【初心者】キャリアカウンセリングの基本とコツ、方法【ピューイ】

キャリアコンサルタント、対人支援に役立つ小話

相談業務、対人支援業務の経験が浅いひと、初心者のかたからすると、キャリア・カウンセリングをする時に、本当にこの方法であっているんだろうか、と不安になるかと思います。

キャリア・カウンセリング(ここではキャリアコンサルティングも同じ扱いで話をすすめる)は、「キャリア」という言葉が前にくっついていますが、いろいろなカウンセリング手法を取り入れており、感情的、認知的、行動的、発達的アプローチのすべてを取り入れています。

なので、たくさんのことを学ぶうちにアタマの中が混乱してしまう恐れもあります。

まずは、各種手法に「共通」する「基本事項」を抑えておきましょう!

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【初心者】キャリアカウンセリングの基本とコツ、方法

まずは、いろいろなキャリア・カウンセリングの方法について簡単にみておきますね。

  1. マイクロカウンセリング
  2. ヘルピング
  3. 現実療法
  4. コーヒーカップモデル

1)マイクロカウンセリング

この本が一番有名ですね。

私もカウンセリングを勉強仕立ての頃にがっつり読み込みましたね。この本にはDVDもついているので初心者にはおすすめです。

ここでは細かい紹介は省きますが、カウンセリングに一貫して共通する部分を「マイクロ技法の階層表」としてまとめあげたものになります。

土台に「基本的な関わり技法(非言語、伝え返し、言い換え、感情反映、オープンクエッション、クローズドクエッション)」があり、そこから必要に応じて問題解決を促していく技法(情報提供、指示、解釈、論理的帰結など)を使っていく感じになります。

2)ヘルピング

カーカフによって提唱された、支援を4段階の流れとして示したカウンセリングモデル。

簡単に説明すると以下のとおり。

※キャリアコンサルタント学科試験を受験される方は、下記は簡略版になりますので、テキストなどで正確な暗記をしてくださいね。

丁寧に関わっていく(ラポール形成)

事柄を聴きとる、感情を理解、考えや価値観に関わりながら「自己探索」につなげる

意味、感情、問題の明確化により、さらに「自己理解」を深めてもらう。目標を決める。

目標を達成するために計画を立てて実行してもらう

3)現実療法

グラッサーによって提唱された、現在の満たされない重要な人間関係に焦点をあてた問題解決をはかるカウンセリング手法。

グラッサーの「選択理論」は自己啓発セミナーでも頻繁に取り上げられます。

私もかなり影響を受けていますし、自身で能力開発セミナーをするときにはかなり参考にしている内容ですね。

4)コーヒーカップモデル

國分康孝先生によって考案されたカウンセリングモデル。

カウンセリングプロセスの流れを図解したときに、コーヒーカップの断面図に似ていたとのことで命名されたようですが、正直個人的には「ハテナマーク」がいっぱいでした(笑)

ちょうどコーヒーを飲みながら思いついんたんでしょうねw

内容は至ってシンプルです。

リレーションづくり

問題把握

問題解決の段階

【ピューイ】包括的・折衷的アプローチの特徴

では、ここからは対人支援の経験値が浅い方が、キャリア・カウンセリングを実践していくときのコツや注意点についてお伝えしていきますね。

キャリア・カウンセリングのシステマティックアプローチを提唱した【ピューイ】を参考として、包括的・折衷的アプローチの特徴を紹介しつつ補足解説していきます。

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  1. すぐに「問題」の所在を見つけようとしない
  2. 過去の相談経歴を知る
  3. 悩みの核心をつかむ
  4. クライエントの感情、思考、行動のクセを把握して、調整できること

1)すぐに「問題」の所在を見つけようとしない

「問題」の所在を見つけるのではなく、まずやらなければいけないことは「相談にきた理由」「今日、聴いて欲しいこと」を把握することです。

実際、人は問題を持っっているのではなくて、持っているのは心配、困難、状況、人間関係、生活条件である。クライエントがこれらについてどのような変容を望んでいるのか、どうしたらそれができるかを、自らが援助することである

  • 今どんな気持ちになっているのか
  • どんな状況に立たされているのか
  • 今どんな困ったことがあるのだろうか
  • 相談者の人間関係はどんな感じなのだろうか など

こういったことをしっかりと理解したうえで、相談者が望んでいる未来を聴いてあげることで、それに向かってキャリアコンサルタントして何ができるかを考えていきましょう。

2)過去の相談経歴を知る

まず、大事なことは過去に別のカウンセラーに相談をしているのなら、どんな感じだったのか概要だけは知っておきましょう。でないと、あまりにも急に違う方法で対応してしまうと混乱をさせてしまうかもしれないので。

カウンセラーは、クライエントがその援助を求めていることについて、すでに誰かに援助を求めたかどうかを知る必要がある

もちろん、そこから徐々に違ったアプローチで応対していくことはまったく問題ありません。

それと、プロのカウンセラーだけでなく、家族、友人知人、会社仲間などに相談している可能性もあります。

その時にどんなアドバイスをもらっているのか、どう受け止めているのかも把握しておくことで、スムーズに進めることができます。

3)悩みの核心をつかむ

初回インテーク面談では、関係構築を重視しつつ、どの事柄に焦点を当てて話を進めていくべきかをつかまなければいけません。

カウンセラーは会話の中からカウンセリングにとって意味のある事柄を探し出す能力を持つべきである

キャリアコンサルタント面接試験対策をやっていると、クライエントさんの悩みとまったく関係のない話をダラダラと話を聴いていく受験生がいます。

「クライエントさんが今日いちばん話したい内容はなにか?」

これを常に忘れてはいけません。悩みにつながるがるキッカケや出来事、状況、原因、考え方などがあるはずです。

そこから離れすぎないように話を展開していきましょう!

4)クライエントの感情、思考、行動のクセを把握して、調整できること

キャリアコンサルタントは、クライエントさんの中に眠る問題解決能力を信じるとともに、現時点でどれくらい変わっていける可能性があるのかも冷静に評価する必要があります。

カウンセラーはクライエントの問題解決能力と変容の可能性を評価する力を持つべきである

まず大事なことは、大前提として問題解決方法はクライエントさん自身が知っているということを信じてあげることです。

あなたが正しい方法、答えを教えてあげることが役割ではありません。

ただし、あなたはプロの相談員ですから、幅広い知識とスキルで必要に応じて助言、指導をおこなっていかなければいけません。

なので、クライエントさんの思考、感情、行動のクセを俯瞰的に理解して、必要なサポートを適時適切にやっていけることを目指してくださいね。

 

以上、【初心者】キャリアカウンセリングの基本とコツ、方法【ピューイ】について、解説してきました。ぜひ、参考にしてくださいね!

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