【受験生必読参考書NO1】キャリアコンサルタント試験対策必須テキスト

キャリアコンサルタント、対人支援に役立つ小話

キャリアコンサルタント受験生なら誰でも知っている参考書、木村周先生『キャリア・コンサルティング理論と実際』は購入すべきなのか。

購入しなければキャリアコンサルタント資格学科試験に合格することができないのか。

さらに、試験合格のための参考図書としての位置づけではなくて、今後キャリコンとして活動していくためには必読なのか。

このあたりについて、資格専門学校講師16年、キャリアコンサルタント試験対策講座を約7年運営、自らもキャリアコンサルタントとして活動している(株)TADAJUKU代表の多田が書籍の感想など踏まえてお伝えしていきます。

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【参考書NO1】キャリアコンサルタント試験対策必須テキスト

まず、Amazonに掲載されている『キャリアコンサルティング 理論と実際』の説明抜粋です。

キャリアコンサルティング、キャリア・カウンセリングを学ぶ多くの人にロングセラーとして読まれてきた『キャリアコンサルティング 理論と実際』の5訂版。
広範にわたるその諸理論を紹介・解説した第1部と、実践に即した具体的方法について包括的に詳説した第2部より構成。

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私は第3訂版から持っていますが、少しづつ改定を重ねてきています。

4訂版から5訂版への変更にあったては、法律、指針や制度、調査等の改正・更新にともない最新のものを反映・追加しています。

具体的な反映、追加点

  • 第10次職業能力開発基本計画
  • 職業能力の評価(職業能力評価基準、ビジネス・キャリア検定試験)
  • セルフ・キャリアドック
  • 事業場における治療と職業生活の両立支援
  • ストレスチェック制度の実施状況 など

キャリアコンサルタント学科試験対策として考えるのなら、根本的な内容については変わりはありませんが、特に法律、制度、調査関係のものについては、最新の情報で勉強する必要があります。

ただ、そもそも学科試験対策として『キャリアコンサルティング 理論と実際』を絶対に購入しなければならないのかどうかですよね。

キャリアコンサルタント試験対策として必須なのか?

ここは気になると思います。

私なりの意見をお伝えしておきますね。

多田の体験談

まず、私は国家資格になる前にキャリアカウンセラー試験(現キャリアコンサルタント資格)を受験して合格したのですが、学科試験について本質的に変わることはありません。

結論からお伝えすると、私は一切参考書は読みませんでした。もっというと、養成学校から配られるテキストも読まなかったですね。

ひたすら「問題集」のみ。

当時、過去問がまったくなかったので、市販で売られていた「問題集」を購入してそれだけを集中的に勉強しました。

学科試験対策として購入すべきか?

実務受験者枠(養成講座に参加しない)

購入したほうが良いかと思います。

それは、養成学校に通っていれば全体像を把握できるテキストがありますが、実務受験枠の方はベースにするものが何もありません。

なので、いろいろな参考図書はありますが迷いなく『キャリアコンサルティング 理論と実際』を購入しておくといいでしょう。

実務受験枠のかたの勉強法については下記で書いておきましたので、参考にしてくださいね!

養成講座に参加されている方

学科試験対策としては、購入はしなくて構いません。

それは、試験に合格するためには「問題集」「過去問」を徹底することが最重要だからです。

これは、キャリアコンサルタント試験に限ったわけではありません。

私はありとあらゆる勉強法に関する本を読破してきましたし、自分でも勉強法書籍については2冊出版しています。

ほぼ、どんな勉強本にも書かれているのですが、とにかく「問題を解く」ことが最優先なのです。

なので、養成学校のテキストがあればそれで十分です。

もっというと、超重要な論点だけが整理されたテキストがあれば一番効果的に勉強できます。必要なかたは有料になってしまいますが、有料会員コースをご利用くださいね。

でも、学科試験ではこの本から一番出題されるのでは?

まずは、下記はAmazonレビューの一部抜粋です。

キャリアコンサルタントの学科試験の問題は、この本の中からけっこう出題されます。
問題の選択肢の文章と本書の文章を比較すると、ピタリと一致するところがたくさんあるので、明らかにこの本から出題されていると分かります。キャリア理論については、『新版キャリアの心理学』(渡辺三枝子編著、ナカニシヤ出版)に詳しく書かれており、キャリア理論に関する問題はこちらの方から出題されます。本書とこの新版キャリアの心理学の二冊は、キャリアコンサルタント試験の学科試験を受けるのであれば読んでおくべき本であり、学校のテキストだけで合格を勝ち取るのはしんどいと思います。

上記の意見もまったく否定はありません。

現に過去問をすべて分析して、一番出題されているのが『キャリアコンサルティング 理論と実際』なんです。

ただ、試験終了後に「◯◯ページのここから、そっくりそのまま出題されています」と照らし合わせたとしても約400ページくらいある書籍を全部アタマに叩き込んでおくことは不可能なんです。

結局、「なんとなくあそこにこんなことが書いてあったかな~」程度の記憶にしかなりません。

そもそも、その出題された内容が木村先生の本を読んでいないと正解を導き出せないという問題なんていうのは、ほとんどないのです。

本を読んでいなくても、「問題集」「過去問」をしっかりやっていれば正解を導き出すことはできますね。

このあたりについての見解は、(株)TADAJUKU学科担当の藤原あき子も記事に書いています。良ければ参考にしてくださいね。

キャリアコンサルタントとしては購入は必須なのか?

答えは「YES」!購入は必須です。

どういうことかというと、学科試験対策としては不要だけど、今後キャリアコンサルタントとして活動していくためには、どうしてもバイブル的存在が必要になります。

『キャリアコンサルティング 理論と実際』の一番すごいところは、第2部「キャリアコンサルティングの実際」なのです。

第2部はこんな内容です。

第1章:キャリアガイダンス、キャリアコンサルティングの具体的内容

第2章:キャリアガイダンス、カウンセリング、キャリアコンサルティングの基本的知識・スキル

第3章:自己理解の実際

第4章:職業理解の実際

第5章:キャリアコンサルティングにおけるキャリア・カウンセリングの実際

第6章:キャリアガイダンス、キャリアコンサルティングにおけるグループアプローチ

第7章:公共職業安定所等のキャリアコンサルティング(職業紹介と職業指導)

特にこの中でも、第5章「キャリアコンサルティングにおけるキャリア・カウンセリングの実際(おそよ30ページほど)」についてはキャリアコンサルタントなら誰しも押さえておかなければいけない内容になっています。

当ブログでも紹介しているキャリコンの王道「システマティックアプローチ」が詳細に説明されています。

さらに、キャリアコンサルタントの大多数の方が、いろいろな理論を組み合わせた「包括的・折衷的アプローチ」で対応するのですが、この包括的・折衷的アプローチについての特徴は必見になります。

何個かだけ抜粋しておきますね。

  • 実際、人は問題を持っっているのではなくて、持っているのは心配、困難、状況、人間関係、生活条件である。クライエントがこれらについてどのような変容を望んでいるのか、どうしたらそれができるかを、自らが援助することである
  • カウンセラーは、クライエントがその援助を求めていることについて、すでに誰かに援助を求めたかどうかを知る必要がある
  • カウンセラーは会話の中からカウンセリングにとって意味のある事柄を探し出す能力を持つべきである
  • カウンセラーはクライエントの問題解決能力と変容の可能性を評価する力を持つべきである
  • カウンセラーは、カウンセリングを構造化する力を持つべきである

とても、とても重要なことが書かれていますので、キャリアコンサルタントとして活動していくにあたっては、木村周先生の『キャリアコンサルティング 理論と実際』第2部を何度も目をとおすことをオススメします!

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