キャリコン面接のフィードバックで必要なこと

キャリコンサルタント試験【実技】対策ヒント集

(株)TADAJUKUでは、Shien.Labプロフェッショナルコースにおいて、キャリコンサルタント試験実技面接ロープレを教えたい(フィードバックしたい)人に対して、指導も行っています。

受験生に対して適切なフィードバックをするためには、私はかなりの知識と経験値が必要になると考えています。

かつ、フィードバックに対して責任をとれること。薄っぺらい知識や感覚で教えないことを大切にしています。

では、キャリコン試験対策講師としてフィードバックするときには、どんなことが必要なのか。多田の意見を書いておきますね。

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「教える」ことに対して基本スタンス

私はキャリコン試験対策をスタートして7年。それ以前も、大手専門学校で講師業を16年やってきました。

「教える(受験指導)」ことに対しては、20年以上の経験があり、強いこだわりを持っています。

まずは、受験生に教えるときの基本スタンスを簡単に3つ見ていきましょう。

1)圧倒的な知識を習得する

当然といえば当然のことですが、人にものを教えるということは、その分野において相当の知識を持っていなければいけません。

私が勤務していた学校では先輩講師陣からOKがもらえない限りは登壇することは許されませんでした

ロープレ面接の場合は、なんとなく感覚的にフィードバックができちゃいますが危険です。

カウンセリングスキル、コーチングスキル、心理学系の本を読破して、自分なりに落とし込みができているレベルになっていなければいけません。

あえて何冊以上かということは書きませんでした。何冊以上というより血肉化できているかどうかが大切です

2)プロ意識を忘れてはいけない

さきほどの内容と似ていますが、他人に教えるわけですから、プロ意識を忘れてはいけません。

大事な受験生の時間を頂戴しているわけです。自分のことを信頼してくれて話を聞いてくれています。もし、お役に立てないようなフィードバックなら受験生に迷惑がかかります。

講師が偉いとかそういう話ではなくて、受験生の期待にこたえられるように一生懸命対応する姿勢が必要となります。

3)満足を提供する

講義時間が終了したときに「本当に教えてもらってよかった」と満足を提供できることがすべてです。

レストランでは、美味しいものを提供してお腹いっぱいなってもらうことで、満足を提供しますね。

講師は受験生が悩んでいることやわからないことを、教えることで解決してあげなければいけません。内容を理解してもらって、実際に自分で問題を解けるようになる(ロープレができるようになる)ことで、満足を提供できることが必須となります。

キャリコン講師としてフィードバックするときに必要な能力

では、もう少し具体的に、実技試験ロープレのフィードバックをするときに必要な能力を5つ見ていきましょう。

先日、こんなツイートをしました。

この5つの内容について補足していきます。

1)わかりやすく説明すること

ロープレ実技に限った話ではないのですが、どれだけわかり易く丁寧にフィードバックができるかどうか。

「わかりやすさ」というのは、相手が理解できるレベルで話をしているかどうか。どんな言葉を使って伝えてあげれば理解しやすいのかを常に考える癖が必要です。

私は自分が理解する能力がさほど高くないので、自分がどう説明してもらったら理解できるのかを常に考えています。

あとは、日々アウトプット訓練。このブログもそうですね。

わかりやすく伝えることにはどうすればいいのか、日々練習を積むことが必要だと思います。

2)どんな事例になってもどう対応すべきかの基本が頭に入っていること

国家資格キャリアコンサルタント試験の場合は、どんな事例が飛び出すかわかりません。

話の内容が本当に重い内容もあるし、状況設定が複雑でよくわからないケース、解決するには相当厄介なケースなど。

もちろん自身が実際に体験してるとか体験していないとか一切関係ありません。

どんな事例になったとしても、どう対応していけばいいのか、ある程度の枠(フレームワーク)があります。

これは、決めつけているのではありません。

基本的なフレームワークを徹底的にアタマに入れておかないと、フィードバックが感覚的なものになってしまうということです。

3)単に気持ちに寄り添いましょうとか抽象的にならないこと

講師は、より具体的にどうすれば出来るようになるのかを伝えなければいけませんが、抽象的なフィードバックになりがちです。

例えばこんな感じですね。

  • 感情ワードを拾ってくださいね
  • 気持ちを聴いてあげましょう
  • オープンクエッションのほうがいいですね
  • 外部資源(サポートできる人)にも目を向けられるといいですね
  • 気づきを与えられるような関わりが大事ですね  など

これだと「なんとなくそうなんだ」という程度で、受験生は具体的にどうすればいいのかわかりません。

4)より具体的にどう対応したらいいかの一例を示すことができること

3)の続きになるのですが、逐語のこの場面では「◯◯◯」という対応をされていましたが、「△△△」と関わってあげればもっとよくなると思いますよ。

とか、改善ポイントになってくる箇所については、徹底的にわかりやすく具体的にフィードバックできる必要があります。

その事例だけでなく、自分の中にある引き出しからサッと別の事例を使いながら説明してあげたほうがわかり易いだろうなという臨機応変な対応ができるようになるとプロレベルですね。

5)一番の課題を見抜けること

ロープレが苦手な受験生は、たくさんのことをフィードバックされても一気に修正ができません。

まずは一番の課題をすぐに見抜けること。

できれば、ロープレ全体を通じての課題と、この事例においての一番の勝負どころになる課題を伝えてあげることが必要です。

  • 全体的に話すスピードが早いので、ゆったりと「マ」を取ることを一番に意識しましょう
  • 今回の事例であの場面で「◯◯◯」という対応をできれば、もっとよくなったと思います

それ以外の課題についても、もちろん全部お伝えしますが、一番重要な課題については何度もわかりやすく伝えることが大事になります。

 

以上、キャリコン実技面接ロープレの講師側(フィードバック)をするうえで必要なことについて書いてみました。

講師をされる方は参考にされてくださいね。

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