【違い】国家資格キャリアコンサルタントと国家検定キャリコン技能士2級

キャリアコンサルタント、対人支援に役立つ小話

キャリアコンサルタント資格に興味をもって、いろいろ調べていくとよく似た名称のものが出てきて混乱すると思います。

  • どちらを受験すればいいのか
  • 両方受験したほうがよいのか
  • どんな違いがあるのか など

「国家資格キャリアコンサルタント試験」と「国家検定キャリアコンサルティング技能検定2級」の違いについて、簡単にまとめておきますね。

私は、国家資格キャリアコンサルタント試験対策講座(民間資格時代も含め)、キャリコン2級技能検定講座を定期的に開催してきました。約7年間、延べ2000人以上の方に参加してもらっています。

実際の受験生の声も踏まえながら、気になることに回答していきます!

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国家資格キャリアコンサルタントと国家検定キャリコン技能士2級の違いは

簡単に言ってしまうと、「国家資格キャリアコンサルタント試験」は標準レベル、「国家検定キャリアコンサルティング技能検定2級」は熟練レベルという関係にあります。

標準レベルは、基本をすべて網羅している感じで、熟練レベルは、臨機応変に対応できる能力を有していると考えていいでしょう。

ともに、合格すると「キャリアコンサルタント」として登録するので、大きな枠で考えると同じです。

相談者さんからすると、なにか目印のようなものをつけてもらわない限り、標準レベルの人か熟練レベルの方かの区別はつかないかなと。

標準レベルの人でも、相談対応がすごく上手い人もいますので。

熟練レベルを求められる

ただ、ハローワークで働く仲間から聞くと、最近は上層部から「キャリコン2級を取得するように」とのお達しがあるそうです。

実際、ハローワークのなかでは、キャリコン2級を取得している人は待遇がよくなるケースがあります。

たとえば、1年更新の契約社員で働いているときに、翌年度も更新してもらいやすくなったり、すこしお給料がアップする立場になれたりするそうです。

なので、キャリアコンサルティングど真ん中で働いている方は、キャリコン2級まで目指す方が多いですね!

「国家資格キャリアコンサルタント試験」と「国家検定キャリアコンサルティング技能検定2級」を比較すると、大きな枠で言うと「キャリアコンサルタント」として名乗るので違いはありませんが、ハローワークなどで働く場合は熟練レベルまで目指すとメリットも大きくなります!

両者の具体的な違いは

では、両者の試験において、具体的な違いをもう少し見ていきましょう。

  1. 学科試験は標準レベルのほうが難しい
  2. 論述試験は同じような感じ
  3. 面接の持ち時間の違い
  4. 方策、提案まで求められるかどうかの違い

1)学科試験は標準レベルのほうが難しい

これは、意外かもしれないのですが、学科試験(4肢択一式/50問)については、標準レベルのほうが難易度が高いですね。

なので、標準レベルの学科試験に合格できるのであれば、熟練レベル2級は合格できる可能性は高いです。

学習範囲もほぼ同じ。

標準レベルの方がややこしい問題、やや細かいところの出題が目立ちます。一方、熟練レベル2級では、素直な問題が多い。引っかけも問題も少ないですね。

最初からキャリコン2級も視野に入れてる場合は、標準レベル学科とキャリコン2級の学科を同時受験するといいですね。

【効率的な受験プランの一例】

「国家資格キャリアコンサルタント試験」の学科と実技(論述と面接)を申し込み。一方で「国家検定キャリアコンサルティング技能検定2級」の学科だけを同時に申し込み。

2級の実技(論述と面接)は、そのあとの回で受験する。

2)論述試験は同じような感じ

次に実技の論述試験ですが、こちらは標準レベルも熟練レベルも、ほぼ同じような感じですね。

なので、個人的には難易度もさほど変わりはありません。

ともに、暗記を求められる試験ではなく、キャリアコンサルティングとは何かを理解して、キーワードを使って、わかりやすい文章で書くことができれば問題ないですね。

ただ、記述量が熟練レベルのほうが多いことと、やや詳細に記述を求められるので、そこは書く練習は疎かにしないようにしましょう!

標準レベルも、熟練レベルも毎回「問い」の内容は決まっています。逐語記録(相談者とキャリアコンサルタントの会話)の内容だけが変わりますので、ある程度フレームワークを固めて、よく使うキーワードを反映する訓練を積めば合格点を取りやすくなります。

3)面接の持ち時間の違い

標準レベルと熟練レベルの違いは、なんといっても「面接」です。

難易度などの詳細は別記事に譲りますが、まず「面接の持ち時間」が違うということを忘れないように!

  • 標準レベルは、60分のうちの15分を試験で評価される。
  • 熟練レベルは、1回20分の面談で終了するという前提で、それを20分間評価される。

これは、かなり大きな違いです。

このあと4)で説明しますが、どこまで進めるのかに大きな違いが出てきます。

標準レベルの場合は、この後まだ45分持ち時間が残っているので、最初の15分間はゆったりリレーション(関係構築)のことだけ考えていればOKなんですよね。

でも、熟練レベルの場合はそうはいきません。

一応、20分で終わらせるという前提があるので(実際には終わらなくても構いません)、あまりにもゆったりとし過ぎると合格基準に達することができません。

システマティックアプローチに従って、少なくとも目標共有、方策に少し入る程度までは行きたいところです。

なお、システマティックアプローチについてはこちらの記事をご確認くださいね。

「面談の持ち時間」を意識して、どう展開するかをイメージしながら練習しましょう。実務でも、与えられた時間で、どう支援が出来るのかは大事になってきますので!

4)方策、提案まで求められるかどうかの違い

先程の持ち時間との兼ね合いで、熟練レベルは1回の面談20分完結を想定しています。

実際の合格者は、尻切れトンボで面談を終了してる方が多いです。それでも、合格は普通にできますので。逆に、合意も取れていないのに強引に進めていくやり方をすると確実に不合格になってしまうので、ご注意を!

熟練レベルでは、キャリアコンサルタント視点からクライエントさんの問題点を把握できているか。

それを前提にどんな目標を立てて、どういった方策を提示できるのか。

このあたりのスキルを習得できているからこそ、熟練レベルと認定されるのです。

「国家資格キャリアコンサルタント試験」面接と、「国家検定キャリアコンサルティング技能検定2級」面接を同時に勉強すると、混乱してしまうかもしれませんので、そこは講師の方にしっかりと相談するようにしてくださいね。

 

以上、【違い】国家資格キャリアコンサルタントと国家検定キャリコン技能士2級について、解説してきました。ぜひ、参考にしてくださいね!

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