【論述試験問3】キャリアコンサルティング協議会独特の論述出題

キャリコンサルタント試験【実技】対策ヒント集

国家資格キャリコンサルタント試験、キャリアコンサルティング協議会(キャリ協会)独特の出題である、事例展開していくための「提案」記述。

設問2でキャリコンサルタントとして相談者の問題を把握しているからこそ、その問題に対してどう向き合ってもらうのか。

設問1、2のヒントについてはこちらの記事をご確認ください。

問題解決に向けてどんな提案ができるのか。

提案の要点を文章の流れを意識して2つ埋めなければいけません。

どんなことに注意して解答作成すべきなのか解説していきます。

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提案を重視していることがあきらか

まず、解答作成の前にキャリ協会の論述試験逐語や設問からすれば、キャリアコンサルタントは必要に応じて積極的に提案を求められていることがわかります。

「こんなことをしてみるのはどうか」

「◯◯ということについて考えてみるのはどうか」

など、キャリアコンサルタントは相談者が抱えている問題に対して、解決方法(その糸口)の選択肢を何個か持っていてそれを提案してみることが要求されるということですね。

提案の要点は2つ記述しなければいけない

ここで2つ記述しなければいけないのは、提案が1つしか思いつかないのであれば、もし相談者がそれはやりたくないと言えば、展開できなくなってしまうんですよね。

ということは、少なくとも切り口が異なった提案を2つくらいはできるようにしてねということだと思います。

2つの提案は、できるだけ切り口の異なったものを書くようにしましょう!

システマティックアプローチの視点からすれば

システマティックアプローチからすれば、通常は「目標共有」をしてから方策提案をしていくことになります。

逐語録の流れ、設問3(2)のことを考えると、(1)の提案は目標共有に近い提案を求められている可能性もあります。

大きな方向性を定めていきたいといった感じです。

そう考えた場合は、設問3(1)は少し大きめの目標、方向性を提案する感じで解答しておいて、より具体的な関わり方は、設問3(2)で書いていくことになります。

ただどうしても、解答作成を考えると、目標共有と方策提案は混ざり合ってしまいますし、そこまで神経質にならなくてもいいかなと。

実技面接においても「提案」はしてもOK?

このように、キャリ協会においては論述逐語において、提案することを求められています。しかも逐語のやり取り回数だけで判断すると、10分もたっていない段階です。

ということは、面接ロープレでも押し付けはいけませんが「提案」することに尻込みすることもありませんので。

ただ、論述は紙面上の兼ね合いもあります。面接のときもどんどん積極的に提案をしてもOK!と考えるのはリスクはあるのでご注意を。

キャリアコンサルタントとしてどのような提案が妥当?

では、キャリ協会論述試験過去問第9回を利用してみていきましょう。

幼少期から電車運転士になるのが夢で鉄道会社へ就職有利な専門学校に入学。企業研究、エントリーシートも頑張ったけど不採用。不真面目なクラスメートが内々定。落ち込みやる気ダウン。親からも「どこでもいいから就職しろ」って怒られた。秋採用、2次募集とかも採用数少ないと思うと、自信もない。他の業界も考えたほうがいいかなと。

提案の手前では、キャリアコンサルタントとして下記のように整理しています。

  • 鉄道会社への想いもある
  • 自信はない
  • 他の業界も視野に入れたほうがいいかもとの想いもある

つまりは、今後就職活動を進めていく上でどう考えて、どう動いていけばいいのか悩んでいるので、まずはそれを整理していくことが大事ではないかと。

そのうえで、「◯◯について考えてみるのはどうか」と提案しています。

まずは無難な提案を

本問においては、相談者は就職の方向性で気持ちが揺らいでいます。

そうした相談者に対してキャリアコンサルタントはどんな提案をできるのでしょうか。

一番無難な提案は、振り返りでしょうね。

何か迷いが生じた時は、過去の自分を見つめ直してみる。これは基本中の基本なので。

  • 再度鉄道に対する想いを振り返ってもらう
  • 他の業界も含めて興味、適性、強みなど考えてもらう

まず、流れからしてもこのあたりを1つめの提案として解答するのがいいでしょう。

違った切り口での提案をもう1つ

ここが結構難しいですよね。

テクニック的には、1つはすぐに思いつくはずなのでそれをすぐに1つめに書いて(2)で具体的な働きかけを書いていきましょう! そのあと、残っている時間で(1)2つめの提案を最後の最後に埋めるといいですね。

何でもいいかと思いますが、文章の流れにあわせないといけないので厄介です。

たとえば、1つめは過去を振り返ってもらう提案を書いているので、逆に未来から考えてもらうことや、もっとより具体的に就活戦略(エントリーシート対策、面接対策)などについて考えてもらうこともできそうですね。

ここで、ウンウンと悩んでしまうと(2)の時間がなくなってしまうので、最後にまわすことをおすすめします!

続き:設問3(2)具体的方策についてはこちら▼

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