなるパターン
  4. 問題解決するためにはどうすればいいのかを前提に話を聴いているパターン

1)相手の話にすごく興味を持って聴いてあげるパターン

もともと人に興味があって、相手の話すことに自然と興味を持てる人ですね。

相手に興味があるので、すごく集中して話を聴くことができます。

イメージとすれば、大好きな人と話しができる場合。相手が話すことをすべて聞き逃さないぞという感じ。

これをどんな場合でも実践できるタイプです。

相手の行動、考え、経験などすべてを知りたいという欲求を持って話を聴くスタンス

2)すべての話を受け入れながら聴いてあげるパターン

相手の話したいことをひたすら聴いてあげたいと思っている人です。

「正しい、正しくない」「賛成、反対」というジャッジする気持ちはまったくなく、ただただ話したいことがあったらいつでも話相手になってあげるよっていう感じ。

自分の意見はあまりないタイプです。

ほとんど自己主張とかはせず、中立性を保ちながら話を聴くタイプ

3)相手の話を聴いている時に自分の考えを伝えたくなるパターン

2)とは真逆で、とにかく自分の考え、意見を伝えたいと思いながら相手の話を聴くパターン。

自己主張が強い感じ。

相手の意見を批判しながらの人と、相手の意見は批判も賛成もせず自分の意見をとにかく伝えるタイプの人がいます。

どちらにしても「自分の意見を伝える」ことを優先して相手の話はあまり聴いていません。

一応聞くという姿勢は持ちながらも、頭の中では次はこれを伝えようと思っているタイプ

4)問題解決するためにはどうすればいいのかを前提に話を聴いているパターン

最後は、相手が困っていることや何か問題が発生しているときに、どうすれば今の状況を変えられるのか。どうすれば問題を解決できるのかということを前提に、相手の話を聴いているパターンです。

私が何とかしてあげたいと責任感が強く前のめりになる感じです。

ビジネスの現場ではこれが求められているので、一番多いパターンかもしれません。

原因はどこにあるのか。解決のヒントになるカケラを探し求めながら話を聴くタイプ

コツを掴んで上手くなる人の特徴!

上記で見てきたように、それぞれ聴き方には癖があります。

上記の聴き方のパターンは、どれも一長一短があります。3)4)とかはまったくダメな感じに思うかも知れませんが、1)2)だけだと物足りなさが残ったりするのです。

まずは、自分の聴き方の癖を理解すること。

どのパターンの傾向が強いのか。偏りが強いところを把握できればOKです。

聴き方の癖については、少し練習したりフィードバックをもらうとわかると思います。

ここから、成長スピードが変わってきます。

すぐに修正できる人の特徴は以下の通り。

  1. 大きく修正しなければいけないところから着手する
  2. 他の人が上手くできていることを吸収してみる
  3. 違和感を受け入れて実践して褒めめられたことを吸収する

1)大きく修正しなければいけないところから着手する

細かいところにこだわるのではなくて、大きく修正しなければいけないことだけに集中して大工事をしてみる。

たとえば、講師から「解決思考になってしまうので、すべて伝え返しと言い換えだけでロープレを一度展開できるように練習してみまましょうか。質問はしないように」という提案をされたときに、それを怖がらずに取り組める。

これは、かなり恐怖を伴います。

何十年と慣れ親しんだ聴き方を捨てるわけです。

通常は、そんな簡単に修正できないのですが、成長スピードが早い人は素直に実践することができるのです。

特徴1失敗を怖がらずに、思い切った大工事に着手することができる!

2)他の人が上手くできていることを吸収してみる

対策講座や勉強会では、他の人のロープレを見る機会もあります。

他の人がやっている姿をみて、「上手だな~」「ゆったりマを取りながら落ち着いて対応されているな~」「自己探索の質問のやり方が上手いな~」など、いいところを貪欲に自分のロープレに取り入れることができます。

いい意味で自分のやり方に固執せず、良いものを吸収する姿勢ですね。

特徴2モデリング、真似することが得意!

3)違和感を受け入れて実践して褒められたことを吸収する

大工事、モデリングをすると、かなりの違和感を感じることになります。

「本当にこんなやり方でいいんだろうか」って不安になるんですよね。

初めてチャレンジすると、修正加減もわからないので失敗もしてしまいます。

ただ、このときに出来なかったことにフォーカスするのではなくて、講師から褒められたことだけを素直に吸収することができます!

特徴3前向きに出来たことだけを自分に取り入れることができる!

多田塾では一気に50点ほどアップする人も

最後に多田塾の対策講座に参加されたかたの実例を。

Aさんは国家資格キャリアコンサルタント試験に2回連続不合格。実技試験結果はともに60点台(論述30点弱、面接40点ちょっと)。

2回連続この点数となると明らかに、聴き方に癖があることは確実です。

私が見た感じだと、3)4)の癖があって、しかもかなり強固でした。そこで、私は「マの取り方」「伝え返し」のテクニックを徹底的にお伝えして、ちょっと強制的に治してもらいました。

Aさんも違和感を受け入れて恐怖に打ち勝ち、結果約50点アップのオールA合格。

自分には向いていないとずっと自信を失くされたいたのですが、向いていないのではなくてコツを掴めていなかっただけのことなんですね。

もし不合格になっても卑下せずに、前向きに聴き方の癖を修正していきましょう!

 

以上、【実技面接ロープレ】見違えるほど上手くなる人の特徴!【固有の方法を手放す】について解説してきました。ぜひ、参考にしてくださいね!

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