【価格設定】カウンセリング料金の設定は?いくらが妥当か?

キャリアコンサルタント、対人支援に役立つ小話

カウンセリング業をフリーランスでやっていきたい。

価格設定をどうするか。いくらが妥当なのか悩む人もいるでしょう。

結論からいうと、あなたが1時間相談を受けることに対して、これくらいなら満足という基準に設定すべきですね。

もし1時間で5千円で満足というのならそれでOKです。

いや、5千円ではちょっとしんどいかな。1時間1万円くらいはもらいたいと思うのであれば、1万円に設定しましょう。

カウンセリン業とやっていくときに、価格設定をどうすべきかについてもう少し深掘りしていきます。

今日はあくまでも「カウンセリング」料金です。コーチング、キャリアコンサルティングについてはまた別記事で。

【価格設定】カウンセリング料金の設定は?いくらが妥当か?

まず、基本的な考えとして、自己犠牲でやるべきでないと思います。

もし、ビジネスでやりたくないのであれば、ボランティアで苦しんでいる方の話を聞いてあげればいいので。

カウンセリング業をやっていく上で、自身の考えがしっかりとしていないとお互いにとって良くないですね。

あなたが「満足」できる基準で

あなたは1時間いくら位もらえれば満足できますか?

「お金はいくらでもいいです。相談者さんに喜んでもらえれば」と曖昧な返事はなしです。

先ほども言ったとおり、喜んでもらえればいいというのであれば、ボランティアでやりましょう。

今はビジネス、仕事としてやっていく前提なので。

自己犠牲では続かない

まず、あなたが「満足」できないと良い面談ができない可能性が高くなります。

たとえば、相談者から1時間3千円で相談のってもらえないしょうかと問い合わせが入りました。あなたは、本来時給6千円を希望していますが、少しでもお役に立てるならとOKをだしました。当日相談を受けていると何となく波長があわない。単純に生理的に苦手なタイプだったとします。

こういう時に、人は「時間」のことを考えるんですよね。

「しんどいな。早く時間経たないかな」

もっと奥底では「もったいない時間を過ごしたな・・・。損したな」とか「半額だし何とかこの時間はやり過ごそうかな」と考えてしまったり。

これが、ちゃんと満足できる金額水準で相談を受けていると、どんな場合でもちゃんと話を聴こうと思いやすくなるんです。

「いや、私はお金の高い低いでそんな差をつけることはありません」という人は、では、何のための価格設定なのかを再度考えてみてくださいね。

あと、あなたが満足できていない金額設定で数百人、数千人のひとの面談を受けていった時のイメージをしてもらえれば。

時間に追われる。しんどいな・・・。と自己犠牲にならないように注意をしましょう!

カウンセリングは「善意」の考えがあるので料金設定が難しい

カウンセリングは、悩まれている人の話を聴いてあげて元気になってもらいたい。笑顔になってもらいたい。という気持ちがありますよね。

だからこそ、カウンセラー業をやりたいと思うわけです。

  • それなのに、お金をもらうということは相談者を困らせることになるのではないか。
  • せっかく元気になってもらいたいと思っているのに、相談者はお金が減ってしまうことに対して悲しい気持ちになるのではないか。

カウンセラーは心優しい人が多いので、どうしても料金設定をすることが難しくなるんですね。

どう考えればいいのか?

では、どう考えればいいのか。

まずは、あなたが「傾聴」の価値をしっかりと値付けすべきです。

それと、自分の時間価値と。

クライエントの人生も大事ですが、あなたの人生はもっと大事です。

経済的な側面も含めて、あなたが幸せだと感じられる時間を過ごすべきなんですね。

人ぞれぞれ

それを決めれば、他のカウンセラーや平均価格とか気にする必要はありません。

仮に、あなたが1時間3万円と思ったのであれば、それだけの価値を提供できるようにひたすら専門分野を極めて、あなた自身の価値を高めるだけです。

相談者は、3万円を払ってでもあたなに相談を聴いてもらいたいわけですから。

あなたも満足だし、相談者も3万円の価値を十分に感じて大満足だと感じてもらえるはず。

 

以上、カウンセリング料金の価格設定はどう決めるか。いくらが妥当な金額なのかということについて考察してみました。

参考にしてみてくださいね。

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