【キャリアコンサルタント面接試験対策】苦手な事例が出たらどうする?

キャリコンサルタント試験【実技】対策ヒント集

国家資格キャリアコンサルタント実技面接試験の場合は、キャリコン2級技能士検定と違って、最初から事例内容はわかりません。

本番はじまって「年齢、職業、家族構成」などがわかります。

事前に調べておくことが出来ず、その場で対応が求められます。

この点においては、キャリコン2級よりも難易度が高いとも言えます。

2級の場合は、先に事例内容をもらうので、仕事内容などイメージできなくてもネットや知人を介して調べることができるので、対応はしやすいですね。

国家資格キャリアコンサルタント試験は、事前に調べることができません。

なので、まったくイメージがわかないような職業や状況という可能性もあります。

このあたりについて、対処法ふくめて解説していきますね!

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【キャリアコンサルタント面接試験対策】苦手な事例が出たらどうする?

長年、対策講座をやっていると「先生、わたし年配者の男性が苦手なんです」「学生さん支援やったことがないのでイメージがわきません。どうしたらいいでしょうか」という質問をうけます。

苦手なクライエント像を自分で作り出してしまう現象ですね。

「作り出す」と表現したのは、本当は対応できるはずなのに、1回2回と過去にうまくできなかった体験がトラウマになって、どんどん苦手意識を強めてしまうんですよね。

そう思い込んでしまったら、ますます上手くできなくなる。

いつのまにか「本当に私は年配者の男性が苦手なんです。いつも失敗してしまいます」ってことになります。

苦手像を「作り出しやすい」ケース

  • 自分が体験したことがないのでイメージがわかない
  • 性別が違う
  • 年齢差がありすぎる
  • 生理的に苦手な人がいる

4つめの生理的に苦手な人は、他とはすこし種類は違いますね。

これは、そもそも対人支援業をやっていくのなら、いろいろな人と出会うので避けられません。というか、対人支援をやりたいひとは、ある程度「人」に興味がないとやっていけないかなと。

なので、生理的に苦手なひとがいても(そういう人がいても構いません)、うまくやりこなせるようにしていきましょう!

「性別が違う」「年齢差」については、結局はイメージが湧きづらいということですね。

たとえば、私は男性で家族は夫婦のみ。

となると、子供はいないので子育てに絡む事例や、働きながら仕事と子育ての両立で悩む女性の相談を理解できないのか。

そんなことはありません。

もちろん実際に体験していないので、専門的なアドバイスをすることはできませんが、話をお聞きしていると状況はおおよそ理解できてきます。

大事なことは、クライエントさんの気持ちや考え方を理解すること。さまざまな対人支援方法を利用しながら進めることで認知の変化や行動変容、内面変化に関わることができます。

自分が体験したことのないことやイメージが湧きづらい事例の場合は、まずはできる限りの範囲で状況や環境の理解につとめる。そして、クライエントさんの気持ちや考え方を中心にして進めていきましょう!

具体的対処法

では、もう少し具体的に「対処法」を解説していきますね。

  1. 相手にすべて教えてもらうという姿勢
  2. 細かいことにこだわらない
  3. 感情、価値観を中心に対応する
  4. ネットで調べてみる

1)相手にすべて教えてもらうという姿勢

まず、この試験をうける場合のあなたの姿勢そのものについて考えなおしてみましょう。

現状のキャリコンサルティングの試験では、不特定多数のいろいろな相談を受けることが大前提です。

私は「”学生相談員専門”なので、中高年のセカンドキャリアについてはわかりません」ということは言えません。

となると、年齢、性別、仕事内容などいろいろな相談内容に対応できる必要がでてきます。

試験でもそういう中での対応を求められているということです。専門分野に分かれての試験ではないので。

だから、本質的なことを聞き取って対応できれば問題ありません。

イメージが湧きづらいものについては、素直にクライエントさんに聞けばOKです!あまりにも身構えてしまうと、深みにハマってしまいますので。おおよそ、理解できれば大丈夫くらいで考えておきましょう!

2)細かいことにこだわらない

先ほどの話しとほぼ同じなのですが、細かいことにこだわらないことが重要です。

これは、あなたの性格や普段の仕事内容などが影響していると思います。

  • 細かいことを理解できないと気持ちが悪い。
  • 正しく理解できないと次に進むことができない。

普段からこういった仕事をされているかたや、あとは性格的にこういうタイプの人は注意しましょう。

たとえば、相談者さんがこんな相談をされたとします。「私は公認会計士で監査法人に勤務しています。そのなかで内部統制監査に関わっているのですが、そのなかに内部統制の有効性の評価という内容があるんです。この評価の考え方について上司と考え方が違うので納得いきません。」

まず、細かいことにこだわる人は「内部統制の有効性の評価」がわからないので、ここを聴くことになるんですね。

「内部統制の有効性の評価がわからないので、どんなものか教えてもらってよろしいでしょうか」と。

ま、これくらいならいいのですが、この説明をしてくれたとしましょう。

それでも、またわからないことが出てくる。

それが気持ち悪いので、さらに細かく質問を重ねる感じですね。

こういった面接ロープレは、時間のムダになることが多いです。結局、それが理解できても相談者さんの悩みは何も解決に進まないので。だいたいの状況、内容がわかれば次に進めていきましょう!

3)感情、価値観を中心に対応する

さきほどの事例だと、何が大事になるのか。

有効性の評価の考え方について上司と考え方が違うので納得いきません。

ということなんですよね。

  • どういう風に考え方が違うのか。
  • これまでにどんな議論を交わしてきたのか。
  • どんな気持ちで日々の業務に取り組んでいるのか。

ここをお聴きしていくなかで、必然的に仕事内容も補足的に理解が深まってきます。

どうしても、もう1歩突っ込んで仕事内容を理解したほうがいい場面があれば、そのときに聴けばいいですね。

大事なことは、クライエントさんの気持ち、考え、価値観。まず、こっちが先決。そのうえで、具体的な仕事内容を理解したほうがよい部分は、必要に応じて追加で説明してもらえば十分だということですね。

4)ネットで調べてみる

そうはいっても、いろいろな種類の職業や立場のひとの気持ちや考え方、多い悩みを幅広く知っておくことは、相談業務をやっていくうえでは重要になります。

いわゆる「感度」なんですね。

気持ちを察する、価値観を察する、考え方を察するということ。

わたしは常々、有料会員コミュニティー複合型研究施設「Shien.Lab」で、「感度を高める」必要性について何度もくり返し伝えてきています。

この「感度」ってそんなに簡単には身につかないのです。

私自身がどう身につけてきたのか。日々訓練しているのか。

私は読書が基本ですね。いろいろな人の考え方に触れること。さらにTV、新聞、ネットでの「一般人の声」にアンテナを貼っています。

ま、訓練ってことではなくて、興味があるから自然とそういう声に敏感になるといった感じですね。

意図的に「感度をあげていく」(イメージできる範囲を広げていく)場合は、ネットで「悩み」を検索してみることがいいですね。

ヤフー知恵袋などには、毎日いろいろな悩みが書き込まれています。

自分が苦手だなと思う事例を打ち込んでみてくださいね。そうすれば、いろいろな人の考え方や価値観を知ることができますので!

過去に出題された面接事例の内容概要について、12ケース紹介していますので、こちらも参考にしてくださいね。

 

以上、【キャリアコンサルタント面接試験対策】苦手な事例が出たらどうする?について、解説をしてきました。ぜひ、参考にしてくださいね。

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